コ ラ ム  ちょっと意見をゆうこ 葛城市議会議員
 吉 村 ゆ う こ
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當麻庁舎の耐震問題、大字平岡の土砂について
平成26年第1回葛城市議会定例会会議録(第2日目)
平成26年3月11日より抜粋
 【会議録はこちら】

吉村優子 議員
 それでは、質問させていただきます。
 當麻庁舎の耐震問題について、この件に関しましては、平成23年12月議会におきまして、庁舎の統合について質問をさせていただいた際に伺っています。その後、翌年の平成24年には、耐震診断のための現地調査が行われ、また、その結果をもって、公的機関の財団法人奈良建築住宅センターに判定依頼されました。
 それによります結果報告は、昨年の3月議会におきまして、春木前議員が一般質問されました際の答弁の中で明らかになっています。
 具体的に8つの改善箇所が示され、耐震改修は必要であるとの結論に至っています。
 ただ、行政側の意見としましては、平成25年度に、有識者によりますファシリティマネジメント検討委員会を設置し、市内公共施設として保有する資産やそれらの利用環境を総合的に企画、管理、活用する資産活用を推し進めていく中で、今後の方向性については、補強工事を行うのか、また仮設市庁舎を建築し、建替えるのか、また、機能の移転を含め、財政状況もよく見きわめた中で、いずれの方法が最もよいのかを検討していきたいとの答弁がされています。

 先日の市長の平成26年度施政方針の中でも、統廃合も含めた検討の必要性を述べられていました。そこでお伺いしますが、ファシリティマネジメント検討委員会を含め、その後の進捗状況について、お伺いしたいと思います。

西川議長西川議長
 山本総務部長。

山本総務部長 失礼いたします。総務部の山本でございます。よろしくお願いいたします。
 それでは、ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。
 當麻庁舎も含めた公共施設の耐震課題面での現在の取り組みについて申し上げます。現在、本市には、新庄・當麻両庁舎を初めといたしまして、公共施設139施設があるわけでございますが、これらの施設の多くは、建築後、相当年数がたち、老朽化も進んでいるのが現状でございます。
 こういった現状のもと、公共施設の適正、効率的な管理、また、活用、長寿命化等につきまして検討するために、平成25年度に、国や県のファシリティマネジメントに係ります専門部署の職員の方、市民代表の方、大学教授、学識経験者といった有識者が入った中でのファシリティマネジメント検討委員会を設置させていただいたところでございます。

 また、現在、緊急雇用創出事業を活用した中で、公共施設のマネジメントのための基本調査業務を進めてきておるわけでございます。
 この事業では、庁舎系の施設を初め、教育施設や社会福祉施設、集客施設、住宅系の施設や公民館などの施設を対象といたしまして、各施設の建築年次、構造、面積、階層などの基礎データの調査に加え、同類施設の維持管理経費を比較するための光熱水費のデータ調査や、また、施設利用人数調査も行うなど、基本的な各施設の調査を行っているところでございます。 現状につきましては、以上でございます。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 山本部長よりお答えいただきました。ありがとうございます。
 市長の施政方針の中にも、このファシリティマネジメントの検討委員会については触れられておられましたけれども、その中で、委員会を立ち上げて、3年をかけて検討するとありますけれども、今後につきましては、どのようにされようとされているのか、その点についてお伺いしたいと思います。

西川議長西川議長
 総務部長。

山本総務部長 今後の取り組みについてでございます。これまで、本市が保有いたします全施設の状況が見えてこない中で、各施設ごとに、単発的な改修工事などを実施してきたという経緯があるわけでございます。
 これまでのように即時処理の対応をすることよりも、全体の施設の現状把握を行ったもとで、中長期的な視野に立ち対応することがいかに重要であり、また、必要であるかという認識のもとに、平成26年度は、今年度行った施設の基本的な調査に加えて、建築士によります屋根、外壁及び床や壁、天井などの内外装や、また、電気、給排水、エレベーター、空調などの設備関係の劣化度を目視によって調査を行うとともに、各施設で把握しております過去の修繕履歴を取りまとめ、今後、施設維持に係ります経費がおおむねどの程度かかるのかといったライフサイクルコスト、これの試算を行う予定をしておるところでございます。
 あわせて、昭和56年以前の旧耐震と呼ばれるコンクリート造の建築物につきましては、その躯体の状況を把握するために、コンクリートの中性化調査も予定いたしておるところでございます。
 これらの調査資料をもとにいたしまして、施設の個別情報をより深い内容で整理いたし、ファシリティマネジメントの検討材料として、検証活用いたしてまいりたいと考えておるところでございます。

 そして、3年目以降でございます。ただいま申し上げました調査資料をもとに、その施設が担っております利用目的が果たされているのか、また、重複している機能は何なのか、その機能を移転できるのか否か、今、必要とされている住民のニーズに合致しているのかといった内容も踏まえまして、ファシリティマネジメント検討委員会の皆様からご意見を十分いただき、必要となる施設につきましては、耐震化や長寿命化を図るなど、各施設にとって最適、最良となる方向を見出していきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 ありがとうございます。今、聞いていますと、あらゆる施設を総合的に考えるということなんですけれども、私が今、質問している當麻庁舎だけで考えさせていただきますと、災害時には、第1次、第2次避難所というのが指定があるわけですけれども、庁舎も市民が避難するであろう場所です。
 また、災害復旧に向けての1つの拠点ともなるべきところだというふうに私は認識しております。例えば、地震が起こったとき、来庁した市民、庁舎内で働く職員の命を守ることはもちろんですけれども、避難してこられる住民を受け入れる体制をつくるためにも、庁舎として存続をさせるのであれば、しっかりと耐震改造をすべきだというふうに思います。

 先ほどもありました、あの東日本大震災からきょうで丸3年になりますけれども、大震災発生から5カ月後の8月、私は宮城県庁に行く機会がありました。
 その際、そのときの庁舎というのは、5カ月たっていましたけれども、まだまだ雑然としたものがあり、それは地震そのものの後の雑然とした部分ももちろんありましたけれども、住民が災害を逃れて、身を寄せていた後のそういった部分も随所に見受けられました。
 実際、職員の方からは、地震直後は、多くの県民の方々が避難してこられましたということもお聞きしました。施設の維持管理とサービス提供の機能は別であると、

市長は施政方針の中でも述べられています。サービスの提供をどこで行うのか、また行えるのかという視点からも検討すべきであると考えていますとも言われています。
 前回、この質問をしましたときにも言いましたけれども、當麻庁舎につきましては、その機能を、當麻庁舎の向かいである、例えば、當麻文化会館に移すことも視野に入れ、庁舎の存続については考えていただきたいというふうに言わせていただいています。そこで、これらについて、市長の考えを伺っておきたいというふうに思います。

西川議長西川議長
 市長。

市長 市長
 吉村議員の質問にお答えをさせていただきます。
 議員の立場から、いろいろと、これも心配やと、あれも心配やと言われるのは当然のことだろうと思います。
 前回の12月の質問では、住民の皆さんが避難をする大字の公民館とか集会所、これが第1位やから優先やから、その建替えとかをやってください。
 今回、でも、當麻庁舎も大事やからやってください。
 僕らの立場としたら、どっちも大事ですから、何をどういう形で優先をしていくのかということを、先ほど部長が説明をしましたとおり、139ある施設を全て調べさせていただいて、その上で、改修しながら保有をし続けるものなのか、それとも、建替えるべきものなのか、また、統廃合していけるものなのかというものを、データをもって調べていかなければわからないというところです。

 それと、葛城市が合併してから、一番先に何に着手をしてきたかといえば、学校の耐震化、子どもたちのふだん勉強しているところであり、なおかつ、避難場所になる、広域避難所になる学校の耐震化と体育館の耐震化等に、一番最初に着手をさせていただいた。
 その中には、子ども第一という考え方、それと、国の方から有利な財源、補助金が3分の1ないしは2分の1の補助金が出てくるということと、さらに、合併特例債を使って、市の持ち出しがほとんどないという有利な条件が整ってきた、それで、学校の耐震化、これもう既に100%達成をさせていただきましたけれども、やってきました。

 これから調べて考えていくものについては、庁舎については、一切の補助金はありません。 ですから、どういう形で維持をしていくのかとか、いろんな知恵を出しながら考えていかなければならないということです。
 財源としては限られた財源しか葛城市はないわけですから、その中で、今、ファシリティマネジメントの検討委員会というのを3年間、平成25年度、平成26年度、平成27年度の3カ年かけて方向性を見出しますということをやっておりますけれども、国土交通省の方からは、また、これとは別に、道路または橋の維持管理に関しても、市の方がいろいろと調べて、だめなところは変えていきなさいということも言われています。

 今まで、高度経済成長の時代や、また、バブル終わってから崩壊のときには経験をしたことのない、コンクリート造の建物をどうやって維持管理していくのか、今までは建てるだけでした。
 建てて、それを使うということだけを考えてきたらよかった時代から、それを修理するのか、もう一回建て直すのか、それとも、やめてしまうのかということも含めて、考えていかなければならない新しい概念の時代に入ってきたということをご認識いただきたいと思います。
 そのための、維持管理の費用というのは、今、まだ、国の方からはほとんど示されていない。どうやっていくのか、公明党さんの方からは、耐震等のニューディールとかという形で国の方に要望されたりしておりますけれども、しっかりとその財源等も確保しながら考えていかなければならない時代にある、今、その条件をどうやって葛城市が保有している施設、橋、その他のものについて、ちゃんと把握をした上で、それをどうやっていくんかということの今、ちょうど過渡期にあるというか、考えていかなければならない、整理をする段階にあるんだということをご認識いただいた上で、なおかつ、早期に着手をしていかなければならないものについては、その中で、着手をさせていただくという方向にさせていただ きたいというふうに思っております。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 前回私が一時避難所の公民館にと言いましたけれども、あれは努力している大字もあるから補助金を、負担を2分の1から3分の1、上限にしてくださいよということでお願いしました。今回の質問に関しましては、過去に一度しているわけです。
 そしたら、そのときの答弁が、一度耐震診断を行いますという答えでした。それで耐震診断をされて、結果が出ているわけです。それについても、まだあと3年待ってくださいという話に今なっているというふうに思います。
 その対応がね。それで、ファシリティマネジメントの会議、この間ありましたけれども、市長も出席なさっていると思いますけれども、そこではどんな意見が出たのか、ちょっと覚えておられたら。ファシリティマネジメントの検討委員会、先日、ありましたけれども。

西川議長西川議長
 市長。

市長 市長
 我々が責任を持たなければならない建物については、當麻庁舎だけではないということです。
 当然、災害が起こった場合の大事な拠点の1つにはなるけれども、當麻庁舎の耐震診断を行ったからといって、そこだけにお金を注ぐことができないということを今、言っているんですけれども、なかなかわかってもらいにくいのかな。

吉村優子 議員
 いいえ、わかっています。

市長 市長
 ファシリティマネジメントの検討委員会の中では、そのファシリティマネジメントの考え方自体は、やはり、主要な施設の把握を行った上でどうしていくのかということを議論していくという前提に、そういう前提に立っての議論ですから、だから、當麻庁舎がこうだから、先に手をつけなさいとかという議論ではない。
 そういう意見は検討委員会の中では、出てきていないというふうに思っています。市がどこの施設を主要な施設として出していくのか、それを平成26年度でどう検討していくのかということを、早く早くやっていきましょうというご意見は頂戴をしております。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 いろいろ事業のある中で、こういった命にかかわることをしなければならない事業はマストの事業だというふうに私は思っています。
 この建物の耐震は、このマストに当たるわけですけれども、今回、こういうふうに結果が出ましたけれども、この私たちの、これは今から言うことは、そちらの行政側は関係ないかもしれん。
 今、議会の方では、この議場の5階を改造するとか改装するという話も出ていますけれども、それはこうした命にかかわることではないので、これは余談になるかもしれませんけれども、機能として不便かもしれませんけれども、それは我慢して、今やるべきことではないのかなというふうにも思います。
 こんなふうな議論をしていますとね。この検討委員会で、先ほどから言っていますけれども、頻繁に行う、1年間にどれぐらいの頻度でこのファシリティマネジメントを行って、3年をかけてしようとされているのか、それもちょっとお伺いしておきたいと思います。

西川議長西川議長
 山本総務部長。

山本総務部長
 ファシリティマネジメントの検討委員会の開催数ということでございます。
 先ほど、説明いたしましたように、平成25年度、平成26年度と各施設の基本的な調査等々をしていくわけでございます。
 その都度、集約いたしましたデータをもとにその説明、また、本市の抱えておる公共施設の現状の特色といったものをまず理解していただくために、年数回でございますが、3回程度になろうかと思うんですけども、開かせてもらって、まず、委員の皆様に現状、葛城市の施設、他市と比べた中でどのような特徴があるのか、また、先ほど市長申されたように、急ぐものが何なのか、機能的に果たしておるのか、設置、建築当時の目的が満たされて利用されておるのか、そういった面も含めての開催、検討させていただきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 庁舎が、人が避難する場所でもあるというふうに言いましたけど、もう一つは、災害があったときに、すぐに復旧の方にかかるわけですけども、その復旧にかかるのは誰かというと、やっぱり職員の力だというふうに思うんですね。
 今、予算はない中でどうするんだ。一度結果が出て、これは耐震改造が必要ですよという結果が出たんですから、それだったら、その安全な場所にまず移って、それから検討するなら、全体をファシリティマネジメントでどの施設を残すかというのは必要だというふうに思いますけれども、そもそも、合併するというのは、2つのものが1つになってと、住民の考えとしてはそうですよね。経費も1つになる、軽くなるという思いで、合併のときは思ったように思います。

 この間も、私は、この庁舎どうするんですかと、庁舎の統合はどうするんですかと、ある市民に聞かれて、まだ今からですと言ったら、今年で10年ですよねと、まだこれからの議論ですかというふうに言われました。
 それが市民の考えだというふうに私も思っていますけれども。ですから、とりあえず、當麻庁舎は、私は経費の面も考えて、とりあえず、文化会館、あるいは今ある施設を利用して、職員の方を移動させてあげる、安全な場所に移動して、それから考えないと、もしかしたらあす、ぐらっとくるかもしれない。これは耐震に耐えれない施設であるというふうに結果が出ているわけですから、そのことを踏まえて、これから早急に検討していただきたいというふうに思いますけれども。

西川議長西川議長

市長

市長 市長
 合併のときに私は議員としておりませんでしたけれども、合併のときに吉村議員はいらっしゃったと思います。
 そのときに、庁舎に関しては、これは、私、引き継いでおりますけれども、庁舎に関しては残すということを前提に協議をされて、そのことを各議会で議決をされて、取り決められたというふうに私は聞いておりますし、何も決まっていませんというふうにお答えをされたというのは、私は違うんじゃないかなと思うんですけれども、庁舎を2つとも存続させるとかさせへんとか、どうしていくんだということに関してね。

 これを、災害が起こったときにどうしていくねんということも考えていかなければならない、それは当然のことやろうと思いますし、今、あることに関して、吉村議員は、前の文化会館か、もしくは、前のときは、ゆうあいステーションに持っていけばいいやないかというお話をされました。
 いろんなことを考えて、やはり、その庁舎の機能をどうしていくんだということを、今、こちらの方は、トータル的に考えていきたいという、そのタイムラグの問題について、ご要望いただいているんだというふうに思っておりますけれども、できるだけのことを考えて、この庁舎をどうやって存続をさせていくのか、それとも、機能移転をしていくのかということを、今、考えたいということで、サテライト型のまちづくり構想であるとか、ファシリティマネジメントであるとかということを提案させていただいているんだと私は思っています。
 いろんな議論があってしかるべきだと思うし、私が出していく案が常に正しいとは思っておりませんけれども、議論をしながら、どういう職員の配置が適切であるのか、また、耐震化についてどうやっていくべきであるのか、またこれからお互いに議論させていただきたい。
 今のところは、我々としてはこのまま進めさせていただいて、たちまち倒壊をするというような結果にはなっておりませんから、そのまま普通にあって、たちまち倒壊するというような結果にはなっておりませんから、それをどうやっていくのかということも含めて、議論させていただきたい、検討させていただきたいというふうに思っております。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 災害に関しましては、たちまち倒壊するという結果が出ていなくても、東日本でも本当に想定外のことが起こっているので、少しでも危ないということは、命にかかわることですから、ぜひ早急に、これは相手が住民であれ職員であれ、命の大きさというのは同じですので、それは早急に、これも並行しながらですけれども、耐震とファシリティマネジメントは少し違うかなという思いも私はしていますので、考えていっていただきたいというふうに思います。
 よろしいですか。

 では、次の、平岡の土地、山についてお伺いしておきたいと思います。
 先般の2月25日、大阪府豊能町において、大規模な土砂崩れがありました。積み上げられた残土によるものでした。このニュースを見て、大字平岡の土砂の山を連想し、土砂崩れについて心配された市民も多かったのではないでしょうか。
 この大字平岡の土砂の山につきましては、平成24年6月議会で一般質問をさせていただいております。その際には、平成25年10月までには、土砂の最終の高さを、赤池の堤防とほぼ同一の高さまでにするとの同意が、業者と大字間でされ ているとの報告がありました。
 ただ、口頭での約束ということで、文書を交わすようにお願いし、実際に、その後、覚書が交わされています。しかし、残念なことに、覚書に書かれたことは期限までには履行されず、それどころか、土砂の搬入がその後も続き、山の形状も変わり、平成新山と名づける市民まで出てくるまでになっています。

 そこでお伺いします。その後、両者間での話し合いがもたれたようですが、改めて、その内容と現況についてお聞かせ願いたいと思います。

西川議長西川議長
 河合産業観光部長。

河合産業観光部長
 産業観光部長の河合でございます。よろしくお願いいたします。
 ただいまの吉村議員の質問にお答えいたしたいと思います。
 覚書締結後における、その後の対応ということでございます。
 ご指摘の平岡地区の盛り土につきましては、平成22年の4月ごろから施工をされておるところでございまして、平岡区の役員会におきまして、施工業者との間で何回となく打ち合わせを行われておりましたが、平成23年11月開催の大字懇談会におきまして、平岡区より、この盛り土に関し大変危惧しているとの旨の話があったわけでございまして、市といたしましても、これを受けて調査を行い、平岡区と協議を行った経緯がございます。

 当初、平岡区より報告された内容といたしましては、平成23年12月25日において、平岡区と施工業者の間で、最終の盛り土の高さは赤池の堤と同等の高さとするとされ、竣工期間が平成25年秋までに完了するということで、両者同意されたところでございます。
 その後、平成25年11月におきまして、両者間で協議を重ねられた結果、平成25年12月20日付で、施工業者より平岡区に対しまして文書が提出されまして、竣工期日を平成28年12月に延期させていただきたい要望があったことで、平岡区として了承した旨の報告が区長よりあったところでございます。

 その内容といたしましては、最終の高さは赤池の堤と同じ高さとして、今後は残土の搬入より搬出を優先させる。また、工事期間中は文書の内容に基づいた進行状況確認のための、3カ月ごとに平岡区と施工業者が協議するとの内容となっておるところでございます。 以上でございます。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 ありがとうございました。その後、改めて文書の提出がなされたということですけれども、その中の内容に、残土の搬入より搬出を優先というふうに書かれているというふうに今、言われましたけれども、現場を見ていますと、どう見ても、搬入が優先というか、搬入しかされていないようにしか見えません。
 あれほどまでに積み上げられた山ですので、あえて山と呼びますけれども、条例等、法的に何か縛ることはできないのかという思いです。
 前回の質問時にも言わせていただきましたけれども、いわゆる土砂条例につきましては、施工が平成24年の4月ということで、この搬入が始まったのが平成22年ということで、施工前ということで、これは適用外ということでお答えいただいています。
 そうしましたら、騒音とか振動、ほこりといった環境面、また、景観の観点から注意喚起はできないものかということですけれども、担当部長にお伺いしたいと思います。

西川議長西川議長
 生野市民生活部長。

生野市民生活部長 市民生活部長の生野でございます。
 ただいま吉村議員ご指摘のように、土砂等による埋立て等の規制に関する条例は平成24年4月1日より施行しているわけでございまして、この地区に関しましては、条例施行の際、現に着手している事業でございますので、条例の適用はできないわけでございます。

 次に、環境及び景観面の件でございますが、今後、葛城山麓景観保全指定地区に指定されておりません。ですから、取扱基準によりまして、自然環境を保全することが特に必要な地域等には当たりませんので、一定の行為を制限することはできないわけでございます。
 しかしながら、騒音、振動等につきましては、状況に応じまして指導を行っておるわけでございますが、今 後も引き続き、敷地内へのダンプトラックの出入りや重機等の使用に関しましては、平岡区と連携を今まで以上に密にしながら指導を行ってまいりたいというように考えております。 以上です。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 景観面からいいましても、景観保全地区外ということで、これも適用しないということですね。ただ、環境面からいって、騒音やほこり、振動につきましては、近隣住民にとりましては深刻な問題ですので、これからも引き続き定期的な監視と指導をお願いしておきたいというふうに思います。
 前回の質問時には、農地転用の観点からも質問をさせていただいております。問題の土地の7筆は青空資材置き場の目的で転用されていますけれども、現状、目的外使用であるため、そのときの答弁としましては、できるだけ早く当初の目的である青空資材置き場として、現況復旧していただくよう指導していく予定ですというふうにされていますけれども、この点については、全然、今、現況復旧されていないわけですけれども、どのようにされようとされているのかお答え願いたいというふうに思います。

西川議長西川議長
 産業観光部長。

河合産業観光部長
 ただいまのご質問についてでございます。
 平岡の129番地ほか6筆につきましては、計7筆あるわけでございますが、平成22年4月6日付で、農地法の第5条第1項の規定による青空資材置き場として、県の許可がなされておるところでございます。
 いまだに、事業計画に基づきます事業の用に供されず、現状は盛り土状態であるということでございますので、農地法に基づく処分を行うよう、許可権者である県に対しまして所要の手続を行っているところでございます。 以上でございます。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 県に対して手続を行っている、その結果を見守りたいというふうに思います。
 それと、その今言いました土地より、南に進入路として農地を新たに取得しているようですけれども、その土地についてはどのようになっていますでしょうか。

西川議長西川議長
 産業観光部長。

河合産業観光部長
 ただいまの質問にお答えいたします。
 平岡528番の4でございますが、この分につきましては、農地法第3条第1項の規定に基づきまして、農地の所有権移転として許可をされておるところでございます。
 農業委員会としては、農地が効果的かつ総合的な利用の確保ができていない状況と見受けられますので、所有者に対しまして、速やかに耕作地として利用するよう是正措置を行っておるところでございますが、今後、改善されないと判断した場合は、処分権者である県に対しまして、農地法に基づく処分の手続を行ってまいりたいと考えておるところでございます。 以上でございます。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 是正勧告をするということですけど、今の答弁の中で、今後改善がされないと判断した場合というふうにありますけど、そのタイミングですね。
 いつまで待って、それを改善というか、このままで放っていきますと、ずっと、もうすぐするだろうということで、また延びると思うんですけれども、どれぐらいのタイミングというふうに考えられていますか。

西川議長西川議長
 産業観光部長。

河合産業観光部長 ただいまのご質問でございます。この答弁申し上げました内容の中の、判断した場合ということについてでございます。
 これにつきましては、農地法に基づくものでございまして、農業委員会に委ねられる事項でもあるわけでございます。農業委員会が適正な期間におきまして、適正な判断のもとに行われるものと考えておるところでございますので、ご 理解をいただきたいと思うわけでございます。 以上でございます。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 また、それは経過をちょっと見ておきたいというふうに思いますけれども。それと、あの現場には、農道や水路等、葛城市のいわゆる財産となるべきものがあります。そういった財産管理についてはどのように考えておられますか。

西川議長西川議長
 産業観光部長。

河合産業観光部長 ただいまのご質問でございます。
 財産管理についてでございます。市の財産管理を行っております財産でございます、里道水路等についてのお尋ねと思うわけでございますけども、里道水路につきましては、その財産管理は大字におきまして管理をされておるところでございます。
 これらに係る機能復旧等につきましては、今後、大字と協議を行いながら、適切に指導してまいりたいと考えておるところでございます。 以上でございます。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 大字の管理ということですけれども、あの里道周辺の土地の所有者の中には、農道は補助事業で行政がつくったものだから、行政がもっと強い指導しないといけないんじゃないかという声も実際に上がっています。
 これに対しまして、大字とともに、これから指導をしっかりとお願いしたいというふうに思いますけれども、この件に関しまして、昨日、奈良新聞に大きく取り上げられました。私のきょう、こんなふうに一般質問しますタイミングで出たから、ある人が「吉村さん、これ、奈良新聞に持っていったんか」という話を冗談でされた方もいらっしゃいます。
 もちろん、私ではありませんけれども、こういった、先月の豊能町の土砂災害を受けて、不安に思った住民がされたのか、また、いろんな取材を受ける中で、記者自身がこれはと思って記事にされたのかもわかりませんけれども、いずれにしましても、誰が持っていったにしても、記事にならないものはこういうふうに取り上げられないというふうに思いますし、これだけの大きさで取り上げられるということは、記者の目から見ても、尋常じゃない土の盛りだというふうに感じて、これは、大変なものだということで、記事にされたんだというふうに思います。
 私はこれ、きのう、読ませてもらって、この中で、業者の現場担当者が、「崩れることがないよう、下から順に圧をかけて積んでいます。」というふうに、この記者の記事には書かれているんですけれども、あの山の東側の裾野部分、新たに削り出しているんですね。下から削っているということで、安定の悪い形状になっています。

 それが土砂崩れを誘発するように見えるんですけれども、そういったその形状の悪さが、周りの住民をさらに不安にしているというふうに思いますけれども、また、あの山の東側には池がありまして、今言いましたように、土砂崩れが生じた場合、土が池に流れ込み、鉄砲水として民家に影響を及ぼすということも想定しておくべきだというふうに思います。これら について、いわゆる土砂災害について、行政側としてはどのように認識されておられるのでしょうか。

西川議長西川議長
 産業観光部長。

河合産業観光部長 ただいまのご質問でございます。
 その件につきましてお答え申し上げたいと思います。市といたしましては、盛り土におけます災害が危惧されること、また、水路や公共道路が被害をこうむっていることに対しまして、顧問弁護士と相談もいたしておるところでございます。
 今後は、顧問弁護士や関係機関と協議を密に行いながら、施工業者に対し指導をしてまいりたいと考えておるところでございます。また、施工業者に対しましても、現在の状況や今後の計画を確認するため事情聴取をいたしたく、至急出頭の要請を行う予定をいたしておるところでございます。 以上でございます。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 ぜひ、これは業者の方に詳しく聞いていただいて、指導なり対策を練っていただきたいというふうに思います。
 それと、もう1点、奈良新聞に同じくこの業者、現場担当者が「県へ開発の届け出を行っており」ということになっていますけれども、これはどういった届け出なんでしょうか。

西川議長西川議長
 都市整備部長。

矢間都市整備部長 都市整備部の矢間でございます。よろしくお願いします。
 吉村議員のご質問の県へ開発の届け出ということでございますけれども、県への開発の届け出というものはございません。正確には、県への届け出とは、平成21年6月22日付で、笛吹598番地の山林に対して、国土利用計画法第23条第1項による土地売買に関する届け出書が県知事宛てに提出されています。以上です。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 そしたらそれは、開発の届け出ではないということですね。これを見てますと、順序立てて、正当な理由でやっているふうに受け取れますので、そうではないということがわかりました。
 それでは、この是正勧告ということもありますけど、これらを市長としてはどういうふうに考えておられるのか、所見を伺っておきたいと思います。

西川議長西川議長
 市長。

市長 市長
 先ほどから、河合部長が答弁をいたしておりますように、市としてできること、県に対して要望をしていくこと、農業委員会が担当されること等、なかなか行政として、直接にかかわれる部分というのは少ないんですけれども、最後に河合部長が言いましたように、現状の状況や今後の計画を確認するために事情聴取をするために、出頭を要請するということをさせていただくと。
 顧問弁護士等と相談をしながら、適正に対応してまいりたいというふうに思っております。

西川議長西川議長
 吉村君。

吉村優子 議員
 ありがとうございました。豊能町のあの事例を受けて、また、奈良新聞にありましたように、住民が大変不安に思っているのは事実です。
 最初の部長の答弁の中に、当初は行政が知らなかった、平成22年にしたときには行政が知らなくて、その後の大字懇談会で初めて知ったということで、取っかかりはそうかもしれませんけれども、今、こうして住民の不安、日常生活の不安の中で、それを取り除くというのも行政の仕事だというふうに思いますので、今、農林の関係ではなくて、環境、それから、建設の関係で、横の連携をしっかりとっていただいて、これからの結果をまた逐一報告願いたいと思いまして、いい結果が出るように指導していっていただきたいということをお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。




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