コ ラ ム  ちょっと意見をゆうこ 葛城市議会議員
 吉 村 ゆ う こ
葛城市議会議員 吉村ゆうこ
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山の整備について、そしてコミュニティバスについて
平成25年第2回葛城市議会定例会会議録(第2日目)
平成25年6月20日より抜粋
 【会議録はこちら】

吉村優子 議員
 ただいま議長の許可を得まして、これより一般質問をさせていただきます。

 今回の私の質問は山の整備について、そしてコミュニティバスについての2点です。
 なお、これよりの質問は質問席にて行わせていただきますので、よろしくお願いいたします。

寺田議長 吉村君。

吉村優子 議員
 それでは、質問に入らせていただきます。

 まず、山の整備についてです。これにつきましては、過去に何度か質問をしています。私の言います山の整備といいますのは、今山に植えられている針葉樹を広葉樹に植えかえるということです。こういった山の整備につきまして言いますと、3つの大事な役割があると思っております。
 まず第一に治水です。葛城市は豊かな水に恵まれています。葛城市の水道料金が他市に比べ安価であるゆえんでもあります。これは、市の西側にある山々からの恵みであるわけですが、戦後、広葉樹からスギ、ヒノキなどの針葉樹という根の浅い木々に植えかえられたことにより、年々水量が減少してきているのが実情です。
 この広葉樹といいますのは、ほかにも落ち葉がスポンジの役目を果たし、雨水をため込むという働きもあるわけですけれども、ただ、このままではせっかくの豊かな環境が生かされず、子や孫世代には葛城市の水道の減少は深刻なものになりかねません。また、広葉樹のように根が深く育たないために、大雨による土砂災害等も考えなくてはなりません。

 2つ目は、イノシシ対策です。
 今、山間部のみならず、イノシシによる農作物の被害は拡大してきています。これもイノシシのえさである実のなる広葉樹から針葉樹に植えかえられた影響も大であると考えます。

 そして3つ目は景観です。
 葛城市におきましては、春のボタンやサクラ、冬にも寒ボタンということが楽しめますけれども、秋に人を呼び込める紅葉に欠けているのではないかというふうに思います。今現在の葛城市の森林面積と山の現状とこういった山の整備等についての市側の考えを伺っておきたいと思います。

寺田議長 河合産業観光部長。

河合産業観光部長
 吉村議員のご質問にお答えいたします。
 治水、それからイノシシ対策、それから景観のためにも針葉樹を広葉樹に植えかえる施策についてということのご質問でございます。

 葛城市の区域面積につきましては、3,373ヘクタールのうち森林面積につきましては1,331ヘクタールございます。本市の39%を占める森林につきましては、木材の生産等の物質生産機能だけでなく、生態系保全などの生物多様性保全機能、また二酸化炭素吸収の地球環境保全機能、土壌保全などの土砂災害防止機能、洪水の緩和や水質浄化などの治水機能、水源涵養機能、また気候緩和や大気の浄化などの快適環境機能、森林浴や散策などの保健、レクリエーション機能や、景観や風致保全などの文化機能など、多面的な機能を有しておるところでございまして、これらの機能を通じて、地域住民の生活と深く結びついているということでございます。

 戦後、森林資源の造成のため拡大造林が行われた結果、現在の人工林の面積は1,073ヘクタール、人工林率は81%となっております。そのうち、15年生から55年生の人工林は593ヘクタール、総人工林面積につきましては55%を占めておるところでございます。
 本市におきましては、これら整備しなければならない人工林のうち、スギ、ヒノキが大部分でございまして、これらの整備が重要な課題となっておるところでございます。

 県におきましては、平成22年3月公布されております奈良県森林づくり並びに林業及び木材産業振興条例、また平成22年4月施行の奈良県森林づくり並びに林業及び木材産業振興指針に基づきまして、木材生産機能を発揮させる森林として木材生産林、自然環境保全、公衆の保健等の機能を発揮させる森林として環境保全林が設置されたところでございます。

 本市は、木材の生産としての機能が希薄なため、良好な景観の回復や自然環境の保全、また水源涵養の増進などを発揮させる森林としての環境保全林となっておるところでございます。
 また、地域の目指す森林資源の姿といたしましては、適切な森林施業の実施、山地災害の防止、鳥獣害の被害対策、森林の保全活動等の取り組みを推進することで、森林の有する多面的機能が総合的かつ高度に発揮された状態を目指すものでございます。
 しかしながら、本市の山林所有者が大変多いわけでございまして、また新庄地区におけます山林の地籍調査 がまだ着手されておらないということでございまして、本市の森林資源の機能を発揮できるように、森林組合の組合員さんにもしっかりとご提案を申し上げてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたしたいと思います。 以上でございます。

寺田議長 吉村君。

吉村優子 議員
 ただいま、河合部長の方から丁寧にご答弁いただきました。私は3つの大事な役割があると言いましたけれども、部長の方からはもっと多岐にわたって山の効用というものを示していただきました。
 また、県の条例や指針に基づき、葛城市の山は区分としては良好な景観回復や自然環境の保全、また水源涵養の増進などを発揮させる森林としての環境保全林となっているということを今おっしゃいましたけれども、こういった認識とともに、現状そして問題点もよく把握していただいているんですけれども、今の答弁を聞かせていただきますと、森林組合の組合員さんにもしっかりご提案というところにとどまっているなというふうに思います。
 ここでいつも問題になるのが、先ほど答弁の中にありましたように、山林の所有者が大変多いこと、
 そして新庄地区の山林の地籍調査が未着手であるということ、
 今お答えの中にあったんですけれども、地籍調査に関しましては、土地台帳附属地図で境界がわかりますからそれは問題ないというふうに思うんですけれども、こういったことが問題で進めないということですけれども、だからといって何も始めないということは何も始まらないということになります。例えば、山の裾野というか民家との境で、狭い範囲でいいですからまずやってみる。もちろん所有者がはっきりしている山で地域の方の理解も求めて、広葉樹にまず植えかえてみるということです。

 先ほども言いましたけれども、秋に山が紅葉し見事な景観になることで、人は自然に集まってこられます。特に女性は花や紅葉といった景観とおいしい食事の情報を大変求めています。これは女性に限ったことではないと思います。それが証拠に、葛城山のツツジを求めて、春にはたくさんの観光客が来られます。
 忍海駅からのピストン運転のバスはシーズン中はいつも満杯で、ロープウェーも待つ列は長蛇で、3、4時間平気で待たれて山頂にまで行かれます。それはやはり、真っ赤なツツジのじゅうたんを見るために待たれるということです。

 今、新道の駅の計画が進んでいますけれども、計画した以上は成功しなければならないということになりますけれども、今あります山麓地域の全体の整備をするとともに、こういった整備をすることによって人が呼びやすくなってくるのではないかというふうに考えます。

 道の駅に来られた方がそこを拠点に観光する、また紅葉に引かれて来られた観光客が道の駅に立ち寄る、こういった施策は必要ではないかというふうに思いますけれども、このことも含めて市長のご意見を伺っておきたいと思います。

寺田議長 山下

市長

山下市長 山下市長
 吉村議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。いろいろとご提案、またお話をいただいております。確かに葛城山が紅葉の山になればきれいだなというふうに思いますけれども、ただ、そこに一番大きな課題は何かというと、それは全て人の土地であり人の財産であるというところでございます。
 この葛城山、特に葛城山とか二上山とかの地権者が非常に多いというふうに答弁をさせていただきましたけれども、他の山に比べて特殊な山だと思います。現在、森林組合の組合員だけでも、全員が出席されるわけではございませんけれ ども約600人も二上山と葛城山に土地を持っておられる方々が所属をされております。
 それは、もともとこの山が、江戸時代から入会地で薪を拾うための山という形で各大字でその山、山麓、麓から中腹までたくさんの村の山を持っておられた、そのときは広葉樹だったんでしょうけれども、それが地租解放等、登記をしなければならなくなったときに、その村に所属しておられる方々全員に振り分けて土地を登記されていったということが大きな、これだけのたくさんの地権者がいらっしゃるという遠因になっているんだろうというふうに思います。

 その方々が、自分の土地がどこかもわからない方々がたくさんいらっしゃる中で、山の整備もほとんどできていない状況にあるわけでございまして、つい先だってというか5月の末ぐらいにも森林組合の総会がございました。
 その中でもいろいろと組合員の皆さん方にお話をさせていただきました。現在、葛城市ではこの近隣の市町村とともにダイヤモンドトレールの実行委員会というものをつくらせていただいております。県内でいいますと二上山からの香芝市、葛城市、御所市、五條市、それに大阪の太子町とか河内長野市ですか、それと河南町とか和歌山の橋本市も入っていました。
 全部で10市町村が入っておったと思うんですけども、千早赤阪村も含めて、尾根伝いを共有している自治体が集まって、これをもっと観光客が集まる、楽しんでもらえるものにしようというための会議を、大阪府また奈良県も入って、現在つくっております。その中で、尾根を歩いても針葉樹ばかりで面白くないと、だから尾根の周辺だけでも1キロごとに、地権者の理解を得ながら木を伐採して広葉樹に植えかえるとか、そこの広い展望台をつくるとかいうことも考えましょうよというような提案もともにさせていただいて、それを森林組合の総会の中でもご紹介というかをさせていただいておるような状況でございます。
 何ができるのか、すぐに着手できるものがあるのかどうかというのはわからない、地権者の方がいらっしゃるというのは大前提ですから、その方々に理解を求めながら行政に協力していただけるように要請をし、また少しずつでも広葉樹を植えたり間伐が進むように努力してまいる、それをうちの担当者とともに進めてまいりたいというふうに思います。なかなか遅々として進まないということでお叱りをいただくかもわかりませんけれども、それだけのたくさんの地権者がいるんだということを認識をした上で、またご提案、ご提言していただきますようにお願いを申し上げます。

寺田議長 吉村君。

吉村優子 議員
 市長からお答えいただきました。ダイヤモンドトレールのところ付近にもこういう、それは何でもいいんです。何かから始めたらいいと思います。民間の土地、地権者が多いのは別としまして、民間の土地だから前のときは何も手を出せないという話もありましたけれども、これは一昨年の水害、南部の方で水害がありました。
 十津川村や五條市のところでありましたけれども、水害があったところは民間の山だからあとは何もできないということではないと思うんですね。だからその予防を考えましたら、行政が手を出してもいいんじゃないか、あとは多くの地権者にどれだけの理解を求めるかということになります。何かをしていったら地権者も周りの地区の人も関心を持つだろうし、その意識を高めるということは大変大事ではないかなというふうに思います。
 先ほど言いましたように、試験的に一部のところでやってみるとか、またあるいはこの間、6月4日の奈良新聞に、この部分に親子ふれあい間伐バスツアーというのが掲載されていました。
 これはどういったことかといいますと、奈良新聞社とある旅行代理店が共催で、川上の材PR運営委員会というところが協賛で、県内の森林の現状を子どもたちに知ってもらう、間伐の体験をすることで山や自然に興味を持ってもらおうと募集をかけたものです。
 この日は川上村で間伐をした後、川遊びや木工作業を工房を借りて体験するということなんですけれども、この記事の中に、募集の中に、今年は川上村で行いますというふうになっていますから、葛城市も、森林組合はもちろんですけれども、観光協会とも協賛して、葛城市らしい企画を考えてこういった企画に乗ってみて、意識を高めてもらうというのも1つだろうというふうに思います。
 こういった山の整備、景観だけではなく、先ほど言いました治水の問題は大変深刻になってきます。こういったことが一番の問題だと私は思うんですけれども、いつか整備をしないといけない、でもいつ誰がするのかというのがありますし、きょうしてあす結果が出るというものでもありませんから、一日も早くするべきだろうというふうに思います。
 奈良県の林業及び木材産業振興指針ですが、先ほど部長がおっしゃった中にも県民、それからあるいは市町村のなすべきことみたいなのを書いてるんですけど、県民としましては、森林がもたらす恵みを享受していることの重要性について認識を深めようと、まさしく認識を高めようということですよね。
 市町村としましては、地域の特性や重視すべき機能に応じ、森林の区分を設定し、これが先ほど言った設定だというふうに思うんですけれども、それに基づき適切な整備及び保全を推進しますということですから、先ほども言いましたけれども、すぐに結果が出るものでもありませんから、将来の葛城市のためにも一日も早い整備を強く要望しておきたいというふうに思います。こ の問題はこの辺にしておきます。

 次に、コミュニティバスについて伺います。

 現在、公共施設を停留所として市内を循環しているコミュニティバスにつきましては、乗客数の伸び悩みについていつも議論となるところです。では、なぜ余り市民の方々は利用されないのか、原因についてはいろいろと考えられます。その中で、平成20年12月実施のアンケートでも、今は利用しないがいずれは利用したいなど、自身がまだ元気で車の運転もできる人にとっては、バスの存続は希望するものの今現在は利用しない、そういった方々も実際いらっしゃいます。ただ、大きな要因の1つとして、停留先にあるのではないかと思います。本当に行きたいところにバスはとまっているのかということです。
 もちろん、いきいきセンターやゆうあいステーション、そして庁舎行きに毎回利用される住民の方々はおられますが、市民の方々、特に車の運転ができない高齢者の方々にお伺いしますと、買い物に行きたいとかお医者さんに行くのに乗りたいという声が上がってきます。先ほども言いましたアンケート結果にも如実にあらわれています。そこで、企業とタイアップして、バスのとまるところ、すなわち停留所の変更を考えてみてはいかがでしょうか。
 今現在、広告料をいただいてバスに企業の広告を掲載していますが、例えばですけれども、Aスーパーより停留所の権利を買っていただくというか、広告料あるいは協力金という形でいただいて、Aスーパー前という停留所をつくる、そこにバスをとめるというふうにするなど、これは1つの例ですけれども、一度そういった方策も考えてみてはいかがでしょうか。
 高齢者の買い物につきましては、今市長が打ち出しておられます買い物支援というのがあります。これは、本当に足腰の弱った方々にとってはありがたいシステムだと考えますけれども、ただ、まだまだ元気な高齢者にとりましては、出かけること、すなわち社会に少しでも触れることで寝たきりにならない、またそういった予防にもなると考えます。
 コミュニティバス葛城号、ミニバス、ゆうあいバス、そして三郷町で実施のデマンドタクシー等々を含めて、今後の葛城市の公共バスについての考えをお伺いしたいと思います。

寺田議長 吉村企画部長。

吉村企画部長
 ただいまの吉議員のご質問にお答えさせていただきます。
 本市の公共バスは平成17年10月に、市内に点在する各公共施設間の連絡バスとして葛城号の運行を開始いたしました。その後、平成19年4月からは、ミニバスの運行とあわせまして社会福祉協議会が運行主体であるゆうあいバスにもご協力いただき、全ての停留所で乗りおりできる路線バス方式に変更し、運行しているところでございます。
 ご質問の公共バスでの高齢者の方々のための停留所の増設などの施策でございますが、これまでに葛城号、ミニバスをあわせ、運行ルート上や運行ルートから離れた場所への停留所の増設の要望が15カ所寄せられております。それぞれの保有車両が各1台で予備車がなく、特にミニバスにつきましては1日目いっぱいの運行ダイヤを組んでおりますので、全ての要望に同時に対応することが不可能なことから、運行ダイヤの変更は見送ってまいりました。

 近年、利用状況に一定の定着が見られる中で、利用者の要望に変化があらわれ、葛城市内を出て大和高田市立病院などへの乗り入れを望む意見が出てまいりました。現在、大和高田市立病院には奈良交通の路線バスが乗り入れしておりますが、利用者の減少とともにバスは減便の傾向にあり、その補完を望むものであります。
 このような要望は県内でコミュニティバスを運行する全ての市町村の共通の課題となっておりまして、このたび、奈良県におきましては地域交通改善協議会が組織され、路線バスの廃止や減便、コミュニティバスの市町村の枠を超えた運行など、県内全体の課題として捉え、協議会の中で検討されつつあります。

 本市公共バスにおきましても、これまでどおり公共施設間連絡バスとして位置づけるのか、またはコミュニティバスと位置づけ市民の生活交通とするのかを見きわめながら、いずれにいたしましても協議会の動向を踏まえ、抜本的な改正を検討してまいりたいと考えております。また、改正に当たりルートの設定や停留所の位置なども含め、さまざま検討していきたいと考えております。

 一方、葛城市外への乗り入れなどを考慮する場合、葛城市周辺の市町は、香芝市が本年10月から有料となることから、全て有料の運行となっています。加えて、今後の車両の更新や場合によっては増車などの経費増を想定いたしますと、本市の公共バスの有料での運行も視野に入れながら、検討していかなければならないと考えているところでございます。 以上でございます。

寺田議長 吉村君。

吉村優子 議員
 今、吉村部長からお答えいただきました。先ほど私が提案したことにつきまして、まだまだいろんな問題点もありますけれども、要は、コミュニティバスについては、高齢者が少しでも元気で、そして医療費の削減につなげるというふうに考え方を少し変えてみてはという提案をさせていただいているわけです。
 今、大和高田市の病院など乗り入れということを言われましたけれども、それも一歩進んだ方策だと思います。よく高齢者の方に伺いますと、その意見の1つとして、私たちは1日たっぷり時間もあるんですと。それで、ただ若い人や お嫁さんに煩わせることなく行きたいときに自分で勝手に行って勝手に帰ってきたいと。それができたらありがたいんですと、そういう意見が多いんですね。
 ですから、出かけるということは高齢者にとりましては、外で人に会いますからちょっと身ぎれいにしようとか、服装を構ったり、髪の毛もちょっと構ってということで、そういったことも脳の活性化につながって元気な高齢者をふやすということにもつながるというふうに思います。
 今、有料化の話も出ていましたけれども、地域交通改善協議会ですか、それで市町村の枠を超えてバスの運行が今後の課題ということになっているという答弁をいただきましたけれども、これが将来的に相互乗り入れということになりますと、大阪市の赤バスのように100円というワンコインバスということも考える時期に来ているのかなというふうにも思います。
 ただ、有料にする場合は、周りの市がしているから葛城市もというのではなくて、その際には十分議論い ただいて決定していただくように、これは強く要望しておきます。 このバスについても市長のご意見を伺っておきたいと思います。

寺田議長 山下市長。

山下市長 山下市長
 現在、公共バス、先ほど部長が答弁いたしましたように葛城号とゆうあい号とミニバスと3種類のバス、それと奈良交通のバスが忍海から山麓の方に上に上がって、また大和高田市の方に抜けていくという奈良交通のバスが走っておりますけれども、実は、これもどこかでお話をさせていただいたと思いますけれども、奈良交通の方から分担金を支払ってほしいという申し入れがなされております。
 それは何かというと、市になってすぐぐらいのときに、一度奈良交通がこの路線の廃止ということを申し入れられました。そのときには理事者側が、いや、残してほしいということで強い要望、要求によって便を残していただいたんですけれども、利用者の大幅な減少ということに伴って、奈良交通の路線の赤字化に伴って国からの補助金もいただけなくなっているんだということでございます。
 規定の、バスに何人乗っているかという人数もクリアしていないということで、その分、走っている路線の市町村から分担金を徴収して、それを人数にかえるというやり方で国交省とやりとりをして、補助金をもらえるようにして維持ができるんだというお話でございました。
 これが今年度、来年度の早々ぐらいに答えを出していかなければならないというような状況の中で、我々はこの奈良交通のバスを残していくべきなのか、また今市内で走らせているコミュニティバスをどうしていくのか、これを融合するのかどうかということも含めて、考えていかなければならない時期に入っているんだということです。
 それで、先ほど言いましたように協議会が、県が主導してやりますよということでお話をいただいたので、そこに入らせていただいて、近隣の市町村とのやりとりをさせていただいておりますけれども、ちょっと間延びをしている部分がございますので、葛城市の中身につきましては奈良交通と相談をさせていただきながら、奈良交通で走らせていただいている分の分担金を払うのか、それともそれを市が担当させていただいてコミュニティバスと融合していくのかということを、これから本当に検討に入っていかなければならないということをまず披瀝させていただき、今、吉村議員がおっしゃったように、今までは公共バスとして葛城市のバスというのは、合併したときの約束でありましたけれども、住民の皆さんが望んでおられるのは、コミュニティバス、生活に利用しやすい、お医者さんに行きたい、パーマをあてに行きたい、買い物に行きたいとかということに応えられるバスにしようとすれば、どれだけの費用がかかって、どれだけ利用者からご負担をいただかなければならないのかということをしっかりと計算した上で、議会の方にまたお示しをさせていただきたいなというふうに思っております。
 すぐにはじいて答えの出るようなものではございませんけれども、いずれはどちらも、市も議会議員の皆さんも住民の皆さんも腹をくくって、じゃあこうしようということで進めていかなければならない事業でございますので、またその検討の時期がまいりましたら、議会の皆さん方にも前向きな検討をお願い申し上げたいと思います。

寺田議長 吉村君。

吉村優子 議員
 今、市長からお答えをいただきました。奈良交通の分担金の問題も前提にあるわけですけれども、これからの公共バス、コミュニティバス、どちらにするかですけれども、私が言いました元気な高齢者を多くふやすという意味では、葛城市も高齢化が急速に進んでいますので、奈良交通の話は別としてコミュニティバス、それからミニバス、ゆうあいバス、そして回答にはありませんでしたけれども三郷町のデマンドタクシーとか、その併用ということも視野に入れていただいて、これから議論を進めていただきたいということをお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。

寺田議長 吉村君の発言を終結いたします。




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