コ ラ ム  ちょっと意見をゆうこ 葛城市議会議員
 吉 村 ゆ う こ
葛城市議会議員 吉村ゆうこ
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平成20年第4回葛城市議会定例会会議録(第4日目)
平成20年12月16日より抜粋
 【会議録はこちら】

吉村優子 議員
 ただいま議長のお許しをいただきまして、一般質問をさせていただきます。
 最初に今後のまちづくりについてお伺いします。
 まずさきの選挙戦において、大変残念に思っていることがあります。
 それはせっかく合併して4年間、旧両町の融和を図りながら進めてこられたまちづくりです。葛城市として1つに、1つにとの思いの中で、今回市長は住民をもとの2つに分断される選挙戦をされました。

 それはどういうことかといいますと、予算の配分が新庄地区に偏っているとか、このままでは當麻地区がほったらかしになるという思いを住民の方たちに持たせる、そういった選挙戦をされたことです。
 市長は過去3年間の議員時代、補正も含めた予算に対して全て可決をされてこられました。
 予算を通すということはそのときそのときにおいて、葛城市にとって必要な事業であり予算であると判断されたからだと、私は理解しております。
 その結果が選挙中に訴えてこられたとする新庄と當麻の予算の比率がたとえ8対2であったとしても、それは先ほど述べましたとおり、そのときの葛城市にとって必要であったからにすぎません。
 これが例えば尺土駅前開発事業が本格的に進んできたとき、その比率は逆転することが考えられます。このように比率だけをとらえて、まちづくりを進めていかれるということは大変危険だと考えます。

先般、市長は奈良新聞のインタビューで、旧新庄、當麻にこだわることなく、必要なときに必要な事業を推進していきたいというふうに答えられています。まさに私はこのことを市長に強く望むところです。

 また、予算を通すということでいいますと、JR大和新庄駅北側の架道橋の改築工事についてです。この件につきましては、予算は通りながら、9月議会で工事協定締結の段になって否決されています。JR大和新庄駅周辺地区の施設整備につきましては、今回地元の3つの大字の区長さんより市長には陳情書が、そして議会には請願書が提出されました。
 そのうちの請願書につきましては常任委員会では採択になったものの、残念ながら本会議では不採択という結果になってしまっています。
 この問題につきましては、市長は今回の件で他の交付金事業についても幾分かの影響が出ると思われるとしながらも、もう少し時間をかけて答えを出していきたいともおっしゃっておられます。
 これからどういった方向へ進めようとされているのか答えを待つところですが、もしこの事業をこのまま中断するということになりますと、いろいろな問題が生じてくると予想されます。市長には改めてこの問題についての現段階での考えをお聞かせ願いたいと思います。

 次に、観光駐車場についてお尋ねします。市長の今後の葛城市に対する施策の1つに、観光事業推進で観光都市宣言を挙げておられます。
 葛城市には文化遺産を初めとして観光資源がたくさんあります。その中の1つであります笛吹神社につきましては、奈良県指定史跡の笛吹神社古墳群にあり、県指定の天然記念物でもありますイチイガシや日露戦争後に奉納された大砲を有するなど、先ほど述べました観光の面から見ましても、葛城市の誇るべき神社の1つです。
 また、毎年お正月にはフルート奏者、安藤史子氏を初め、尺八などの奉納演奏も話題になるなど、笛吹神社の名も徐々にではありますが、市外の方々からも注目されているところです。
 以前、笛吹、苗字でうすいと読みますが、自身の笛吹の苗字のルーツをたどって、千葉県からわざわざ来られたという方とお話をしたこともあります。
 このように、全国に向けて発信できる葛城市の重要な観光資源であるにもかかわらず、近くに観光バスが待機できる駐車場がありません。
 県道寺口北花内線から平岡、山口、梅室へと抜ける一部近畿自然歩道にも指定されています道、通称梅ノ木坂も、今後梅の木の成長とともに水車小屋など、今まで以上に観光客の来訪が期待できます。
 そういった方々が山麓地域一帯を散策されるための駐車場の確保という面から見ましても、観光駐車場の整備は急がれるところです。
 かねてより要望していますこの件につきまして、来年度予算に反映していただくべく、改めてお願いをするところです。明快な回答をよろしくお願いいたします。
 質問は以上です。再質問は自席にて行わせていただきます。

石井議長 都市産業部長。

石田都市産業部長 それでは吉村議員のご質問でございます笛吹神社北側の観光駐車場の整備という点につきましてお答えをさせていただきます。
 笛吹神社北側の観光駐車場の整備ということでございますが、吉村議員のお話にもございましたように、神社前の道路につきましては近畿自然歩道ということになっております。
 この近畿自然歩道につきましては、環境省自然環境局長の定める長距離自然歩道ということで、近畿自然歩道という認定をされております。この近畿自然歩道につきましては、近畿地方に5本のルートがございまして、笛吹神社の前の道路につきましては紀泉伊勢南街道ルートに認定されております。今回その整備を図るべく、平成21年度予算計上を考えているところでございます。
 長距離自然歩道整備につきましては、道路そのものの整備でございます車道、自転車道、歩道の整備、橋、広場、休憩所等自然歩道を利用されるためのさまざまな整備が図れることになっております。
 今回計画しております駐車場整備は長距離自然歩道でありますので、部分的に自然歩道を利用される人のために乗りつけ場所として整備を図る予定を持っております。
 また、葛城山麓の散策の拠点として利用願えるものと思っております。
 以上のように、県とも補助金の要望等行いまして、先ほど申し上げましたように、平成21年度で予算計上を考えているところでございます。 以上です。

石井議長 

市長

山下市長 山下市長
 ただいまの吉村議員の質問に対しまして、私の方から答弁をさせていただきたいと思いま す。

 非常にまず残念なのは、言葉というのは非常に難しいというか、とらえる人によっていろんなとらえ方があるのだと思いますし、感じる人によっていろんな感じ方があるのだと思います。
 私は、さきの市長選挙におきまして新庄、當麻分断をしたいというようなことを言った覚えもございませんし、また新庄、當麻にかかわりますその投資比率のことは申し上げたことはあるかと思いますけれども、やはりバランスのとれた事業の展開をしていかなければならないという見地に立って、いろいろとお話をさせていただいたというふうに思っており ます。

 いろいろととらえ方というのはあろうかと思いますけれども、私は先ほど吉村議員の方から言っていただきましたように、新庄、當麻そういう枠組みは越えて、やはり大きなものの見方をしていかなければならない。
 3万6,000人の市民が住んでいるこの葛城市全体を大きく俯瞰しながら地域の特性ということを考えて、工場、工業に適しているところはそういう投資をしていかなければいけないでしょうし、また自然環境を残していきながら、田畑、またはそういう農産物等で振興していける地域はそのようにしていきたい。
 また、住宅地に適しているところ、駅に近いところ等々そのように整備をしていくというのが本筋ではなかろうかというふうに思っております。ただし、これは全て予算あってのことでございますから、しっかりと平成21年度の予算編成において無駄なものを排除していきながら、できるだけ市民にサービスを還元していける、優先順位を明確にしていきながら出していくというこ とをずっと一貫して言い続けておりますので、そのようにさせていただきたいというふうに思っております。

 JR新庄の北側の高架橋のことをお尋ねになられましたけれども、この議案といいますか工事締結の議案につきましては、私も議員のときに否決をさせていただいた1人でございます。きょうこの議会が始まりまして12日のときから、一度私が否決をいたしました議案の再提出につきまして、いろんな議員の皆さんから一度自分が否決をした議案について短い期間で再提出をするのはどうだろうかとか、また、いろいろとご意見を頂戴いたしました。
 一度否決をした議案につきまして再提出するのはなかなか難しいものなんだなということをいろいろと改めて感じておるところでございます。さはさりながら、このJRの高架橋の問題等々、長らく旧新庄町の時代から考えて推進をしてこられた。
 合併のときには一旦この事業を新市建設計画の中からこれには入れないということで両町の約束ができて、にもかかわらず、継続事業として今まで事業を遂行してきたさまざまな経緯があって、どの意見が正しくて、どの意見が間違っているのかというのは一概には言えないところでございますけれども、ただ、現在ストップしておる状況のままで放置しておくのは適当ではないであろうということは、私も思っております。
 区画整理事業ももうまもなく終了するであろうということですし、あと1カ年かかる、それで終了するであろうということでもございますし、公園につきましてはもう既に終了いたしております。
 そのほか、その周辺の道路事業につきましても、ついているところ、ついていないところ、工事にかかっているところ、かかっていないところ、いろいろとあるこのような状況のまま放置しておくのはどうなのかなというところも含めて、やはり検討はしていかなきゃならないだろうなというふうにも思っております。

 先ほど吉村議員の方が、他の補助事業に影響を残すということを山下市長が言ったということですけれども、私の方から言ったわけではございませんで、担当部長の方から言いましたけれども、他の補助事業につきましては、それぞれ尺土駅前なのかほかの国庫補助事業なのか、わかりませんけれども、影響があるのかないのか、それはもし向こうが難しいというようなことを言ってくることがあれば、私は全力を尽くして県や国に赴いてその補助事業を獲得していく覚悟でございますけれども、それとまたこれとは別にやっぱり考えていかなきゃならない。
 また今まで補助金をもらって事業をやってきた手前もあります。これで1つの事業ということで、終結はしていかなければならないというふうにも考えてはおります。
 補助金を返還しなきゃならないだろうかとか、いろんなことが取りざたされておりますけれども、できるだけ葛城市、その補助金の返還の起こらないような形でどのように仕舞をつけていけばいいのかということを含めて、十分に検討していきたいなというふうにも思っております。

 それもこれも、全て先ほど申し上げましたように、事業の投資効果等含めて、また住民の皆さんに十分ご理解いただける内容にして事業を進めていきたいというふうに考えておりますので、まだこの形でこういうふうにしていきたいということは明確には申せませんけれども、考えていないことはないというか、しっかりと考えさせてもらって、その時期が来ましたら、皆さんにも、また住民の皆さんにもご説明をさせていただきたいというふうに考えております。 以上でございます。

石井議長 5番、吉村君。

吉村優子 議員
 部長、市長、それぞれにお答えいただきまして本当にありがとうございます。

 比率の問題は言ったかもしれないけれどもというふうにおっしゃっていましたけれども、私は選挙中、いろんな方、當麻地区の方、當麻地区にもいろいろ知り合いも親戚もありますけれども、みんな同じような答えが返ってきていたので、市長が言わなかったにしろ、どなたかがおっしゃっていた。
 それを認識されながら容認されたということがあるというふうに思うんですね。これを容認して、このことが伝わることによってどういった影響があるのかというのは、やっぱり市長になろうとされている方ですから、簡単に推測できたと思うんですよ。それを容認してしまったというのは、私は大変いけなかったのではないかなという思いをしています。

 それからまちづくりにつきましては、私自身は4年前の合併して初めての12月議会で一般質問させていただいています。そのときには合併してすぐにですから、それぞれの旧當麻、旧新庄のよいところをみんなで知って、相手を認め合いながらまちづくりをすべきだというふうに言わせていただきました。
 今もその気持ちには変わりありませんし、今合併してしばらく、特にしばらくの間は融和が一番重んじるべき点だというふうに私は思っていますので、ですから、そういった点で、融和でなく対立にしてしまったという感じを受けています、私は。

 先日も、ほんの先週のことなんですけれども、うちの母がいきいきセンターから帰ってきまして、そのときに私に、きょう當麻の人に会ったら、新庄と當麻の予算の比率が9対1と聞いたけど、本当? という話を言ってきたんですね。
 もう選挙がたって1カ月半、2カ月近く立つのに、まだそういったことがささやかれている。それも私が聞いていた8対2じゃなくて、9対1に話が勝手に走っているということはすごく危険だなという思いがしました。
 先般、私は先ほど旧両町の比率ばかりをとらえて、まちづくりは危険だというふうに言いましたけれども、このようにJR駅前、このままにはしないというふうにおっしゃっていますけれども、この開発をこのままにして尺土駅前の方の開発を進められたときには、果たして住民の賛同が得られるのかなという思いもしています。
 今、先ほど言いました分断、それは市長の意図ではなかったのかもしれないけれども、2つに分けてしまったということ、それはもとに戻したと先ほど言いましたけれども、対立関係にしてしまったということは、私はマイナスにまで持っていったというふうに思っています。それほど大きかったというふうに思っているんですけれども、特にこのJRの問題を中止しますと、ますますこの対立関係に拍車がかかるんじゃないかなという思いがしています。
 このJRの問題に関しましては、私の所管であります都市産業常任委員会でこの間も話はいろいろ議論があったんですけれども、私は委員長の立場でありますし、先ほど言いました請願書の紹介議員ということで、中立の立場を保たなければいけないという思いがありましたので、この機会に改めて一議員として、今質問させていただいているところです。
 JRの件に関しましては、もとの計画から言いますともう20年近く費やしているわけですよね。道路の整備ということになりますと、こういうふうに長いスパンで考えなければいけないし、それぞれの協力も得られなければならないというふうに思っています。
 請願書の中にもありましたけれど、この20年間、地元の人にいろんな協力をもらってしてきました最終のところに来て、それの否決だったわけですけれども、ですから、地元からしたら、これはすごく悲願なんです。それを、地元だけではなくて、この9月議会で否決されて以降、私の方にはいろんな方がお話に来られるんですけれども、あのままほっとかないでしょうねとか、自分自身あそこで道が狭いので対向でひやっとした思いがあるから、必ず工事は続けてくださいというふうにおっしゃる。
 これはもう3カ大字以外の方ですから、このように地元以外でもこれは完成を待ち望んでいる方がたくさんいらっしゃるということは知っておいてほしいなというふうに思います。これは、その地元の人によりますと、将来的にここに道がつきますよ とか、整備はここ予定されていますということでわざわざ葛城市に居を構えた方もいらっしゃるわけですよ、その中には。
 それと、拡幅もされるということで、地元は地元が発展するならということで、本当の本意じゃなかったかもしれないですけど、自分の大事な土地を提供された方もいらっしゃるわけです。
 そういった方からいいましても、やはり今回の結果は納得いかなかったのではないかなというふうに思っています。

 それから先ほど言いました補助金事業についてですけれども、私はかなりの影響があるなというふうに思っているんですけれども、まず国の予算ですから、これから尺土駅前も必ず使うわけですし、いろんな事業で国の予算を使わなければやっていけない。
 ところが、せっかくついた予算を返すということになりますと、本当に次の事業のときに葛城市に予算をつけていただけるのかなという思いがあります。
 国交省の中には都市局と道路局というのがありますから、JRは都市局、尺土は道路局ということになりますと、部局が違うからいけるんじゃないかなという考えもあるかもしれませんけれども、近畿整備局が1つの割り振りを なさるんですから、そこから見ると葛城市というのはやっぱり1つにしか見えないというふうに思うんですね。
 ですから、JRの分代で予算は返しても、こちらの方だったらとれるんじゃないかなという思いもあるんじゃないかなというふうに、私は思っているんですけれども、もし、これが尺土の方に予算がついたとしても、それじゃ都市局管轄の分は本当にこれから予算をつけていただけるのかなという気もしますし、この中には山麓地域の開発もやはり都市局の方の管轄だというふうに思いますので、そちらの方にも影響があるのではないかと。
 今後の葛城市の事業に大変影響が大きいというふうに、私は考えています。

 それともう一つの影響としましては、これは職員の士気の問題なんですけれども、9月議会の決算のときにも、ある議員さんが、ついた予算については早く執行しないといけないですよみたいなことをおっしゃっていたんですよ。職員の皆さんはみんなそんなつもりで仕事をなさっていると思うんです。
 予算がついたから早くそれに向けて汗をかいていろんな調整をして、その事業に向けて汗をかいておられる。ところが、今回のように予算を通しながら工事自体がだめということになりますと、これは本当に、また違う意味で、この件で言いますと、JRそれから国、県、近畿整備局などに説明に行ったり謝りに行ったりしなければいけないということになります。
 そういうことになりますと、職員はもう本当に今までやってきたのは何だっただろうというふうに思うと思うんですね。無駄な時間、無駄な経費を費やしていることになります。
 職員の方は何もおっしゃいませんけれども、私がもし職員であれば、ぎりぎりでノーを出さずに、予算の段階でこれはだめですよと言ってもらいたかっただろうなというふうに思います。
 予算でノーが出たら、そのことはしなかったんですし、ですから、今後予算が通った事業に対しても、もう一つ一生懸命やってきても、今後予算が通ってやりましょうかとなってやっても、また、これぎりぎりで反対されたらどうしようかという思いにもなるんじゃないかと。
 これは士気を下げることになるんじゃないかなというふうなと思いをしています。
 こんないろんなことを考えますと、中止するということになりますと、数字以上に私は失うものが多いんじゃないかなというふうな思いもしています。

 それから、観光駐車場につきましては、先ほど部長から平成21年度の予算計上を考えているというお答えをいただきまして、ありがとうございます。
 葛城市の観光につきましては、平城遷都1300年記念事業が近づいております。9月議会でも質問させていただきましたけれ ども、葛城市を市外、県外の方たちに知っていただく絶好のチャンスだというふうに思っています。ですから、ぜひそれまでにできるだけの受け入れ態勢を整えていただきたい。そういった意味でも、インフラ整備は不可欠だなというふうに感じています。
 これも新聞のインタビューで、市長は市は竹之内街道、當麻寺、笛吹神社など、文化遺産や自然環境に恵まれている。観光資源は全国に自慢できるものがある。ただ、駐車場、看板、トイレなどインフラ整備が遅れている。全国から観光客に来ていただくための方策は必要だというふうに答えられています。
 この全国ということでは、神社側の思いはどうかわかりませんけれども、先ほど言いましたように、独自で調べて自分のルーツをたどってこられた千葉県の方のように、例えば全国の笛吹の姓の方の集合という企画も考えられると思うんですね。
 実際、私の親戚にも笛吹というのが、福井県出身なんですけれども、いますので、そういったことで、そういう企画もいいだろうというふうに思います。またマルベリーホールのこけら落としでも演奏なさったフルートの安藤先生も笛吹神社の存在を知らないで、笛吹というご縁からみずから神社に来られたのが始まりで、その後新庄町、葛城市とのご縁が続いています。
 このようにアイデア次第で将来の葛城市の観光に大いに期待できる資源としてぜひ今後、今北側だけということになりましたけれども、もし、いろんなインフラ整備が残ることがありましたら、その後もご尽力いただきたいなというふうな思いをしています。
 この観光駐車場につきましても、市長の考えを伺っておきたいなというふうに思います。

石井議長 市長。

山下市長 山下市長
 ただいま吉村議員から再質問をいただきました。
 まず、選挙につきましてですけれども、私はそんなに強い、強いというか、きっちりとした選対を持っているわけではありませんので、どこまで行き届くのか、実際に私のことを支援していただいている方がどこにいらっしゃってどんな動きをしていただいているのか、そこまでちょっと把握ができない。
 吉村議員は選挙のときは隅々まで目を行き届かせておられるんだろうと思うんですけれども、なかなか実際どのような形で私の思いを皆さんの方に伝えていただいているのか、そこまで責任をとれと言われても、ちょっと私の方ではわからない状況でございますので、それぞれがそれぞれ私のことを思って葛城市のことを思って、動いていただいた結果でございますので、ただ、いろんな形でその言葉がひとり歩きをしているやないかとか、間違ったメッセージを与えているやないかということが、今、吉村議員の方からありました。
 まさしくそういう間違ったメッセージというのはもちろん払拭をしていかなければならないというふうに思いますし、それは私も吉村議員と同じ思いであります。
 そういう意味で、葛城市というのはいろんなインタビュー等、取材等の中で、私は融和を図っていきたい、新庄、當麻、そういうことはもう関係なしに、葛城市1つとして葛城市の発展を考えていきたいということを繰り返し繰り返し言わせていただいております。まさに、融和を図っていくがためにいろんなことをさせていただかなきゃいけないでしょうし、私からもいろんなメッセージを伝えていかなければならないと思っております。

 また、その間違ったメッセージというところで言いますと、これはもう全然見解が違う話かもしれませんけれども、葛城市の財政状況は大丈夫だという、これもある意味間違ったメッセージが市民や県下一円にメッセージが伝えられている。
 これも私はある程度変えていかなきゃならないだろうなというふうに思います。過日、議員の皆さんにもお示しをしたとお り、葛城市の財政状況というのは基金をずっと取り崩ししてきて、基金もどんどんどんどん減ってきている。
 にもかかわらず、昨年いろんな企業の解散があったり、税収がいきなりぱっと上がったりとか、やらなきゃならない事業、都合がつかずにちょっと先延ばしにしたりとか、さまざまな要因で黒字になったと。
 それで財政力指数なり、経常収支比率なりというのが物すごく、これはもう県下だけじゃなくて全国的に見ても大変優秀な数字が出ておるわけですけれども、それが葛城市の実態を反映しているわけではないという。
 これもある意味、僕は間違ったメッセージを伝えてきているんだなというふうに思っていますのでね。それもやはり払拭していかなきゃならんのだろうなというふうに思います。
 それがために、ちょっと今私もこういやってお話をさせていただいておるんですけれども、少しずつですけれども、住民の皆さんに間違ったメッセージ、その新庄、當麻投資比率等々、あるかわからんけれども、葛城市全体のことを考えて融和をしていきながら、葛城市民であるのだということを誇りに思ってもらえるまちづくりをしていかなければならないということをメッセージとして送り続け、またそういった事業展開をしていかなければならないんだろうなというふうに思っております。

 また、JRのこの否決の問題が他の事業に影響するかもしれない、またほかの地域の方々もこの事業のことを心配されているというお話がありました。確かに、そこに住んでおられる地域の方、またそこを利用される方は多いでしょう。
 しかし、葛城市には3万6,000人の市民がいらっしゃって、3万6,000人の市民の皆さんの幸せをどのような形で我々がお手伝いさせていただくのかということを考え、また、そこに皆さんからお預かりした税金を投入して事業をしていくというのが我々の仕事であります。
 そういった観点で、みんなこういう意見があるからここに傾注しなきゃいけないんだということは、それは当たらないんだろうなというふうに思います。確かに、今まで積み重ねてこられたことがあり、またそれを望んでおられる方がいらっしゃる。その意見は尊重はしていかなきゃならないですし、その意見も考慮に入れながら、やはり葛城市全体を見渡して事業をしていかなければならない。
 ただし、先ほど私が最初に答弁いたしましたように、この事業をこのまま中断して放置しておくということは適当ではないというふうに考えておるということは何度も申し上げておりますので、どのような形になるかということは、決定をいたしましてからまた皆さんの方にお知らせをし、こういう事業展開をさせていただきたい、またこの予算についてご理解いただきたいというふうなご相談もさせていただきたいというふうに思っております。

 また、その影響の問題でございますけれども、補助金等の影響の問題ですけれども、これも先ほど言いましたように、他の補助事業につきまして影響が出るかもしれない、大いに影響が出るかもしれないというご懸念、よくわかります。
 だから、私は一生懸命足を運び、また汗をかきながら、県や国、近畿整備局等足を向けていかなければならないんでしたら、そちらの方に足を向けさせていただいて話をさせていただき、ご理解いただくよう、影響が出ないように、一生懸命に努力をさせていただきたい。

 また、職員の士気云々のことにつきましても、葛城市の現在の状況を職員の皆さんに十分に理解をいただきながら、私が決定を下してきたことにつきましても説明させていただき、士気の低下につながらないように努力していきたいと思っておりますし、また、今12月に入りましてから、市の職員の面談やまた就任してから朝礼等、また部長会等いろいろとさせていただき、その中で私のメッセージなり思いなり、また市役所として市の職員として公務員として、進んでいかなければならない方向であるとか、またやらなきゃいけない仕事であるとか、そういったことについて説明し、遂行させていただきたいというふうに思っています。
 観光駐車場につきましては、現在南側の整備ということで、これ、補助対象になるということで整備をさせていただいております。ただ、北側の方につきましては、今北側の方について言っておられるんですけれども、これは市の所有している財産ではございませんので、そこに対して市が整備し、やっていくということは適当ではないというふうに考えておりますので、現在のところ、それは今一切考慮には入れておりません。 以上でございます。

石井議長 5番、吉村君。

吉村優子 議員
 再度お答えいただきましてありがとうございます。 選挙につきましては、経緯はどうであれ、こういった状態になっているということだけは 認識していただきたいなというふうに思います。
 それからJRの問題につきましては、このままの中断は適当ではないという考えですので、どういった方向になるか、先ほども言いましたように、答えを待つところですけれども、もし予算の関係で縮小ということになりましても、地元の方の十分納得できる答えを出していただきたいというふうに思います。
 まちづくり全体でいいましたら、このJRの新庄駅の開発のときもそうですけれども、いろんな方の協力をいただいているわけですけれども、これからのまちづくりには市民の協力なしではできないということがあります。
 市民から、市民だけじゃなくて職員から、両方からですけれども、この市長のためだったら少々の無理は聞いてやろうと言われるような市長になっていただきたいと思いますし、また市民とはそういった関係を保つべきだというふうに、私は思っています。
 今後のまちづくりに期待するところですけれども、それと観光駐車場につきましては、今のところ南側だけということになっています。実際にこれからつくっていただいて、利用状況なんかを見てどうなるか、私はまだ思っているんですけれども、今後のこともまた考慮に入れていただきたいなというふうに思っています。
 それと、観光につきましては、ことし10月に国交省内におきまして観光庁が発足されました。
 国の方でも観光立国の推進に向けて力を入れようとされています。また、そしてその発足とともに、内外の観光客による2泊3日以上の滞在型観光ができるような観光エリアの整備を促進するための観光圏整備法がことし7月に施行されました。
 観光圏ということですから、近隣市町村との連携が必要な場合も出てきますけれども、そのほかにも支援メニューとして、いろんな補助金、交付金事業がありますので、これからの葛城市の観光対策として少しでも率のいい事業を利用して整備に努めていただきたいということ、これはお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございました。




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