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 吉 村 ゆ う こ
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1.駅前駐輪場の整備について 2.里山の整備について
平成18年第4回葛城市議会定例会会議録(第2日目)
平成18年12月11日より抜粋
 【会議録はこちら】

吉村優子 議員
 議長のお許しをいただきまして、一般質問をさせていただきます。

 まずは、駅前駐輪場の整備についてです。
 通勤、通学に駅まで自転車を利用する住民が多い中、駐輪中の自転車の盗難事件をよく耳にします。特に、JR新庄駅前につきましては、駅自体無人ということもあり、朝施錠して出かけ、帰宅時に駅におり立ったときには、自転車がなくなっているという報告を聞いています。同じ人が同じ場所で2度も盗難に遭ったという事実もあります。

 そこで、市として何らかの対策が必要だと思われますが、これについてご意見を伺っておきたいと思います。

 次に、里山の整備についてです。
 以前より山の保水力のために樹木の根の張りの強化や、コケを生やす対策、すなわち間伐や枝打ちをし、そして下刈りなどの必要性についての質問をさせていただいています。また、農作物に被害を及ぼすイノシシ対策として、落葉樹による造林もお願いしているところです。
 治水、人間と動物の共存、災害の防止などの環境保全など、山の持つ役割は大きいと考えます。
 ただ、山の管理につきましては、私有の山がほとんどで、こういった対策につきましての補助金制度があるにもかかわらず、近年、お金を生まない山に手をかける所有者が多くないのが現状です。本年度より奈良県が導入しました森林環境税の使い道につきましても、その補助対象の条件に見合う山林も、葛城市におきましては、現在のところ2件のみとの報告も聞いています。ただ、費用がかかるからといって、何もしないというのでは、山は荒れ果てる一方です。

 そこで、せめて山の道づくりからでも始めてはいかがでしょうか。長い期間、山の管理から遠のいているせいで、もともとあった道が荒れ、整備するにも山にたどり着けないのが現状です。
 まずは道をつくり、そこから山の整備を始める、山の所有者の理解も必要ですが、これらについての市としての対策を伺っておきたいと思います。
 質問は以上です。再質問は自席で行わせていただきます。

阿古副議長 阿古副議長
 総務部長。

大武総務部長 ただいま5番、吉村議員さんからのご質問の1点目でございます。駅前駐輪場に関しまして、ご答弁を申し上げます。

 ご質問のように、最近、自転車の盗難が多発をいたしております。その発生状況でございますけども、高田署管内につきましては、本年1月から10月末までにおいて、自転車盗難認知件数633件と、前年同時期と比べまして1.2倍というふうな状態でございます。前年比105件の増加というふうに聞いております。

 また、葛城市内におきましては、本年1月から11月末日までの自転車盗難認知件数90件でございまして、これも前年の同時期と比べまして1.6倍と、35件の増加となっております。特に高田署管内におきまして、葛城市内の盗難件数、非常に上昇をしているところでございます。

 市内の駅前駐輪場につきましては、磐城駅と尺土駅が有人、人がついております。それ以外の無人の駅前駐輪場、これが5施設ございます。5駅がございます。この管理につきましては、本年10月から知的障害者に対する支援の一環といたしまして、新庄地区につきましては、ふれあい作業所に、また當麻地区におきましては、知的デイサービス事業所にそれぞれ週1回程度のペースで清掃とか、自転車整理をお願いしているところでございます。

 また、市営の駐輪場内の放置自転車等もございますので、こういった整理につきましては、年4回程度、総務財政課の職員におきまして撤去整理を行っているところでございます。

 ご質問の当市の対応といたしましては、まず、利用者に盗難多発に対する注意を呼びかけるということで、各駅前駐輪場に啓発看板を設置いたしまして、駅前駐輪場の利用者に向けて盗難防止の啓発に努めてまいりたい、こういうふうに考えております。

 また、次に、駅前駐輪場に駐車しております自転車の中で無施錠、あるいは附属のかぎのみで、盗難の可能性が高い自転車、こういった自転車に対しましては、二重ロック等の有効性を呼びかけるとともに、これも盗難防止の呼びかけのチラシをつくりまして、自転車の前かごに入れるなどいたしまして、予防措置を定期的に実施してまいりたいというふうに考えております。

 また、市職員が本年4月から実施をしております青色回転灯の防犯パトロール、これのコースに今月より入れておりまして、各駅前の駐輪場も巡回をさせていただいているところでございます。

 このような対策によりまして、自転車等の窃盗に対する抑止に努めてまいりたい、こういうふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
 以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

阿古副議長 阿古副議長
 産業建設部長。

石田産業建設部長 それでは、吉村議員さんの2つ目のご質問でございます里山の整備について、治水、イノシシによる農地被害を防ぐためにも、早急な山の整備ということで、ご質問をいただきましたので、ご答弁申し上げます。

 野生獣類によります農地被害を食いとめる方法といたしましては、獣類の捕獲、防護壁、防護電線の設置等が考えられますが、ご質問の内容は、荒れた森林の整備、また、広葉樹の植栽によるえさ場の整備ということでご質問をいただきましたので、回答させていただきます。

 まず、荒廃した森林の整備でございますが、近年、建築資材としての杉、ヒノキの利用度が年々減少いたしまして、吉村議員さん仰せのとおり、山林所有者におきましても生産意欲の低下により、里山対策事業として補助金制度利用者は平成17年度におきましては3名、それから、整備面積は8.9ヘクタール、市山林面積の0.6%にとどまっております。

 今後、補助金制度の見直し、森林整備を進めるための作業道の整備等、引き続き検討してまいりたいと思います。

 次に、今年度より導入されました森林環境税による里山の整備でございますが、5月におくればせながら里山林機能回復整備事業実施運用が示されております。本年、竹内地区におきまして、今後5年間実施することが決定したところでございます。
 ほかに、団体といたしましては、布施城を中心にいたしまして活動されております山里を愛する者の集い、こちからも申請が提出されておりましたが、一部採択要件に満たないものがございましたので、今回につきましては、竹内1団体のみということに決定したところでございます。

 それから、この事業の1つに森林・動物共生の森づくり事業というのがございます。人家、農地に近傍した森林のすそ野を帯状に切り抜きまして、自然観察の場所とするとともに、見通しをよくすることにより、野生獣類との緊張を確保いたしまして、奥地に広葉樹を植栽し、えさ場となるよう整備することが可能な事業でございます。
 今後、被害の多い地区を中心といたしまして取り組んでいただけるかどうか、説明会を開催いたしてまいりたいと思ってお ります。

 また、現在、都市計画課で進められております山麓地域整備計画でございますが、この事業にも部分的に合体事業として取り組めないものか、重ねて検討してまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

阿古副議長 阿古副議長
 5番、吉村君。

吉村優子 議員
 それぞれ部長にお答えいただきまして、ありがとうございます。

 自転車の盗難対策につきましてですけれども、注意を呼びかけたり、パトロールを強化するということで、広報啓発活動をしていただくということで、これは大切だなというふうに思います。

 それから、高田署によりますと、先ほど部長が高田署管内105件の増ということでしたけれども、これ、奈良県下でいいますと、ことし1年間で3,000件の自転車の盗難事件があったんですけれども、昨年度比が209件の減になっているんですね。
 ちなみに、葛城市内の交番所管内別でいいますと、新庄交番所管内では本年42件で3件の増、忍海駐在所管内では9件で7 件の増、當麻交番管内では25件で15件の増と、いずれも奈良県下が減少傾向にあるのにもかかわらず、葛城市では増えている状況です。
 ただ、このデータにつきましては、駅前に限定されたものではなくて、まち全体の盗難件数ということですし、また、認知件数ですから、とられても届け出を出していない方はこの数字の中に含まれていないわけですから、果たして駅前でどれだけの件数があったのかは、はっきりした数字は出ないんですけれども、ただ、件数としてはふえている状況です。

 それに伴いまして、先週の火曜日に新聞に出たのが、高田署管内で窃盗が多発しているので、抑止緊急対策として何かパトロールをしたり、それこそ、呼びかけの札を入れたりというふうなことが新聞に載っていましたけれども、現在、JRの駐輪場では、本当にとられたくない人は、フェンスにチェーンをかけて固定したり、それから、自転車の仕切りが15カ所ほどあるんですけれども、ステンレスのポールが。
 そこに、そのポールを挟んで2台チェーンでかけたりとかしているんですけれども、それは数がしれていますよね、固定できる。ですから、できたら、何か対策として、長いポールでも設置していただいて、そこに自転車が二重でロックできるように、チェーンで巻けるような固定がしていただけたらなというふうに思います。ちょっと考えていただきたいというふうに思いますけれども。

 それから、山の整備についてですけれども、いろんな森林・動物共生の事業もあるみたいですから、それもやっていただきたいなというふうに思うんですけれども、先ほど部長の話の中にもありました山麓地域整備基本計画、今月の初めに各戸に配付されているはずなんですけれども、それによりますと、山麓地域は景観保全地区というふうになっています。
 景観保全というのは、何も手をつけずにそのままにするのではなくて、よい景観を保つというふうに私は受けとめていますので、よい景観という観念からしましても、荒れた山ではなくて、整備が望まれるところだというふうに思います。

 先ほどから私は、整備、整備と言っていますけれども、この整備は、人工的な整備を望んでいるのではなくて、山が本来持っている山のあるべき姿に戻すという意味にとらえていただきたいなというふうに思います。

 その計画の中にもあります滞在型農園のクラインガルテンでも、これも計画していますけれども、そういったものを求める人というのは、やはり、豊かな自然に引かれて来られるというふうに思うんですね。例えば秋になりますと、どんなに遠くても紅葉のところには人が集まります。だから、きれいにすると、人は自然に集まってくるというふうに思います。

 それと、田舎暮らしを希望している人も現在すごくふえているんですね。先日、大阪で田舎暮らしフォーラムというのがありまして、どんな人たちが、また、どれだけの人が田舎に興味を持っているのか、田舎暮らしに。また、何を田舎に求めているのかを知りたくて、私も参加したんですけれども、本当に多くの方が参加されていまして、その方たちは田舎に移住する方で、移住を希望なさっている方なんですけれども、そういった体験の講演もありましたし、横には日本全国の物件の書類とか、資料がいっぱい並んでいたんですね。
 それを真剣に皆見られていて、そういう姿を見ていますと、どこの地域に住みたいかじゃなくて、自然豊かな場所とか、どんなに不便でも美しい景観の場所に住みたい、そういう希望の方が多いんだなというふうに感じました。ですから、山をもとに戻すことで、そういうふうな人が集まってくるんだなというふうに思っています。

 この基本計画の補助整備をもう一度検討していただけるということですので、何かの補助がついたら、何か始められるんじゃないかなと思っていますので、ぜひお願いしたいと思います。

 この2点についてですけれども、市長の考えをお聞きしておきたいと思うんですけれども、よろしいでしょうか。

阿古副議長 阿古副議長
 総務部長。

大武総務部長 ただいま吉村議員さんからの再質問でございますけども、特に啓発活動を重点的にやらせていただくということでございますが、その中でもかぎをかけていただく場合、必ず2ロック、2つキーをつけていただくということが非常に効果があるようでございますので、そういった形の中でPRをしていきたい。
 もう1点は、防犯登録というのがございます。各自転車には防犯登録、自転車を買った場合に防犯登録をしていただいておけば、警察の方にその番号とかが全部残っておりまして、例えばどこかで盗まれて発見された場合、その防犯登録の番号を照会すれば、すぐに所有者がわかると、こういったもので、盗まれた場合でも発見されれば、すぐに所有者の手元に自転車が戻ってくる、こういうふうなシステム、これは法律で定められておるようでございまして、そういった形の中で、この2点を重点にこれからPRをしていきたいなというふうに考えております。

 それと、ご提案いただいておりますポールを立てて、それで2ロックをすればどうかということでございますけども、この辺につきましても、また現場の方、職員、十分研究をさせていただきまして、検討を進めさせていただきたい、こういうふうに考えております。

阿古副議長 阿古副議長
 産業建設部長。

石田産業建設部長 それでは、吉村議員さんのご質問に対しまして、再答弁をさせていただきます。

 県が今年度から行われました森林環境税の関係でございますけども、この事業はただいま申し上げました里山林機能回復整備事業、このほかにも、奈良の元気な森づくり推進事業、それから、森林環境保全緊急間伐事業、それから森林環境教育推進事業、こういった事業が示されております。
 実際、税は18年度から徴収ということで、早くから皆様方にはパンフレット等で県の方からもお示しせさせていただいているとおりでございますけども、先ほど答弁に出させていただきましたように、実際の運用方法が出てまいりましたのは本年5月に入ってからということで、事業の立ちおくれというものがございまして、今回この竹内地区で行われました里山林機能回復整備事業、これ1つしか獲得することができなかったんですけれども、内容も十分これから精査いたしまして、先ほど吉村議員さんの方からご指摘がございました山麓地域の整備事業、これに何とか組み入れて、山麓地域の整備が有効に図れるように、都市計画課の方とも協議を重ねてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

阿古副議長 阿古副議長
 市長。

吉川市長 吉村議員さんのご質問にお答えを申し上げたいと思います。
 1点目の駐輪場に係ります問題であるわけでございますけども、先ほど部長が答弁をいたしましたように、それぞれの駅には駐輪場があるわけでございますけども、ご指摘をいただいておりますJR前の駐輪場につきましては、公園整備と同時に、駐輪場としてはずっと整備をした駐輪場になっているというふうに認識をしているところでございますけども、ご指摘のように、そうしたことで余計盗難が多いのかなというようなことも思うわけでございます。盗難防止につきまして、先ほど部長が答弁をいたしましたように、提案をいただいたことも踏まえて検討してまいりたいというふうに思います。

 また、山麓地域にかかわりまして、いわゆる里山整備ということでございますけども、ご意見の中にございましたように、整備をされた、紅葉の時期には紅葉の美しい、あるいはまた、春には花が咲き乱れたきれいな山林というのは、ご指摘のとおり、人が集まるということでございます。大阪の方のフォーラムの例も出していただいたわけでございますけども、今、計画をしております山麓地域の整備にかかわりますことにつきまして、今おっしゃっていただいているようなことが、基本的には観光客やそうした人に集まってもらうというふうなことからして非常に大事であるというふうな認識のもとに、今計画をしているところでございます。
 おっしゃっていただいていますことを踏まえて、またそれ以上に、滞在型、この地の利を生かしたそういう山麓であるべきではないかというふうなことも思っているところでございますので、今、計画をしておりますそうした中にも、ご意見を踏まえながら、計画をしていきたい、こういうふうに考えます。
 以上です。

阿古副議長 阿古副議長
 5番、吉村君。

吉村優子 議員
 部長、それから市長、お答えいただきましてありがとうございます。

 広報活動、啓発活動をこのまましていただくのは、本当にいいんですけれども、JR新庄というのは、今、整備はちゃんと、今、市長がおっしゃったとおり、きれいに整備はされているんですけれども、先ほども言いましたけれども、無人駅であるということ、それから駅前に何もお店がないので人の目がないということ、それから、整備はされているんですけれども、奥の方にあるんですね。
 公園を通して、よく見えるんですけれども、人の目というのがなくて、変な言い方ですけれども、自転車をとる方からすると作業がしやすいというふうな、そういう環境なんですね。
 ですから、ぜひ何らかの対策をしていただきたいなというふうに、具体的な対策が必要じゃないかなというふうに思うんですね。

 先ほどもいじめの問題で、小さなときに芽を摘むという、それではないですけれども、ニューヨークの割れ窓現象ではないんですけれども、何か起こったときに、具体的な処置をしなければ、まち全体の治安の悪さを引き起しかねないというふうにも私は考えていますので、ぜひ具体的な対応を検討願いたいというふうに思います。

 それから、山の整備につきましては、検討していただける、計画の中に盛り込んでいただけるようなお話ですけれども、いつかだれかがやらなければいけない事業だというふうに思いますし、1年、2年で終わるものではないですので、いつかではなく、今から、できるところから始めていただくことをお願いしまして、私の質問を終わらせていただきたいと思い ます。
 ありがとうございました。




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