コ ラ ム  ちょっと意見をゆうこ 葛城市議会議員
 吉 村 ゆ う こ
葛城市議会議員 吉村ゆうこ
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産業廃棄物対策について
平成18年第2回葛城市議会定例会会議録(第2日目)
平成18年6月20日より抜粋
 【会議録はこちら】

吉村優子 議員 吉村優子 議員
 ただいま議長のお許しをいただきまして、質問をさせていただきます。産業廃棄物対策に ついてお尋ねしたいと思います。

 昨年の6月議会にも質問をさせていただきましたが、改めてお尋ねしたいと思います。
 その後も、小規模施設というべき状態のものが林堂地区にでき、トラックで持ち込まれたものを仕分けされているようです。その作業の中で、近隣住宅にかなり音が響くとのクレームがついています。
 また、風の日にはほこりが舞いはしないかとの相談も受けています。
 こういった苦情を環境課に持ち込まれた方が、問題の処理場が農地の転用なしで始めていることから、まずは、農林商工課へ行くようにと言われたそうです。確かに、まずは農業委員会かもしれませんが、実際環境に異変を来しているわけですから、こういったことに対しては環境課も受けられて、合同で対処すべき問題だというふうに考えます。一般的に住民の皆さんは、農地の転用云々より、まずは環境課にというふうに認識なさっておられます。

 また、その一方で、問題の処理場のように、田畑に隣接している場合が大方です。
 そうなりますと、田畑の所有者にとりましては、ほこりだけでなく、土壌汚染により周辺に流れ出る水などに影響が出はしないか、また、それによる農作物は大丈夫かという心配も出てくるわけです。環境、そして農地とともに、どちらにもかかってくる問題だと思います。

 ただ、こういったことは、起こる前に何か手だてをすべきだと考えます。
 以前質問しましたときには、用地を売却されるときには、適正な相手に適正な価格でと言ったふうに記憶しています。
 基本的にその考えはかわっていませんが、ただ、現在の状況下では、余裕があって土地を手放される方はほとんどおられず、何かの事情で、どうしても手放さなくてはならなくなった、そんな事情の方にとっては、買われる相手が何に使用なさるのかより、買い手がつき次第、また少しでも高い価格で売却したいという思いから、こういった処理場ができてくるように思います。
 これらのことを考えますと、やはり何か条例なりの規制を設けて、土地を取得しても葛城市ではなかなかこういった処分場は始めにくいという態勢づくりが必要だと考えます。例えば、五條市のように小規模施設においても、自治会合意などの条件を満たさなければ始められないとかの規制があればと思います。
 廃棄物の処理施設の必要性はわかりますし、きちっと住民の迷惑にならないように処理をしておられる業者もたくさんありますが、環境に悪影響を及ぼして、このように問題になっている以上、何らかの規制が必要だと思われますが、このことについてのご意見を伺っておきたいと思います。
 質問は以上です。再質問は自席で行わせていただきます。

阿古副議長 阿古副議長 市民部長。

杉岡市民生活部長 まず、質問にお答えいたします前に、私どもが所管いたしております環境課の職員の方が、市民に対しまして不見識な不適切な対応をいたしましたことに関しまして、おわび申し上げます。なお、事実関係を調査いたしまして、改めて吉村議員さんに対しましておわび申し上げる所存でございます。

 それでは、5番、吉村議員さんの、産業廃棄物に対しましてのご質問にお答えさせていただきたいと思います。

 初めに、農地転用での資材置き場や、青空駐車場において行われます産業廃棄物の中間処理や、古物商の事業活動による苦情処理の対応につきまして、窓口を1つにしてはとのご提案でございますが、吉村議員さんもご存じのように、農地転用に関しましての許可権者は葛城市の農業委員会で、農地転用の目的外使用や無断転用に関する指導の窓口は農林商工課でございます。
 また、農地、非農用地にかかわりませず、廃棄物の処理や保管に関し適切な運営がなされるように指導するのが環境課の所掌事務であると考えております。

 まず、住民から苦情があった場合の対応について説明させていただきます。

 住民から、産業廃棄物や中間処理や古物商の事業活動による苦情相談があった場合、まず現場を調査して苦情の状況を調査いたします。そして、その場に原因者がおれば、まず口頭で注意をさせていただきます。
 次に、土地の所有者や許可状況を農業委員会に照会いたしまして、何の目的で転用されておるかを確認いたします。もし無断転用や目的外使用をされている場合につきましては、農業委員会にその旨を報告し、適正な許可や使用の指導を求めます。適正な許可がとられている場合につきましては、その使用者はもちろん、時には所有者にその状況を報告いたしまして、是正の協力を求めるわけでございます。
 さらにその改善が見られない場合につきましては、その事業の許可権限があるなしにかかわりませず、葛城保健所や県廃棄物対策課に連絡をいたしまして、共同して指導に当たるわけでございます。
 そして、なお改善が見られない場合につきましては、高田警察署の生活安全課に通報いたしまして、協力を求めている状況でございます。以上が、環境課が取り組んできた手法でございます。

 しかしながら、吉村議員さんがご質問いただいておりますように、注意して監視していかなければならない事案が多少なりともございます。
 環境課と農林商工課とさらに連携を密にいたしまして、問題の解決に努めさせていただきたいと考えております。なお、農地転用のことに関し、いわゆる事案の発生の根本でございます農地転用に関しまして、区長との同意、義務づけることに関しましては、県農業会議とも協議いたしながら検討をしてまいりたいと考えております。

 次に、県の許可や届け出の義務のない小規模な施設にも市独自の規制を設けてはとのご提案でございます。
 近隣では五條市の、緑と水のふるさとを守る条例、また御所市では、産業廃棄物の処理施設の設置等に関する取扱要綱、この2件が近隣では施行されておるわけでございます。
 これらの要綱は、廃掃法8条で一般廃棄物処理施設の許可、第15条では産業廃棄物の処理施設の許可について規定されておりますが、廃掃法では不許可案件となっております小規模の産業廃棄物処理施設も含めた規制の内容となっております。
 奈良県産業廃棄物指導要綱では、施設の設置の際につきましては事前協議をする必要等定められておりまして、その添付要件とされます市長の意見書の交付の条件を定めた要綱であり、条例でございます。
 御所市の要綱では、産業廃棄物処理施設のうち、最終処分におけます積みかえ保管施設に関しましては、当分の間意見書は交付しないという大変厳しい内容でございます。
 この施設に関しましての市長の意見書は、県の方へ送らないという内容でございます。この種の条例の制定につきましてはそういうことになっておるわけでございますが、既存案件に関する適用について適用することはできませんし、ともすれば市内におけます善良な事業主も排除することにもなりかねません。
 しばらくは、五條市ないし御所市の条例、要綱の運営状況を見定めながら、今後の検討課題とさせていただきたいと存じます。
 以上、吉村議員さんの質問に対する回答とさせていただきます。

阿古副議長 阿古副議長 5番、吉村君。

吉村優子 議員 吉村優子 議員
 丁寧にお答えいただきまして、ありがとうございました。

 環境課におかれましては、適切に処理なさっています。
 いろいろな苦情に対しても迅速に職員の皆さん適切になさっているんですけれども、たまたまこの件に関しまして、ある方がそういうふうに対応なさっただけだと思うんですけれども、ただ、相談なさる側からとれば、その方がたまたまとか、個人の意見としてとられずに、市の対応はこうだったというふうに言われると思いますので、それであえて厳しいことを言わさせていただきました。
 それから、産業廃棄物に対する対策については、これは地域と行政ともでチェックすることがすごく望ましいなというふうに思います。それのためには、やはり五條市の条例、先ほど部長もおっしゃっていましたけれども、五條市、緑と水のふるさとを守る条例というのが制定されているんですけれども、これの内容につきましては地元の同意が要るということ、そのときに、周辺の住民の話し合い、そのときの会議録の提出を義務づけられているわけですね、そこが大分違うと思うんですけれども。

 それともう1点、公害防止協定を市と結ばれておられます。
 この中の公害というのは、一般的に大気汚染とか騒音、水質汚染ということなんですけれども、この五條市の条例は平成15年4月1日に施行されていたんですけれども、最初、これは中間処理施設だけの対応だったんですけれども、ことしの3月に新聞に載りましたとおり、小規模施設にもこれを対応するということで、条例改正がなされました。
 やはりこうなりますと、葛城市で問題のあるのは中間処理施設、まともな業者ではなくて、小規模のミニ処分場とかミニ処理場がいろいろと問題があるわけですから、こういった小規模施設にもこういった条例があるというのはすごく参考になるのではないかというふうに思います。
 今までにも同意という件に関しまして、先ほどおっしゃっていましたとおり、農地の転用のときに農業委員に添付する際に、隣地判なり区長、それから土地改良区の方の印があったわけですけれども、そうしますと本当に限られた方の承認ということだけなんですけれども、この条例でいきますと、やはり会議録をつける以上、住民皆さんの話し合いということになりますから、もしこれで住民の意見が調って同意となった場合でも、その後何か問題が起きた場合、やはり住民全体でチェックできると思うんですね。その点がすごく大きいと思いますので、ぜひこれ検討していただきたいなというふうに、お願いしたいと思います。

 あともう1点、農業委員会のときに農地の転用ということで、大体が青空資材置き場というふうに提出されています。その点について、ちょっともう一度お聞きしたいんですけれども、これも去年ちょっと質問させていただいたんですけれども、青空資材置き場というのはすごくあいまいだなと思いますし、もう少し目的を絞られないのかということ、それと、それで許可された場合、そのまま放置せずに、その後も農業委員会が目的外使用されているかどうかのチェックを地元の農業委員さんがしていただいているのかどうか、そういうことをもう一度確認していただきたいと思うので、その点についてもお尋ねしておきたいと思います。

阿古副議長 阿古副議長 産業建設部長。

石田産業建設部長 それでは、ただいまの吉村議員さんの再質問にお答えさせていただきます。

 農業委員会におきまして、転用申請が出てくる段階におきまして、青空資材置き場という形で出てくるケースがあるんですけれども、確かにおっしゃるとおりでございます。
 この書類の中には、一応その用地がどういうふうに利用されるのかというものを、敷地ごとに、この敷地内に、仮に建設業者ですと、当然、埋め戻し等の山土、それから掘削いたしました残土の仮置き場等が出てまいります。
 その敷地内、どのあたりに何を置きますよというものを、その敷地内に、細かく書いたものを添付書類として出していただいております。
 この書類につきましては、当然隣地同意、それから水利、それから地元農業委員さん、農業委員さんは各大字、各区には1人ずつということでは今現在ありませんけれども、近隣の農業委員さんの確認判をいただいて、提出していただくというふうになっております。
 あくまでも、資材置き場だから、何も農業委員会の方は徴収していないということではございません。どういった利用方法、どういった形態で利用するというものを出していただいているということを、ご理解いただきたいと思います。
 以上です。

吉村優子 議員 吉村優子 議員
 それともう一つ、チェック、その後の目的外使用のチェックですね。

石田産業建設部長 目的外使用の方なんですけれども、この目的外使用の方、農業委員会といたしまして、仮に1年、2年たってきた場合に、それが果たして農業委員会から目的外使用ですよということが言えるのかどうかという点がありますので、この辺につきましても、再度、県の農業会議の方と、もう一度詳しく、どういった時点まで農業委員会として指導できるかというのを確認させていただきたいと思います。この点につきましては、改めて吉村議員さん の方へまた連絡をさせていただきたいと思います。

阿古副議長 阿古副議長 市民生活部長。

杉岡市民生活部長 質問の折、私も五條市の、水と緑のふるさとを守る条例ということを引用してお答えさせていただいたわけでございますが、そのほかに、この条例につきましては、罰則規定で罰金が30万円以下というふうな状況もございます。
 その辺の中で、他の法律との整合性も十分検討してまいりたいと思いますし、また、本来の廃掃法による許可物件につきます大規模の方につきましては、適正な運用をされておるわけでございます。
 吉村議員さんおっしゃいますように、いわゆる無許可物件につきます部分につきまして、一番苦慮しておりますのが古物商としての、それは資産であると、また片や産業廃棄物であると、その仕分けの方が非常に苦慮する部分でございます。
 その辺のことを十分精査いたしまして、前向きに適正な規制なり条例なり、対応させていただくように努力させていただきたいと思います。
 以上でございます。

阿古副議長 阿古副議長 5番、吉村君。

吉村優子 議員 吉村優子 議員
 今、前向きにとおっしゃっていただきましたので、それを信じていきたいと思います。

 それから、これも今の状態でしたら、本当に葛城市は、初め何かあっても黙っていれば、そのうちおさまるからという感じで、業者間で流れているような気がするんです。
 それでねらわれているような気がしてならないので、何か本当に対策をしていただきたいというふうに思います。

 それから、農業委員会の方も、目的外使用でそのチェックが入れられるかどうか、そしたら農業委員の権威というのがどこまであるのかなというのを疑問に思ったりするんですけれども、その点についても、今後ともいろいろ話し合っていただいて、前向きに検討していただきたいなということお願いしまして、私の質問を終わらせていただきます。
 ありがとうございます。




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