コ ラ ム  ちょっと意見をゆうこ 葛城市議会議員
 吉 村 ゆ う こ
葛城市議会議員 吉村ゆうこ
ライン
【 コラム一覧 】

ご挨拶
プロフィール
理念 目標 姿勢
活 動
アルバム(随時更新)
コラム
ご意見・ご感想
後援会・事務所案内
リンク集
わが街 探訪
●

日時 : 平成26年2月13日(金) 午後1時30分〜3時30分
場所 : 葛城市當麻文化会館大ホール
内容 : 市政報告・意見交換(1年間の活動報告)

 border= ■1.なぜ我々はこの様な活動を始めたのか
 border= ■2.新市建設計画の現状
       2−1.近鉄尺土駅前整備事業
       2−2.新クリーンセンター建設事業 
       2−3.国鉄坊城線整備事業 
       2−4.(仮称)弁之庄・木戸線
 border= ■3.新道の駅事業を通して、葛城市政の実態を浮き彫りに
    【1】突如具体化した新・道の駅建設事業
    【2】「山麓地域整備基本計画」の内容について
    【3】誰のために「新道の駅」建設計画がつくられたのか
    【4】一ヶ月も経たないうちに全面見直
    【5】事業面積は3万3千uから8万6千uに
    【6】説明できない事業手法の間違い
    【7】誰が責任を負うのか、市民負担の増大
    【8】基本方針も何処へ、地域産業の振興、活性化は後回し
    【9】茶番劇?「道の駅」運営会社に鞄ケの駅葛城を選定
    【10】新道の駅建設地が、土砂災害警戒区域に指定
 border= ■質 疑 応 答
    ・1.市長に後退してもらわんと、なんぼ口でええ事言うても・・・
    ・2.赤字の補填はしませんと一筆貰って欲しい
    ・3.議会の他の議員さんは何をしているのか
    ・4.あまりにも勝手な事を許し過ぎて来た我々住民、そろそろ変え時
    ・5.『よっしゃ頑張る』と一言何故言えないんですか
    ・6.これはもう選挙で勝つ以外にないですね。
    ・7.是非、葛城市を変えて頂きたい。

 border=
■1.なぜ我々はこの様な活動を始めたのか

 皆さんご存じの通り.平成25年10月に合併後3回目の市議会議員選挙。その際、その時すでに話題になっていた「新道の駅建設事業」につきましては『1つある道の駅、2つも要らない』『本当にこのまま道の駅事業、進んでいくんですか』など、たくさんのご意見をいただきました。
 翌11月に議員有志で今後の葛城市をどうするか話し合いの場を設定 その中で、やはり私同様それぞれの議員が選挙活動中に道の駅に関して市民の方々から疑問を投げかけられていました。
 そこで会派や党を超えて市民の皆さんのために「新道の駅について一度立ち止まって考え直そうと」ということで活動を始めました。
 ころころ変わる計画、どんどん増える事業費等について市民の皆さんに市政報告のチラシや街頭で訴えて来ました。

 平成26年4月20日、パネルディスカッションをあかねホールで行いました。その時に市民の皆さんと意見交換する中で、会場の中から「いつも議員の数で負けるなら私たちも何か行動を起こしたい」という声が上がり、『みどりの風の会』が発足され、「新道の駅建設事業の凍結を求める署名活動」が開始されました。

 私たち議員も市内各所で街頭演説とともに凍結を求める署名の協力をお願いしました。
 當麻練渡(れんど)の時に参道で署名活動を行った時、市外からも多くの人が来られていました。

 『多くの税金使われるんやから、私らも署名させて』と言う市外の人も何人かおられました。

 そういったお声も力に半年間、がんばりました。



 その結果、6,752筆の署名を頂く事ができました。
 12月16日に『みどりの風の会』の代表の方が市長と議長にその署名を提出されましたが、その後につきましては回答が無いまま現在に至っております。

 こういった署名の提出をうけまして、住民投票条例案を議会に提出致しましたが残念ながら5対8で否決となりました。

 私たちの活動として、議会ごとに新・道の駅などの経過報告も含めまして議会報告をチラシで配布しております。


 2月19日に関西テレビ"スーパーニュース・アンカー"の取材を受けました。
 "スーパーニュース・アンカー"では道の駅の特集がされていました。
 『道の駅はいいことばかりじゃないですよ』ということで全国の道の駅の失敗例も紹介され、3月2日に放映されました。

・関西テレビ「スーパーニュースアンカー」 で放映されました。


● ●「スーパーニュースアンカー」
キャスター: 岡安譲、村西理恵
コメンテーター:
須田慎一郎(経済評論家)
わかぎゑふ
放映:平成27年3月2日
●
●岐路に立つ『道の駅』  岐阜県中津川市「きりら坂下」
・平成5年開業、第三セクター経営
・累積赤字4,936万円で平成26年11月会社解散決定
・市が赤字補填、現在中津川市直営で運営継続
役員全員が非常勤。責任の所在曖昧甘い経営。
●

●岐路に立つ『道の駅』  京都府京丹波町「丹波マーケス」
・平成21年開業、第三セクター経営
・平成26年9月、町より6億7百万円の累積赤字補填を決定
テナント料で運営を計画 : テナント料高くて入居が少ない
 8千万円/年返済計画 ⇒ 4千万円/年しか返せず

 

●インタビューに答えて
【葛城市長】
地域で作ったものを地域の人だけでなく他の人にも買ってもらいたい。
人□何百万人というマーケット、大阪、兵庫がある。そこから葛城市に来て頂けるようなゲートウェイとして機能させたい。

【阿古議員】
なぜ今「ふたかみパーク當麻」と言う道の駅が一つあるのにもう一つ作らないといけないんですか、と言う市民の声。
行政は市民が望んでいる、本当に望んでいることをやるべき
「當麻の家」から『新・道の駅』まで車で5分、建設に計画性が乏レく当初の予算から事業費が膨れあがっている。

【葛城市民の声】
女性 : 賛成。もっと葛城市が周りから知ってもらえるんじゃないか。
男性 : 高速降りたところのすぐ近くにあるから、それはそれで意味合いがあるんじゃないか。
女性 : いらない。税金の無駄這い。
男性 : 別に「道の駅』使わなくても我々にとっては買い物するところ幾らでもありますし、わざわざ新しく作ることはないのではないか。
女性 : そんな近くに要らないかな。保育所とか一時預かりとか全然ないので、子育ての方に(税金を)使ってほしわ。

●田邊文彦(夙川学園大学教授)さんコメント
 これからつくるる「道の駅』は今までより難しい局面に(集客、既存の「道の駅』の影響、資金面)。今まで以上にお金がかかってくる可能性が高い。

●須田慎一郎(ジャーナリスト)さんコメント
 無尽蔵に予算、税金があれぱいくらつくっても良いが、公共事業には綿密な計画が求められる。
施策として優先順位をつけたときにそれが一番かどうか。

目的、狙いを明確に!戦略があるのかどうか

・そもそも合併時の新市建設計画では10億円。


 そもそも合併時の新市建設計画では10億円で 当初計画:山麓地域整備基本計画の中で所謂「城」とその周辺で貸農園を開設 貸農園で作付けした野菜や市内生産者よりの出店、商工業製品の出展販売を行うH23.10その地場産業振興ゾーン内に18億円で「新道の駅建設事業」の話が突如委員会で報告ありました。
 平成25年12月にはゴミ焼却・給食センター・国鉄坊城線、そして新道の駅建設事業の追加で200億円 限度額いっぱい。(起債…100億円…限度額)
 このように、計画が変わり続ける「道の駅建設事業」等につきましては、先ほど言いました、年4回議会ごとのチラシ。そして過去3回のパネルディスカッション等で報告してまいりました。そして今回第4回パネルディスカッション開催の運びとなったわけです。

 以上が今日に至るまでの報告とさせていただきます。

■2.新市建設計画の現状

 新市建設計画とは合併時に今後10年間でどの様な街を作るかと合併前に色々と議論を重ねて策定された計画です。

 事業費の総額を157億6千万円と定め小中学校の耐震工事ならびに大規模改造工事、新焼却施設建設工事等を計画され合併後に着工され一部完成しています。

 何故その様な金額になったのかと言いますと、限度額200億円までは認めてもらえる訳ですが合併当時、国の三位一体改革などで地方がいじめられていた時期で多くの借金を残した場合、将来にわたって苦しくなっては困るために事業費を157億6千万円抑えた経緯があります。

 ところが山下市長になってから当初計画に無かった事業、新・道の駅。国鉄坊城線、新・給食センター建設、新クリーンセンターの大幅な増額により現在218億6千万円と約61億円が増額となり大きく事業費が膨らんでいます。

 起債(借金)、合併特例債(合併した市に対し特例を設ける)発効の限度額は100億円で、この限度額を超えた場合は一般通常債(特例が無い借金)で借り入れる事になります。
 この合併特例債は借りたお金の70%は国の交付税で貰えます、しかしはみ出た分については国の援助が一切有りません。
 今現在で20億円余がオーバーしていて一般通常債となる見込みです。
 また、この事業の中で新クリーンセンター建設事業の起債(借金)の額が大きくなっています。

 合併して11年目に入りました。合併した証しと言うのは”新市建設計画”を当初は10年以内に進めなければならないという事でしたが、しかし、東日本大震災等の影響で15年になりました。
 平成31年まで順次これらの計画を進め完成させなければならないということで非常に大きな予算になっています。 今は平成28年、平成31年は目の前までやって来ていますが現状はとてもお金が足りない状況になっています。
 市長は『葛城市は豊かですよ。大丈夫ですよ。みなさんに心配かけないでいけますよ。』と言っていますが健全財政の維持は見込めない状況になっています。


■2−1近鉄尺土駅前整備事業


 この事業は平成20年度より着手し測量設計を行い地域役員、地権者に説明され協力により現在に及んでいます。  

 道路構造は車道2車線(3.5m)、両側歩道(3.5m)で道路幅員14mで総延長350m。現在、葛下川より西が完成し葛下川より南平医院までの間及び橋上駅と南側の駅前広場を繋ぐ高架橋道路を併設する計画です。

 本来計画は平成21年〜平成25年の5ヵ年計画の予定が、用地買収などの遅れで平成29年度完成目標と変更になっています。また、事業費は18億円から今現在20億8千万円と増額になっています。  この事業は小中学校の通学路になっている事から交通安全総合施設整備事業として国の補助事業として行われています。

このページの上部(目次)へ↑

■2−2新クリーンセンター建設事業



 合併時は當麻で日量20トン、新庄で日量26トン。両町で別々に処理しているものを一箇所に集約して日量50トンの処理能力の施設を旧當麻クリーンセンター跡地に建設中です。

 この事業は平成21年度から計画策定を始めその後地元當麻大字役員、住民の皆様に説明をし平成23年1月28日に大字當麻区と建設同意に対する協定書の締結が行われその後県との環境問題、アクセスの問題いなどの調査協定が行われ平成23年7月末に焼却炉棟、リサイクルセンター塔の解体工事が発注されました。

 また、新焼却炉棟、リサイクルセンター塔の工事発注を2回されましたがいずれも入札参加業者が1社しかなく落札に至りませんでした。そこでやむなく3回目1社で随意契約方式で契約を行、平成25年2月14日に臨時議会を開催して契約金額45億1,000万円で川崎技研と契約しましたが県との協定が入札当時は整っておらず、もし県の許可が下りない時は契約解除が出来、費用は出来高清算の条件が付されていました。

 何故こうなったのか・・・

 この建設場所は金剛生駒紀和泉国定公園内であり国の自然公園法(昭和32年6月公布)が適用される場所です。そのために敷地面積、建物の高さ等に規制があります。計画地の敷地面積は現行9,000平方メートルに対し都市計画決定面積が22,000平方メートル(一部道路敷地含む)になっています。

 県と協議する中で、当初計画は新焼却炉棟とリサイクルセンター塔は別棟で計画されていましが敷地面積、建物の大きささが自然公園法の範囲に収まらない事がわかり、工事契約が成立しているにも関らず敷地面積15,305平方メートルで新焼却炉棟とリサイクルセンター塔を1つの建物にすることが必要になりました。

 建築面積の制限、煙突の高さの問題で地下一部3階建ての構造にしないと計画した新焼却炉棟、リサイクルセンター塔、管理棟の合計面積5,588.2平方メートル、水平投影面積(地上からの面積)20%以下の制限ある。

 建物を地下部分にすることにより入札時より41億円の増額となっている。平成29年春頃には竣工できる見透し見通しです。

このページの上部(目次)へ↑

■2−3国鉄坊城線整備事業


 JR新庄駅より北200メートル、国道24号線と葛城川の東西道路1300メートルを拡幅、延長するものです。

 この道路は合併前、旧新庄町の事業として平成13年度より計画し平成16年度より国土交通省まちづくり交付事業として土地区画整備事業、公園整備事業、道路新設改良事業の3点セットで事業が採択され着工して土地区画整備事業、公園整備事業の2点は平成21年度に完成しましたが道路事業は一部は完成ですが大半は未完成でJR敷地地下化架道橋工事をするためJR西日本との工事委託契約の契約が必要ですが山下市政の平成20年9月議会で否決され工事が中断しました。  

 市長選挙後、平成21年10月に地元関係大字が何故事業を中断させたのか、早急に完成させないと経済効果が上がらないと強い要望があり重い腰を上げざるを得なくなり国の社会資本総合整備交付金事業の採択を受け再び新市建設事業に含め平成23年12月議会で事業費23億円(当初13億円程度)が可決されましたが契約期間平成23年〜26年の4カ年でしたが用地買収が遅れ契約期間を平成29年度末に延長されています。

このページの上部(目次)へ↑

■2−4(仮称)弁之庄・木戸線


 この道路は合併時、旧両町を結ぶ南北道路として連絡道路、災害時の緊急時にも重要な道路としての位置づけ新市建設計画に17億3千万を事業費として計上されましたが新市建設計画を着工する中で小中学校の耐震補強工事の早期完成、新クリーンセンター事業費の増額が予測される中で新市建設事業費157億円を増額出来ないためにこの事業を新市建設計画から除外しましたが県の事業として実施願うため平成18年に葛城市、大和高田市、香芝市の3市長の連名で陳情書を知事に提出し平成20年度で県費500万円で道路路線の調査費が計上され調査されました。

 しかし市長が代わってからは平成21年度以後、葛城市から県に対して何ら協議されずでした。
 この道路事業と近鉄尺土駅前整備事業を一緒に完成しないと尺土駅前広場の利用価値が薄れます。
 平成26年から県高田土木、葛城市の間で勉強会の名目で3回程度協議されましたがそれ以降葛城市から県に対してなんら働き掛けないため現在は休止状態です。
 今年は市長選挙であり是非とも新しい市長に今後早い時期に再度、勉強会等を行い早急に工事着工に向けて努力する必要があると考えます。

 執行権はありませんが私たちも努力してまいります。

このページの上部(目次)へ↑



■3.新道の駅事業を通して、葛城市政の実態を浮き彫りにする


 新道の駅事業について6年間経過を振り返りながら議会報告を兼ねて葛城市政の実態を皆さんの前で浮き彫りにしたいと考えています。

 新・道の駅建設事業は、合併後の葛城市のまちづくりの計画をことごとく反故にした上に、凍結を求める6752筆の市民の意思や有志議員の見直しを求める声にも、一切、耳を貸さず、山下市長と山下市長を支援する一部の有力者や団体、議会の多数の力で強引に推進してきました。

 しかしズサンな新・道の駅建設事業の当初の計画は、跡形もなくなり施設の内容や規模、事業面積がコロコロ変わり、事業費がドンドン増えています。

  鞄ケの駅葛城が6月に発表した「運営基本構想」の中期収支計画も、生産性や採算性が極めて低く、市民の負担は増える一方です。

 合併後の葛城市の「まちづくり」にとって重要な事業である「近鉄尺土駅前整備事業」や「新クリーンセンター建設事業」、「国鉄・坊城線整備事業」が平成29年度に先送りされる中で、ひたすら今年、平成28年の秋オープンに突き進むやり方は、市政に混乱をもたらす大きな原因になっています。  

 この混乱をもたらした要因の1つは葛城市の諸計画の中に新・道の駅建設事業は無かった事です。

【1】新・道の駅建設事業は、葛城市の「まちづくり」の諸計画には無かったことです

 葛城市は、平成16年10月に合併しましたが、合併時に策定された「新市建設計画」、合併後の平成18年3月に策定した「山麓地域整備基本計画」。  さらに、この「山麓地域整備基本計画」が反映された、平成18年10月策定の「葛城市総合計画」や平成19年3月に策定した「都市計画マスタープラン」にもありませんでした。

【参考資料】
・新庄町・當麻町合併協議会
・新市建設計画
・葛城市総合計画概要版
・葛城市総合計画
・全体構想■葛城市総合計画
都市計画マスタープラン 平成19年3月

・都市再生整備計画(葛城山麓周辺地区)
  1.表紙
  2.都市再生整備計画の目標及び計画期間
  3.都市再生整備計画の整備方針等
  4.交付対象事業等一覧表
  5.都市再生整備計画の区域
  6.葛城山麓周辺地区(奈良県葛城市)整備方針概要図

 ところが山下市長就任後、にわかに「山麓地域整備基本計画」、「葛城市総合計画」や「都市計画マスタープラン」が反故にされて、大字太田の「地場産業振興ゾーン」の予定地に「新・道の駅建設事業」計画が割り込んできて、そのあおりをくって「クライングガルテンと花の里」や「ソバの花咲く里」、「健康と休養の里」などの整備計画は全て中止されることになったのです。

 これらの計画には「新・道の駅」建設計画はなかったのです

【2】「山麓地域整備基本計画」の内容について

「山麓地域整備基本計画」は、どの様な内容の計画であったのか触れて置きたいと思います。

 「山麓地域整備基本計画」は、合併後「新市建設計画」に基づいて、一番最初につくられた計画です。

 その計画の内容は、「地域活性化事業」(まちづくり交付金事業10億円)として、大字太田の「地場産業振興ゾーン」や寺口の「クライガルテンと花の里」、平岡の「そばの花咲く里」を整備する「ファームリゾートエリア」と、大字當麻の農業者健康管理休養センター改修事業として、「健康と休養の里」を整備する「花と文化財の散策エリア」。それらを結ぶ「歴史散策ウォーキングロード」の整備など、山麓地域全体を活性化するための計画でした。

 この計画は、行政側の求めに応じて、平成17年11月10日の臨時議会において、近鉄尺土駅前整備事業や山麓地域整備事業等を具体化する目的で市議会「まちづくり特別委員会」が設置され、2年余りかけて議論し、事業の内容や規模、事業費や事業手法等も承認され、進められてきたものです。

 そして、この「山麓地域整備基本計画」が盛り込まれた「葛城市総合計画」(平成18年10月策定)が、平成18年9月25日の定例議会において、葛城市の総合的、計画的な行政運営を図るための一番上位の計画として、地方自治法第2条第4項の規定に基づき議決、決定されたのです。

 当時、山下市長は、議員として「まちづくり特別委員会」の委員や副委員長として、「山麓地域整備基本計画」の審査や「葛城市総合計画」の審議・議決に参加し、賛成していたのです。

ては市議会が承認・議決した計画を反故にしてまで、いったい誰のためにどの様にして「新道の駅」建設計画がつくられたのか、「新道の駅」建設計画の策定の経過を辿りながらその謎を解き明かしていきたいと思います。

【3】誰のために「新道の駅」建設計画がつくられたのか

 はっきりしていることは、山下市長になってから突如として浮上してきたことです。
 「新・道の駅」建設計画策定の経過を見れば明らかになってきます。

 山下市長就任後の平成21年7月20日に「地域活性化(仮称道の駅)計画検討委員会」を設置して「新・道の駅」計画の原案づくりに着手しています。

 さらに、翌年の平成22年10月18日には、市民公募の「ワーキング会議」を設置しています。
 平成22年5月には、計画検討委員会が「新・道の駅」の基本計画を策定し、「ワーキング会議」は、平成23年3月には5ヵ所の候補地の中から、現在の建設予定地を決定し、総事業費18億円、事業面積3万3000uも決定しています。 

 注目すべきは、「新・道の駅」計画をつくった(仮称道の駅)計画検討委員会のメンバーです。14人で構成されていますが、メンバーの中には、商工会会長、農業委員会会長、区長会会長が選任されていることです。

 昨年の12月定例議会において、「道の駅かつらぎ」を運営する指定管理者に鞄ケの駅葛城が決定されましたが、驚いたことに、この鞄ケの駅葛城の代表取締役社長に商工会会長が、専務取締役には農業委員会会長、常務取締役に当時の区長会長だった方が就任しているのです。

 葛城市の諸計画を反故にし、「新・道の駅」計画づくりに係わった人達が、この秋にオープンする「道の駅かつらぎ」を運営する会社の中心的幹部に納まっているのです。

 さらに、驚いたことは、「計画検討委員会」も「ワーキング会議」も、会議録が作られておらず、議論の内容や決定のプロセスが全く検証できない密室の中で作られたされた計画なのです。

 新・道の駅事業計画は、議会が承認・議決した「山麓地域整備基本計画」や「総合計画」等を反故にして、一握りの人達によって作られたもので、正当性や透明性、適法性という点で重大な問題があります。

 次に商工会等の関与について報告します。

 商工会は、合併前の平成16年3月、新・道の駅の建設予定地内に、2188uの土地を4500万円で購入しています。

 また、商工会は、合併後の平成18年11月、商工会が作った「南阪奈道路の周辺整備計画案」を葛城市に提出し要望しています。

 その内容は「4階建ての商工会議所の建物、ビジネスホテル的な10階建てのホテル・展望レストラン、平屋で150席ほどのセレモニーホテル、農産物直売所、道の駅」を市で建てて欲しいというものでした。「道の駅」は、商工会のこの要望書の中で初めて出て来たものなのです。

 さらに、平成23年10月12日、(仮称)株式会社道の駅かつらぎの発起人代表の商工会会長、農政活性化推進協議会会長の連名で、山下市長に対して「新・道の駅設立要望書」を提出しています。

 要望書は、新道の駅の建設を強く求めるとともに…「…現在、葛城市商工会、葛城市農政活性化協議会が中心になって、新道の駅の運営をおこなうための、(仮称)株式会社道の駅かつらぎの新会社設立のための推進協議会をつくり…その要望書の最後の部分に「道の駅の運営に際しては、農商工業者が中心となった関係団体で構成する共同出資会社を設立し、行うものであります」と、「施設の運営も行う」と、あからさまに表明していたのです。

 商工会は、市議会に報告される前から、「新道の駅」計画の策定や施設の運営にまでかかわるなど、新道の駅建設事業に深くかかわってきたのです。

 そして、平成25年度には、9年間塩漬けになっていた商工会の土地は6133万円で市の開発公社に売却し、1633万円の利益を得ているのです。

 更に付け加えますが平成24年6月28日の山下市長の後援会発足総会で商工会会長が後援会会長に就任し昨年の12月5日の後援会でも後援会の会長に再任されています。

 まさにギブ&テイク、「新道の駅」建設事業を推進して来たのです。

 次に「新道の駅」計画がどれ程ずさんな計画であったか報告します。

【4】一ヶ月も経たないうちに全面見直し…設立委員会に丸投げ

 平成23年10月25日、「計画検討委員会」や「ワーキング会議」が策定した「新道の駅事業」計画が、市議会・都市産業常任委員会に初めて提案されました。

 ところが、平成23年12月『運営をより経営という観念から、一層深く考えるために、“道の駅かつらぎ設立委員会”を11月28日に設立し、運営方法、施設規模等、道の駅全体に関わる部分を協議して…より慎重に考えていきます』と、僅か1ヶ月で、計画の全面的見直しを表明し、商工会中心の「設立委員会」に計画の協議・策定を丸投げしたのです。

 設立委員会に丸投げして以来、事業面積や事業費、施設の規模や内容、事業収支計画等が、コロコロとかわってきたにもかかわらず、用地買収や造成工事等を強引に推進するなど、問題はさらに広がって来たのです。

【5】事業面積は3万3千uから8万6千uに拡大…縮小?

 @北側民有地6840uを買い増し、公園事業で推進!

 市は、県が計画している違法盛土の部分の防災・安全交付金事業が着手できるよう違法盛土の部分42990uを競売で入手しましたが、これを機会に、さらに、隣接する民有地6840uを買い増し、道の駅の交流広場部分2万1000uと合わせて、7万4000uを一体的に公園整備をするために、予定していた国の補助事業、都市再生整備事業(まちづくり交付金事業)をやめて、都市公園事業に変更する事業手法の変更を平成26年3月定例議会で表明したのです。
 このことによって、事業面積は、当初の3万3000uから2.6倍の8万6000uにも拡大されました。

 平成26年3月定例議会で、都市整備部長は「公園事業で用地買収をしている」。「都市公園に設置してもよい施設は、売店、飲食店等が都市公園法施行令で定められている。道の駅に計画している施設は、これに該当する」、さらに「建設面積要件(建ぺい率2%)は、大池(3368u)や競売で入手した違法盛土部分(4万2990u)に隣接する民有地6840uを買収して、5万3000uを公園整備する。道の駅の交流広場部分(2万1000u)と合わせた7万4000uを一体的に整備すれば、建ぺい率を満たし、商業施設{1575u)が建設できる」と、事業面積を拡大し、事業手法は都市公園事業でを進めると明言していました。

 ところが、6ヵ月後の平成26年9月定例議会で、後任の部長は、「間違いだった。当初から都市再生整備計画事業で、道の駅交流広場整備を計画している。建ぺい率は60%である」、「県の方で違法盛土部分の工事を行っていただく、5万3千uの公園整備は、道の駅とは別事業で行う」と、違法盛土部分や民有地等を含めた一体整備を全面否定し、前任者の「公園事業という発言は間違いである」と断言し、コロッと変更したのです。

 3月議会には「国や県も認めていただき、(公園整備区域を含めた建ぺい率2%)適用させていただく」と答弁していた市長も、部長の発言を追認し、「改めてお詫び申し上げたい」と、謝罪する事態になったのです。

 ここでも改めて、道の駅事業計画のずさんな実態が明らかになりました。

【6】説明できない事業手法の間違い

 私は平成26年12月定例議会で、何故、都市整備部長も市長も間違ったのかその原因を明からにする様に求めましたが、都市整備部長は「…なぜ、そういう答弁をしたか理解できないので答えることはできない」と、全く原因究明の意思がないことを表明、市長に至っては答弁に立たず、だんまりを決め込んだのです。

 市は、土地の買収や家屋等の移転補償に伴なう譲渡所得の特別控除(租税特別措置法)の適用を受けるべく、葛城税務署と事前協議を行っています。

 その際、税務署に提出した「資産の買取等にかかる説明書」の根拠法令は、「道路法と都市公園法」と記載されています。つまり、道の駅の交流広場部分の土地等は、都市公園法の公園事業で買収することになっているのです。

 譲渡所得の特別控除額は、公園事業であれば5,000万円で、都市再生整備計画事業であれば1,500万円です。3,500万円もの大きな差があります。

 公園事業が間違いで、都市再生特別措置法に基く都市再生整備計画事業で進めると言うのなら、当然、根拠法令を都市再生特別措置法に変更し、協議をやり直さ無ければなりません。ところが、市は「変更はいたしません」と間違いを正すことを拒否したのです。

 用地買収等を容易に進めるために、控除額の大きい公園事業で買収し、買収の見通しがたってから、(建ぺい率60%の)都市再生整備事業に再び転換したのです。

 意図して議会や税務署を偽り、どんな手を使ってでも新道の駅事業を推進しようと言う姿勢は、法令等に基づいて仕事をする行政としてあるまじきことではないでしょうか。 

【7】誰が責任を負うのか、市民負担の増大

 事業費は、本体事業費が18億円から20億円に膨らみ、さらに関連事業として、新道の駅西側53000uの公園緑地整備事業に2億4千万円、県道拡幅等の周辺道路整備事業や南阪奈道路へのオンランプ整備事業に4億4千万円、合計6億8千円の概算事業費が明らかにされました。 

 ズサンな計画によって、関連事業費を含めた総事業費は1.5倍の26億8千万円に膨んできたのです。

 「山麓地域整備基本計画」の地場産業振興ゾーンの事業費が5億3千万円程度でしたから、実に5倍もの事業費になっているのです。

 こんなでたらめな事業に莫大な税金を注ぎ込んで、一体誰が責任を負うのでしょうか、10年、20年後に新道の駅建設にかかわった当事者は、誰が残っているのでしょうか、もう、責任を負う者は誰もいない、最終的には、市民の負担で補填し、維持することになることは目に見えているではありませんか。

【8】基本方針も何処へ、地域産業の振興、活性化は後回し

 平成23年5月に策定された「新・道の駅」事業計画の基本方針では、「農業や酪農の価値が見直され、新たなビジネスチャンスにもつながるような地域振興の拠点づくり、地域住民が活躍し、担い手を育成するため、農業・酪農の技術指導や農地の斡旋、商工業の出店指導など地域産業の振興を支援する」が第1の目標に掲げられていました。

 ところが、市は、「道の駅の成功のため、賑わいを起こし、集客をふやすための施設としては、規模の検討が必要と判断したため、規模の修正を図ってきた」と方針転換して、当初の施設面積1575uから1.8倍の2873uにも拡大したのです。
 さらに、市は、「利潤を追求しなければ運営会社の経営が成り立たない、年間数億円規模の売上げの直売所において、市内産の割合を70%とすることはかなり厳しいと予想される。…市内産のものだけでなく、消費者のニーズに応じた品揃えも必要になる。まずは、広く奈良県産を70%とし、鮮魚も精肉も扱う」と、一番肝心の地元の農業や酪農、商工業などの地域産業の振興や活性化は後回しにして、地域産業支援の根本的な目標であった地産品70%を取り下げたのです。

 ズサンな新・道の駅建設計画は、基本方針も事業計画もバラバラ

【9】茶番劇?「道の駅」運営会社に鞄ケの駅葛城を選定

 道の駅かつらぎの指定管理者に選定された「株式会社道の駅葛城」のルーツは、平成23年に作られた(仮称)株式会社道の駅かつらぎです。

 この(仮称)株式会社道の駅かつらぎは、平成23年10月12日、発起人代表の商工会会長、農政活性化推進協議会会長の連名で、山下市長に対して「新道の駅設立要望書」を提出しています。
 その要望書では「…現在、葛城市商工会、葛城市農政活性化協議会が中心になって、新道の駅の運営をおこなうための、(仮称)株式会社道の駅かつらぎの新会社設立のための推進協議会をつくり、市が昨年に実施された新道の駅検討委員会及びワーキング委員会にて委員さんが決められた事を重視して協議をおこなっているところであります…」と、「新道の駅の運営をおこなう、(仮称)株式会社道の駅かつらぎを設立する」と明記し、後段でも「道の駅の運営に際しては、農商工業者が中心となった関係団体で構成する共同出資会社を設立し、行うものであります」と念を押して、要望書を締めくくっています。運営については、要望ではなく「行なうものであります」と明記しているのです。

 この(仮称)株式会社道の駅かつらぎが、そのまま株式会社道の駅葛城(平成27年7月27日設立)に引き継がれ、指定管理者に指定されたのでです。

 まさに出来レースで、4年前から決まっていたのです。商工会と農政活性化推進協議会の一部幹部を中心とした(仮称)株式会社道の駅かつらぎの設立推進協議会は、当初から「新道の駅」計画の策定に深くかかわり、葛城市のまちづくりの計画を反故にさせ、市政を混乱させてきたのです。   

 指定管理者制度は、住民の福祉を増進する目的を持って、その利用に供するための施設である公の施設について、民間事業者等が有するノウハウを活用することにより、住民サービスの質の向上を図っていくことで、施設の設置の目的を効果的に達成するために、平成15年9月に設けられたものです。

 以来、制度の適切な運営を図るための取組みがなされてまいりましたが、総務省は、その運用上の留意すべき重要な点として、「指定管理者の指定の申請にあたっては、住民サービスを効果的、効率的に提供するため、サービスの提供者を民間事業者等から幅広く求めることに意義があり、複数の申請者に事業計画書を提出させることが望ましい」と指定管理者制度の運用について助言・通知しています。

 申請者の公募期間が、わずか11日間と極端に短く、これでは複数の申請者に事業計画書の提出を求めることはできません。

 申請書を提出したのは、鞄ケの駅葛城の一社だけでしたが再公募を行わず、外部委員を入れずに身内だけの選定委員会で選定する不公正、不透明なやり方、総務省の通知を無視した運用は、指定管理者制度の趣旨・目的を逸脱した不適正・不当なものです。

 最初から鞄ケの駅葛城に決まっていたと断ぜざるを得ません。

【10】新道の駅建設地が、土砂災害警戒区域に指定

 昨年の3月6日、奈良県から葛城市に対して、土砂災害防止法に基き、新たに6区域の土砂災害警戒区域の指定が通知・公表されました。

 土砂災害警戒区域は、急傾斜地の崩壊等が発生した場合に、住民等の生命又は身体に危害が生じるおそれがあると認められる区域であり、土砂災害を防止するために警戒避難体制を特に整備すべき区域とされています。

 今回、指定された土砂災害警戒区域に、新道の駅建設予定地がすっぽりと入っています。しかも、西側上部には違法盛土の山があり、葛城山系の地質は、あの大災害が起こった広島と同じ脆弱な「マサ土」です。もともと、市民や通行者が多数集まる商業施設等の設置にはふさわしくない場所でなのです。

 最後に私は新道の駅建設事業に対する私なりの個人的な評価を申し上げ報告を終わります。

 新道の駅建設事業は農業や商工業の振興、地域経済の活性化の名のもとに市民の声に一切耳を貸さず利害関係者が癒着・談合して市政を歪め私物化し市民の大切な税金を食い物にしているという事なのです。

ありがとうございました。 

 

このページの上部(目次)へ↑

 border=

■質疑応答

・1・ 【 会 場 】
 當麻のゴミの焼却所、どんどんどんどん進んでますけども、これ国定公園や言うて地元の人ら裁判行ってます。この進捗状況を聞きたい。

 そしてこう言う行政の報告を熱心にされてる訳ですけども、この辺で市長に後退してもらわんと、なんぼ口でええ事言うてても、この葛城市のためになってもらわんとね。
 (会場から盛大な拍手が起こる)

【 パネラー 】
 當麻地区のみなさんに大変お世話になって焼却場進めていますが、今現在の処は却下をされています。行政も決して当然なことやないという事をこれから願えたらと思っています。 
 大事な施設、みんなが必要な施設ということでご理解頂けたらなと思います。

 私たちもこの様なご報告させて貰っていますが、なぜ事業が全体的に遅れているのかという事が非常に大きな問題になっています。それと事業費がどんどんどんどん膨れて行っている。これではとてもやないですけれども財政がもたない。何処かで事業を切るか、見直して事業費を下げていく。こういう事をしないと乗り切れないと思っています。
 その様な事から阿古和彦が市長を変えて『葛城市を変える!』決断をして頂きました。
 将来を託す子や孫にどんな葛城市を見せるのか、皆さんと共に考え、行動して行きたいと思っています。
 これからも御支援の程、宜しくお願い申しあげます。
 (会場から盛大な拍手が起こる)


・2・ 【 会 場 】
 気になるのは今或る當麻の道の駅の経営が赤字に転落するのではないか、2頭追うもの1頭も得ずで運営が成り立っていかない時に赤字の補填はしませんと一筆貰って欲しいです、議会の数で押し切られて赤字の補填が賛成になるかもしれないので。

【 パネラー 】
 お答えになるか分かりませんが、これまでに私がいろいろ発言や討論して来た中での事をお話しします。

 これまでの3回のパネルディスカッションの中で皆さんから非常に強く求められた事は9対5でいつも負けててどないしてんね。賛成多数で強行するんやったらその人らに赤字になったら市民の皆さんに負担をかけないで自分らで負担するという証文取ったらどうやと言われたんたですね。

 道の駅の地域振興棟の建設反対討論の中で市民の皆さんの声を本会議に届けないといけないと言うことで推進する方々が責任をもってと言うならば市民の皆さんが『ちゃんと証文を書いて提出してくれ』と言ってるぞ、と言ったんですね、そしたら、A議員が『誰やそんな事言うてんの。俺持って行ったるがん』と言いました。
 勿論名前は言えませんから『いやいや私が預かります。是非ください。』と言ったのですが持って来ない。

 この事業誰が見たって大変な事業ですから彼らは”後は野となれ山となれ”で後先考えずにどっと行け。とにかく秋の選挙で勝ったらええんやという事でやっています。

 でもやっぱりこの道の駅計画建設そのものは押し留め様がありません。
 少なくても5年間は鞄ケの駅葛城が運営する事になりました。
 しかし私たちがやるべき事は今も将来も市民の皆さんに負担をかけない、子や孫に負担をかけない様にしつこく、粘り強く道の駅の財政・運営を追及しないといけないと考えています。

 今のご指摘は我々も計画に携わって来た者として胸が痛い。今後も全力を挙げて頑張ってまいります。お答えになったでしょうか?


【 パネラー 】
 道の駅に関しては事業規模・手法いろいろと問題があります。その中で1番問題なのが、市民の皆さんの多くが『1つある道の駅、2つも要らない』と言われているのに強行に勧められたという事だと思います。

 第1回、2回のパネルディスカッションで議会の現状を報告させて頂きました。そこで皆さんが署名活動しようやないか言う声が挙がり結果として6,752筆の貴重な署名を頂く事ができました。そ署名活動の中で様々な圧壁がありました。
 ここは日本なんです、ミサイルを飛ばす様な国じゃないんです。そういう自由主義国家の日本でそういう事が行われて来た、葛城市で行われて来た、という事が私は非常に大きい問題だと思います。

 昨年の12月に指定管理の5ヵ年の計画を議会で採択されました。新・道の駅は秋に誕生します。しかし、作った後どうするのか?、事業としては非常に成り立ちにくい事業だと思います。

 そうすれば何を変更していかなければいけないのか?をこれから問うて行かなければいけないと思います。
 これは補助金というものが付きますので病院が欲しい、セレモニーホールが欲しいからと言って事業内容を100%変えることは難しいと思います。
 受けた補助金の内容の中で範囲内で、これ以上将来的に市民の皆さんに負担をかけない事業内容に変更して行く事が大切だと思います。

 民間会社と5ヵ年の指定管理の契約をされましたので、出資されましたお金、資本金の中で 賄ってもらう事で次のステップになると思います。

 新・道の駅の議論の中で1番残念で悔しかったのは主権者が誰なのか?という事が今の行政が分かっていない。一部の人のためにする事業じゃないんです。
 税金というのは皆さん方から頂戴しているのですから皆さん方に公平に使われる様にするべきだと思います。
 皆さん方が本当に望んでいる事業に使える様に優先順位を早急に見直す必要があると思います。


・3・ 【 会 場 】
 市長は独裁者の様にやりたい放題やっていますが議会の他の議員さんは何をしているのか?
何のために我々の代表として出ておるのか不満を持っています。
 財政がひっ迫しているのにやった後で子供たちに負担がかかるのですからこの際断ち切るためには議員の誰かが市長不信任案を出して市長を叩く勇気が無いのか?、市会議員の動きを教えて頂きたい。

【 パネラー 】
 まさにその通りで市長は独裁者の様だと言われました。議会もまさにそれに負けない様な独裁を敷いている状況です。
 この2年間の議会の役員人事を見てみますとこれがハッキリします。
 この間、議長や副議長あるいは常任委員会の委員長、副委員長、特別委員会の委員長、副委員長、だいたいこれらの役職というのは会派の人数、あるいは経験年数とかによって配分するのは国の政治から地方まで常識なんです。
 ところがこの2年間どうなっているかと言いますとここに居る議員には全く役職は持たせない。
何故持たせないかと言いますと、『予算に賛成するなら委員長、副委員長やるがな』こんな話ありますか?

 市政というのは行政と議会があって、行政が予算や条例を提案したものを市民の皆さんの立場からしっかりと論点、争点を明らかにし議論して賛成すべきか反対すべきか、どちらかと言えば行政に批判的な立場から望むのが議会です。そして最終的に決めるのは市長じゃなく議会がその多数決で採決によって決めて行くんです。
 そういう大事な役割を担っている議会が役割を果たせていないどころか市長と一緒になって何が何でも道の駅は進めるんだと議会の役職を全部かっさらって行く。

 3常任委員会在ったものを2常任委員に減らしました。何故なんや?
 3常任委員会にしたら議員が分散して採決したら否決する場合があると考えて今の議会は運営されています。
 一年生の議員さんたちが委員長、副委員長をもち委員会運営されている。私たちが反対討論をすれば議会事務局が書いた賛成討論を読む。こういう議会議員として議会として在ってはならない状況になっています。大変悲しくお恥ずかしいことです。
 この2年間の議会の役員人事などは高田や御所の議員さんから『おまえとこどないなってんや』と言われる程になっています。

 議会と行政が一緒になったらそれこそ民主主義無くなってしまいます。
 これからどうせいと言われると辛いのですが、、、まぁっ、市長選挙と一緒に補欠選挙もあります。やはりあたりまえに市民の皆さんのために働く、議会の役割を果たしていく、そう言う議員さんが出て来て頂けるように私たちは努力をしますし又、通常選挙もあります。やはりそこでも皆さんのお力を得て勢力図を変えていかなければならない。この様に思っています。
 それぐらいでご勘弁願いたいと思います。

【 パネラー 】
 役員改選の時にある最大会派の方に『来年度の予算、賛成するか?』と言われました。
 役員人事は10月なんです。来年度予算は3月にしか分からないのです。『見もしない予算を賛成出来ますか?』といいました。『そしたら役員何もないなぁ』と言われました。
 議員として予算を見て、これは良し、これはダメ。これが議員の役目だと思っています。


・4・ 【 会 場 】
 もうそろそろ変え時が来ているのではないか。あまりにも勝手な事を許し過ぎて来た我々住民にも問題がある。『政治については任せておいたらええねや』、ええ事尽くめの誤魔化しで8年間我々住民はうなずいて付いて来た。
 税金が上がろうが、介護保険料上がろうが、こらしゃあない。市が徴収するやっちゃ、みんなのためやからと言う様なことで黙って俯いて来た。これが葛城市住民の基本姿勢、基本姿勢は付いて行くというだけ。

 けれども先程から意見が出ております様に本当に好き放題に大口を叩かれ壇上から子ども扱いされる様な挨拶を受けます。住民のためにこれだけ頑張ったという姿を一度も見たことがありません。
 8年間の理事者のやって来た事は、南三陸町へ2泊3日の出張することが8年間の理事者の仕事であったように私は思います。
 その出張費が累計でどれだけになっているのか分かりませんがその市長が抜けている間、しの政治活動は中止である。言わば逃げているのではないけれども遊びに行っている。
 私たちはそれを見て見ぬふりをして今日までやって来ました。しかしもうここでハッキリとする時期です。

 道の駅についてもいろいろと説明がありましたが私が一番心配していたのは西の山手にある傾斜地、これが災害危険地帯であるなる。県は以前から警鐘を鳴らしている、いつ崩れるかも分からないそんな場所をわざわざ買い上げて広げて行く。事故が有ろうが無かろうが自分の好き放題遊びを出来たら良いんだという感覚である。

 そういう中で最後に残ってくるのは市の議員さんたちが2つのグループに分かれて住民のための戦いをしてくれるのであれば大いにやって頂きたいけれども、自分個人の選挙、もう1つは適当に儲けて懐に入れるための議員としてやっている様に思えてなりません。

 毎回参加していろいろお話を聞きました。憤慨もし、憤りもし、数の少ない情けなさを感じて今日まで来ました。
 しかし考えてみますと、大多数の人たちは議会があった後、あるいは委員会に出席した後に地元へ帰って新道の駅の件、あるいは工事がストップして前へ行かない件、金ある金あると聞くけれど本当に有るのかどうか?、『借金は無い。心配いらん』そう言う言葉で誤魔化されている。

 選出している大字あるいは地域の議員さんがどれだけ勉強して住民のために還元しようと今日までしてきたか、この事は非常に大事です。千票あまりの票を頼みまくって当選したら良い、後はやれやれ。年間400万余の金を貰って適当に付き合いしながら飲んだり食べたり遊んだり市長にゴマすったり。そういう事だけが数多い議員さん方の姿の様に見えます。

 私は一度ある場所へ友達と一緒に飲み会に行きました。たまたま隣の部屋の10人近いグループがわいわいがやがや盛り上がっていました。覗いてみたら葛城市の大多数の議員さん方。市政について話し合う場であれば私もそれで良しとしたんですがあまりにも情け無い食べ方飲み方。そして相手をバカ扱いにしながらやっている。これが住民から千票頂いた議員さんの姿か、勉強している議員と言えるのか、、、。
 これだけ葛城市はいろいろ問題抱えているのに誰1人として地元へ帰って住民の方を集めて、今こんな問題がある。こんな話に議論しているという様な姿勢が1つも無い。だから市にも返っていかない。

 今日御出での皆さん方。いろいろなお話が聞けました。腹立つ事もあります。情けないと思う事も多いです。もし『情けない、このままでは・・・』と思われるのであれば地元へ帰って地元の議員さんに『おまえ今日まで何してたんや』と一言云うて欲しい。
 (会場から盛大な拍手が起こる)

 これだけの借金を孫子に伝えて返す事の出来ない様な状況になって来ているのにそれでもおまえはゴマすって生きてたらそれでおまえは良いのか?と一言云うて欲しい。
 (会場から盛大な拍手が起こる)

 もう1つは議員だけではありませ。区長です。
 (会場から苦笑が起こる)
 各大字には胸張ってる区長もいるはずです。けれども私は区長会の飲み会があった時、実に和やかに飲んでいました。市長の前に盃を持った区長が並んでいます。ゴマをするために。その盃一杯が大字へ回ってくる予算幾らになってるか、それはわかりません。しかし、住民の事を考えてくれている区長も議員も少ない事は確かです。

 だからこそ、今日を機会にしてもういっぺん私たち襟を正して子や孫のためにどんな市長を選べば良いのか、議員を選べば良いのか、しっかりした区長をつくれば良いのか、それをひとつ考えて頂きたい。そうすることが葛城市の明日からの道を作って行く事になると思います。 終わり。
 (会場の盛大は拍手が鳴りやまない)

【 パネラー 】
 もう、、、返答する事ができないです。

 昔お殿さんが年貢を集めて配ります。それは昔からある行為です。 年貢は今の税金ですよね。それを如何に公平にするかが行政のトップの仕事だと思っています。 議員は税金を取られる側の立場に立つ代表だと思います。 1人1人から行政は大切なお金を採って行く、そのお金を公平に使ってもらうようにチェックするのが取られる側の代表の役割だと思います。

 その立場は絶対に相反するものですから行政のトップの姿勢が大切です。
 
 最近みてますとばら撒きが多い様に思います。議会でも承認されていないがお金が承認を見越して既に使われている。こんな使われ方は許してはいけない。

 こんな状況を変えるのは今年の秋の市長選挙であり、市議会議員の補欠選挙、来年の市議会議員選挙であす。葛城市を正常な形に取り戻すのは今しかないです。
 今までのやり方を認めてしまったら後4年、葛城市は大変な事になります。


・5・ 【 会 場 】
 先程長時間かけてご意見を頂いたのに前に居られる方々『よっしゃ頑張る』と一言何故言えないんですか。
 こんな大事な話を頂いて返答がないのは以ての外です。

【 パネラー 】
 本当に申し訳ないことやと思っております。
 貴重なご意見を頂いております。

 我々も議会で訴えていますが、最後は数で押し切られている。議員として市民の皆さんから選んでいただいているという事を肝に銘じないとなかなか行政にものが言えない状況です。
 市民の皆さんから頂いた声を反映して市民の皆様方に幸せな生活をして頂く事を考えていくのが我々議員の仕事であると自覚をしないといけないと思います。

 市長が悪いとかを言っているのではなくて、思い付きでものを言われる。
 例えば、今日の奈良新聞に2月15日から公共バス、コミニティーバスが昨日にお披露目され取材されました(私は欠席でした)。
 朝からある人から電話をもらって『年間維持費8.000万円かかるて書いてるがな』と。いやいや違いますよ予算からすると年間9.000万円超えますよ、維持費入れたら1億円になりますよ。という話をしました。
 『なんで市長は新聞に8.000万円や言うたんや。おまえらしっかりせ』と怒られました。
 市長も嘘を言うつもりではなかったと思いますが要るものはいるでちゃんと説明して行く、軽々しくどこの場所でもああですよ、こうですよと言ってしまう。
 これが職員も付いて行けない。

 我々が今年1年こういう事業やって行きますとスタートを切っても途中でこれをやります、あれもやります。
予算は1年間計画を立ててつくって行くんです。ところが6月議会でこれをやります、9月議会であれもやります、とポンポンと出て来るのが今の議会なんです。
 私も議会に出さして頂いてこんな予算初めてです。毎年こういう事が出て来る。
 毎年事業が出来ません、毎年繰り越しがあります。
 何故、毎年繰り越しがでるのか、こういう方法でやったら繰り越し出ない。と言いますと耳が痛いのか『すいてばっかりしよる』と言うのが他の議員さん、市長の考え方です。

 しかし、それを議員としてキッチリ言わないと今意見出てます様になんでも理事者から言われた『はいそうです』と言うのであれば議員も何も要らない事になります。
 なかなか数では太刀打ちできませんけれども議論は議論としてして行きたいと思います。

 しかしこればかりでは変えられない。10月に我々有志の中からチャレンジして市政を変えたいというのが5人の気持ちです。
 先程、『もっとしっかりせ』とのや言葉を頂きました。我々としても頑張ってまいりたいと思いますので皆さん方の温かいご支援賜ります様にお願い申しあげます。どうぞ宜しくお願い申しあげます。


・6・ 【 会 場 】
 市政や議員さんのあらましは分かりました。これはもう選挙で勝つ以外にないですね。
 葛城市の成人の投票権は何人おられるんでしょうか?
 今日お集りの人数は何人ですか?、(300人)そしたらご家族があるとして何票頂けますか?
 そこをどうやって勝つのか心配です。
 こういう事例は全国にいっばいあると思いますが成功した事例はありますか?
 保守的な区長さんや市民の方が多いですよね、外郭団体の方も。どうしても現職の強みというものがありますね。そこをどうやって打ち勝ちますか?。それを聞かせてくださいよ。もう少し専門的に研究した案を示してくださいよ。じゃっ宜しくお願いします。

【 パネラー 】
 先、今日来て頂いた方から説明して広げて頂く。
 今年から18歳以上の投票権あります、その若い世代に分って頂く様な案が有りましたら教えて頂きたいと思います。
 今後もパネルディスカッション予定しておりますので一人でも多くの人に声をかけて頂いて参加して下さる事を願っております。


・7・ 【 会 場 】
 是非、葛城市を変えて頂きたい。
 頑張ってください。

【 パネラー 】
 長時間に渡り貴重なご意見、励ましを頂きまして本当にありがとうございます。
 10月の事は非常にありがたいのですが今日のこれはパネルディスカッションで葛城市を良くしたと思い議員がこの様な形で皆様方から直接ご意見を聞かせて頂いています。
 子や孫のためにより良い葛城市をつくるために皆様方のお知恵とお力を御貸しください。
 本日は本当にありがとうございました。




 border=



【当サイトのご利用にあたって】
このページの上部へ↑
Copyright (C) 2013 吉村ゆうこ All Rights Reserved.