コ ラ ム  ちょっと意見をゆうこ 葛城市議会議員
 吉 村 ゆ う こ
葛城市議会議員 吉村ゆうこ
ライン
【 コラム一覧 】

ご挨拶
プロフィール
理念 目標 姿勢
活 動
アルバム(随時更新)
コラム
ご意見・ご感想
後援会・事務所案内
リンク集
わが街 探訪


PDF版都市計画マスタープラン

新道の駅予定地新道の駅予定地

新 道の駅 計画平面図(平成23年8月時点)新 道の駅 計画平面図
(平成23年8月時点)

奈良新聞・新「道の駅」反対の声奈良新聞・新「道の駅」
反対の声


「新 道の駅建設事業」
計画凍結を求める決議

PDF版決議書 PDF版は【こちら】

PDF版新聞 PDF版は【こちら】



 地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍結を求める決議について

===========================================================

平成25年第4回葛城市議会定例会会議録(第5日目)   【抄録】

開会及び延会 平成25年12月19日 午前10時00分 開会

PDF版 PDF版(全文)は【こちら】

西川議長
西川議長 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。
 日程第1、発議第6号、地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍結を求める決議 についてを議題といたします。
 本案につき、提案者の説明を求めます。
 11番、阿古和彦君。

阿古議員
阿古議員 皆さん、おはようございます。
 議長の許可を得ましたので、議案の提出をいたしました、その決議内容について読み上げさせていただきます。

 地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍結を求める決議。
 平成16年10月に葛城市が誕生して、9年が過ぎました。新市建設計画(10年間)も、来年 度末には大きな区切りを迎えようとしています。
 合併特例債は、一昨年の東日本大震災によ って国は5カ年の延長、葛城市は平成32年3月末までを認めましたが、尺土駅前広場整備事 業、新クリーンセンター建設事業などに代表される大きな合併特例債事業の進捗状況には市 民皆様の関心も高く、また、膨大な事業費が将来の葛城市の財政に及ぼす悪影響も懸念され るところです。
 地域活性化事業(仮称)新道の駅事業については、平成23年10月に初めて議会に報告され、 それ以降の事業計画の説明のたびに、おのおの議員からは新道の駅の経営分析や経営方針の 甘さ、新道の駅の進入誘導道路設置が太田南交差点(山麓線と南阪奈道路側道の交差点)附 近になることでの渋滞、また新道の駅の建設事業の計画が幾度となく変更され、約1万坪に 及ぶ大規模な新道の駅建設計画への疑問を呈する意見もあります。
 葛城市には、現在、道の駅「當麻の家」があります。市で2つ目となる新道の駅の建設に は、市民皆様からの疑問の声も数多く聞かれるところです。

 よって、現在計画されている地 域活性化事業「新 道の駅建設事業」を凍結することを強く求めます。
 平成25年12月19日、奈良県葛城市長山下和弥殿。奈良県葛城市議会。
 以上であります。

西川議長
西川議長 以上で説明が終わりました。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 西井君。

西井議員
西井議員 提出者に対して若干の質疑をさせていただきたいと思います。

 まず1点は、このビラは私の家にも入っていたわけでございますが、このビラ自身は皆さ ん方、提出された方、また賛成者含めて名前を挙げられているということで、皆さん方の意 思で書かれたかビラかどうかを、まず確認したいと思います。
 ただ、このビラを配布されて日にちもたって、皆さん方から何の発言もないということで、 このビラ自身が皆さん方が出されたものという形の中で、若干の質疑もさせていただきたい と、かように思います。
 まず、裏のところで、これは提出される議案の中で、賛成者という形で6名が並んでおる わけでございますが、11月28日に提出された議案としては、提出者が阿古議員になっている にもかかわらず、賛成者という連ね方をされていることについて、どのような形でこの文書 をつくられたかということを、まず1点聞かせていただきたい。

 また、表の文章の中で、新 道の駅、18億円、いろいろになってるのが、「しかも予定地隣接の山麓部には、違法な盛り 土が放置され崩壊の危険性があります」、「万全の地すべり対策がとられない限り、利用者、 市民の安全を守ることはできません」とこの中で書かれているわけでございますが、12月17 日の都市産業常任委員会協議会で議長から発言を求められて、発言の中で私もびっくりした わけでございますが、寺口地区隣地開発許可を盛り土のところの業者が当時許可申請を出さ れている。平成20年3月25日に保全地区内など行為提出書類を、当時の理事者側は受けられ た。翌日にもかかわらず関係課で協議され、その翌日に県知事へ進達されているわけです。

 また、4月2日、森林法第10条の2第1項の規定による開発行為の許可についてと、許可申 請をされている。4月8日、関係課で協議され、その日に県知事へ回答され、11日に県知事 の許可が出ている。この日程よりも以前から、その山麓地域の寺口、また中戸、太田の地域 の方々が、このような開発をできるだけとめるようにしてくださいという、生命にかかわる という危機意識の中で要望されていたと私は聞き及んでいるわけでございますが、その速や かな、ちょっと我々は想像もつかない日にちで許可申請に携わった方がこの中におられるわ けです。 その中で盛り土があり、危険や、崩壊する。何かこの文章と、この文書を出された方の今 までの行動と整合性がない。その点について、どのように思われているのかということを、 提出者の阿古議員に質問させていただきたい。

 もう1点、葛城市に2つの道の駅が必要なのかという、この部分ですが、「當麻の家」の 経営に携わっている方々に私もいろいろと意見を聞かせてもらって、経営に携わっている 方々にしたら、「當麻の家」は必ずしも新しい道の駅、競争相手ができるから反対やという ような気持ちを持っていないにもかかわらず、このようにいかにも「當麻の家」は反対して いるに近いような文章を書かれたと感じるようなことをされたことについて、確かに憤慨し ているという声を聞いているわけです。逆に、「當麻の家」の、今、一生懸命努力して成績 を上げようとして経営努力され、また、今、組合員の方々も新しい道の駅ができようと、 我々は努力して競争相手が若干できることによって相乗効果もあり、努力の結果以前以上に 成績を上げたい、逆に期待をされているように聞いておるわけです。その辺との整合性、ま た、このような記事を出されたことについてどのように思われているかという点を、3点含 めて、まず質問させていただきます。

西川議長西川議長 阿古君。

阿古議員
阿古議員 ちょっと質疑への内容が変わってるように思います。
 私が提出したのは、ただいま申し上 げました議案を提出したことであって、チラシについて質疑を入れるということは、質疑と して的確な質疑ではないと思います。
 まず、その判断を議長に仰ぎたい。それによっては、 話しを、ほかの話も私の方からさせていただく必要が出てくると思います。
 まずその辺の判 断を伺いたいと思います。

西川議長西川議長 ちょっと休憩します。
 休 憩 午前10時13分
 再 開 午前10時16分

休憩前に引き続き、会議を開きます。
 阿古君。

阿古議員
阿古議員 若干不思議な質疑になるとは思いますけども、まず答えさせていただく部分があると思い ますので。 まず、ビラの、多分裏面に書いてる部分をおっしゃったんですね。それで提出者及び賛成 者ということで書かれていますが、それはもう単純なミスプリです。提出者であるべき僕の 名前のところに、コンピュータでずっと処理している間に賛成者に変わってしまったという のが事実です。ですから、あくまで今回提出させていただいている文書、これは議会に提出 する文書ではありませんので、正しいもので提出者としての文書で提出させていただいてお ります。

 それと、今、「當麻の家」にふれられましたので、チラシの部分、読ませていただきます。 誤解があるみたいなので。葛城市に2つの道の駅が必要なのかということで、見出しで書い てる文書をそのまま読みます。

 「平成7年にオープンした『當麻の家』は、地産地消に取り組み、今日では道の駅ふたか みパーク當麻として2億円を超える売り上げを確保し、黒字経営を維持しています。しかし、 道路事情の変化や近隣に競合する施設がふえれば、売り上げに影響が出ることは避けられま せん。現実に、南阪奈道路の開通で利用者が減少し、売り上げが落ちるという時期がありま した。」という文章です。

 ですから、実際、「當麻の家」の人たちがどうおっしゃってますと いうことは全く書いておりませんので、どう理解されているのかわかりませんけども、あく まで事実を書いているだけで、私が今回の議案を提出したのは、この秋に選挙がありまして、 市民の皆さんの声を聞く機会が非常に多かった。

 その中で、なぜ今現在、「當麻の家」とい う道の駅があるのに2つ目の新しい新道の駅をつくるんですかという疑問の声を非常に感じ ました。

 議員としての本来の使命は、市民の皆様の声を行政に伝えるということが第一です ので、そのまま誠実にそれを行政に伝えているということです。

 チラシの内容につきましては、個々いろいろ、これは連名で発行しておりますので、各発 行者が責任を持った文章になっております。決して間違いではない。
 ですから、その中の方 がどうのこうのと言われるようなことは全くない。逆に言えば、それをおっしゃるのは何ら かの意図があるのかなと勘ぐらざるを得ないです。

 あくまで私たちは、この6名は、自分の意思で市民の声に耳を傾けた結果の、当然、議員 としての使命で議案を提出させていただいた。それで、その報告としてチラシを発行させて いただいたということであります。それ以上のことはないです。
 以上です。

西川議長西川議長
 ちょっと休憩します。
 休 憩 午前10時20分
 再 開 午前10時21分

 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 どうぞ、西井君。

西井議員
西井議員 チラシということで、山麓部分についての盛り土についての答弁はもらえなかった。 私はただ、答弁は結構ですけど、先ほど申し上げましたように、盛り土をつくる可能性の ある許可を進められた方が、こんな盛り土あるから道の駅つくったら危ないということを市 民にふれられるということは、非常に何か整合性、また不思議でならない。

 やはり私は、市 民に知らせる文書を出すとしたら、先ほど単なるミスプリですということで提出者が間違っ たとおっしゃったわけでございますが、通常議員として議案書の中で、また予算書とかでミ スプリがあったとしたら、いろいろな形で異議を申されることが多い。しかしながら、自分 たちが出したものは単なるミスプリですというふうな、何か整合性に欠ける答弁があるので はないかと。実際、市民に知らせる中で、ビラを出すのやったらもっと慎重な形で出しても らって、なるほどそうやなと我々も得心できる出し方をしてもらうというのが、本来必要性 であるのではないかと。そのミスプリについて、もう一度、どのように思われているかとい うことで。

西川議長西川議長
 どうぞ、阿古君。

阿古議員
阿古議員 議会活動の報告、議員として当然のことやと思います。その中で、例えば議場で提出する 議案等につきましては、例えば提出者、賛同者という厳格な規定の中でありますけども、提 出者は私ですけども、これは6人の共通した思い、市民の思いがこの6人の中で共通してい るということなんです。

 ですから、変わった質疑をされるのでふれますと、それを言ってい くのだったら、例えば平成16年10月に葛城市が合併したそのときの、合併するに当たっての 新市建設計画というのを、いろいろな方が協議してつくっていったわけです。そうすると、 その中でやはり根底となる考え方があったんですね。先例の市が合併してましたので、まず 無駄なものはつくらないでおこう。
 それと、やらなくてはいけない、例えば学校の耐震化で すとかそういうような事業というのは、絶対にやらないといけない。せやから、そういうよ うなものを最優先していこうということで、それで将来においては当然2町が合併して1つ の市になるわけですから、合併の特例ということを考えますと、10年間は2町の分離した交 付税を算入していただけるけども、10年後は5年間を傾斜的に一本算定、3万6,800人、若 干ふえましたけど、その市としての一本算定の交付税になる。そういう中で、行政をいかに 効率化してスリム化していくかという、そういう前提がありましたので。

 ですから2つある ものを1つにしようかという議論はあったけども、従前にある、例えば旧當麻町でいえば 「當麻の家」がある、道の駅がある、では、もう一つ新しいものをつくろうかという議論に は全くならなかった。
 その経験をされている議員が、実は何名もこの中におられると思いま す。ではその意思でやってこられたのに、何で今、市に道の駅をつくるに当たって賛成され るんですか。それをおっしゃるのやったら、まさにそこへ戻ってしまいますよ。せやから、 こういう質疑の仕方というのにされるんやったら、やはりそういう答弁になってしまうとい うこと。先ほど議長にそれでいいんですかと言うたのはそこなんですよ。

 あくまで、今回議案を提出したというのは、選挙をして洗礼を受ける中で、市民の大多数 の方からそういう声をお聞きした、それをいかに行政に伝えるかという1つの手段として、 凍結の議案を出させていただきました。
 せやから、これは中止議案では実はないんです。 せやから、もう少し冷静に、市民の皆さんの声に耳を傾けませんか、冷静に。もうちょっ と事業を考えていきませんかという、そういう訴えなんです。
 せやから、その辺をちゃんと 読み取っていただきたい。 せやから、質疑の内容がそういう内容になってくるから、そういう答弁になってしまいま すよということです。
 以上です。

西川議長西川議長
  ほかに。
 もう言いっ放しよ。
 どうぞ。西井君。

西井議員
西井議員 私も10月の選挙のときに「當麻の家」で一生懸命生産活動し、出荷し、自分の生きがいと して頑張っている方々の声を聞いたわけでございます。親しいということで、新しい道の駅 ができるんやなと。私は「當麻の家」ができたときに、できるまでと含めて、経緯の中で、 大変問題はいろいろあった。しかしながら、できて、また役員方が一生懸命やってもらって、 私自身の生きがいも含めて、大変喜んでんねん。今になったら、神さんの次に「當麻の家」 やというくらい、切実におっしゃった。
 ただ、もう一つできたら、確かに競争相手ができ、 厳しい問題もできてくるけど、それにも負けやんように我々も努力していく。また新しい道 の駅ができたら、私のようにまた喜んでくれる方がふえていくんやないかなと。できるだけ 速やかに、いろいろな問題点ができてくるかもしれへんけども、やはり進めてもらって、新 しい道の駅ができて私のように喜べる、また神さんの次に道の駅と思えるようなことを、皆 さん方で努力してもろたらできるんちゃうかなと思うよって、私は地域的には新道の駅には そこまでもう参画できるだけの年でもないけど、また私と同じ思いに、結果なってくれる人 も大勢出てくるよって、どうか「當麻の家」ができたように、道の駅ができるように「覚ち ゃん、努力してや。」という声も聞いているわけでございます。
 また、その中に入られて、 今、準備委員会やらいろいろな形でどのようにしようかという努力されている方もたくさん おられるわけです。皆努力する、またその経緯の中で、建設を進めようとするなら、やはり 皆さん方、そこに入っている方々が努力した結果でよいものをつくろうという、またそれだ けの成果が上がるものをつくろうという気力があるものと思うわけでございます。
 どうか、そのような隠れた声も現実にあるということを踏まえた中で、議員諸氏の判断を よろしくお願いいたしまして、私の質疑を終わらせていただきます。
 どうもありがとうございました。

西川議長西川議長
 ほかに質疑はありませんか。
 朝岡君。

朝岡議員
朝岡議員 ただいま上程となっております地域活性化事業の「新 道の駅建設事業」計画の凍結を求 める決議、この取扱いについての内容説明を受けましたその質疑をさせていただきたいと、 このように思います。
 説明された議員は、おおむねこの提案理由の中で、合併時に策定された新市建設計画を有 利な特例債で活用して事業が進められてることによる、将来に葛城市の財政に非常に悪影響 が懸念される、また今回推進をいたしております道の駅の建設に当たって、ハード面そして またソフト面に対して、経営の戦略とか、また建物の周辺、道路整備等指摘をされ、今、議 論がございました「當麻の家」に対しても、市民の皆さんから2つ目の道の駅をつくること が非常に疑問であると、こういうようなそれぞれの理由で凍結を求める決議の内容の説明と いうことでございます。

 私は、今、不思議な審査をしているなと思うんですが、この提案理由にあった内容を、昨 日議会は200人を超える市民の皆さんから今の有利な特例の時期に、その有利な特例債を活 用して、今、道の駅が推進されている。
 また、この新しい道の駅を委ねる、経営をされる会 社の設立について、今、非常にさまざまな角度から推進に向けて、設立に向けて、さまざま な皆さん方がご努力をいただいている。そういったことは十分理解をしておりますと、また、 ご心配をされている道の駅周辺の道路整備についても、アクセス道路の確保、渋滞の緩和と いうことを十分勘案された上で事業を進めてほしい、ぜひ。

  そういう願いを込めた請願書、 これを議会として議会運営委員会に諮り、所管である都市産業常任委員会で審査をした結果 採択をし、そしてまたきのうの本会議で、確かに多くの議論があり討論があり、採決の結果、 議会の意思としてこの凍結を求める決議の内容ではなく、推進をしてほしいという議会の意 思を決定させていただいて、その後議長は即日行政の方に送付をさせていただくという。き のう議会が議会の意思として市民の皆さん方の声を請願ということで、議会の意思としてそ れを行政に届けた、こういう形をとらせていただきました。
 確かに、反対もありました。賛 成もありました。採決の結果、手続上問題なく、この請願、今、議員のご説明があった提案 理由とは全く逆の市民の声が推進をしてほしいと、こういうことを送付をさせていただいた。

 当然、私はそのことをご提案いただいた議員初め、その採決にお加わりいただいた皆さん 方はその事実をご存じなわけですから、私は当然これを取り下げられるのかなと、きょうは こう思って登庁してまいりました。また、決議ということであれば、議会の意思として、き のう推進をするということを送付をしたわけでございますので、よく議員がおっしゃる一定 の経過を見て、やはり今ご指摘をいただいているようなことが懸念をされるというのであれ ば、一定の経過を見て決議を出されるということであれば、これは議論を進めるべき問題で もあろうかと思いますが、きのう推進をすると決めた議会が、全く、先ほど西井議員のお話 しの中では中止をするということを言っているのではないとは言え凍結、推進をすると決め た議会が凍結という決議を、今議論をするということは、非常に私は不思議やなと、後ろで お聞きいただいている傍聴の皆さんも、非常に不思議なことをやってるなと思っていらっし ゃる皆さん方も多いのではないかと思いますが、まずこの点についてご見解というかご所見 をお伺いさせていただきたい。
 以上でございます。

西川議長西川議長
 阿古君。

阿古議員
阿古議員 この新道の駅建設事業の凍結議案を提出いたしましたのは、12月議会の議会運営委員会の 前ですので、11月28日です。6名の連名をもちまして、正規の地方自治法にのっとった正規 の手続で議案を提出しました。
 私が逆に疑問に感じたのは、請願書をとられ始めた時期です。
 それが多分12月に入って何 日か、4日あたりからですか、いっせいに、これはいろいろな意見があるんやろと思います。

 いろいろな各種団体の方、特に役員の方の方がどうも回られたような形跡を聞いてます。そ れは署名された方々からも聞いてます。せやから、なぜそんな署名をとられるのかというの がわからなくて、署名活動というか、ある種区長会の、あの区長の印鑑を押されてる部分が 三十何名あったと思いますし、当然、商工会の役員の分もあったでしょうし、農業委員、営 農組合関係の方もあったでしょうし、なぜその署名活動をされたのかが、非常に不思議でし た。

 というのが、行政サイドは非常強く今回のこの道の駅を推進されているわけです。です から、推進しているのに更に推進してくださいという請願書をあえて、この議案が提出され た後に、そういう、僕は圧力があったかないかはわかりませんよ。
 金融機関も入られたり、 非常に不思議な請願書ではあったように思いますけども、せやけども、なぜ推進されている のにそういう請願をあえて、この議案が提出された後に準備されたのかというのが、どなた が準備されたのか僕は非常に不思議でならなかった。
 今、請願書の部分にふれられたから言 うてるだけですよ。
 僕は決してその部分にふれるつもりないんやけども、あえてふれられま したので。 せやから、何か恣意的というか意図的なものを感じるなというのはあります。 せやけど、議会に議員の権利として、議員の使命として議案を提出する、そのことについ て、何ら問題はないし。せやから、請願書が上げられてきて、それを審議しました、それと は別に当然これは議員の6名が連名で出す議案ですから、そのことについて整合性はとれて いると、私は思います。

 せやから、議案の審議の順番で、どっちが先やったからこれ取り下 げますねんという話には絶対ならない。 片方は請願書です。こっち側にある方が正式な議員の、地方自治法となおかつ会議規則に のっとってやる、本来の議員としての義務やと思ってますので。せやから、不思議な質問で すね。
 以上です。

西川議長西川議長
 朝岡君。

朝岡議員
朝岡議員 ご答弁ありがとうございました。
 確かに、手続上は一切問題がない。これは私も十分理解 をいたしておりますし、議員としての議決権に対してその意思を行使されるということは、 私もこの後発議で議員提案をさせていただきますから、当然理解はいたしております。
 ただ、内容が非常に真逆といいますか、推進をするということを決めたのに、翌日に凍結 をするという決議を議会が審議をするということが、非常に不思議やなと。

 今、議員の方から請願書のことをいろいろと、お気持ちをお伝えいただきましたが、提案 理由の説明とはずれてくるのでこれはやめますけれども、やはり先ほど来、西井議員の方か らもご指摘があった、同じ決議の内容をそのまま住民の皆さんに、その裏にはさまざまな理 由をつけてお配りになっているということを見られたご関係者の方が、非常に心配をされた というように私は思っておりますし、強くご関係者の方については、この道の駅を推進する ことにご尽力をいただいておるわけでございますので、そこに市民の代表の議員が6名もお 名前を連ねてチラシをお配りになるということは、やっぱり非常にご心配をされて、いやい や私たちはしっかりと推進していきたいんやと、こういう思いを託された、私は請願だと思 います。
 請願については、今の凍結をされる決議の提案理由からちょっとずれた質問だったことか もわかりませんが、ただやっていることが余りにも真逆なことをやっているので、私は不思 議やなとまずは思ったので、ご説明を求めたわけでございますが。
 それでは、ご提案をされた理由を少しご見解を求めておきたいと思うわけでありますが、 議員はこの新道の駅の建設事業の計画を凍結を求めるということの中のご説明では、合併し た自治体がその後のまちづくりを発展をさせる目的とした事業に対し、新市の建設計画に沿 った事業を円滑な執行となるために、依存の財源をより有利な起債を発行して、合併後10年 間健全な財政運営のもと、その場所に居住する全ての方が公平に利益を受けるため、さまざ まな公共事業を展開する。
 この財源として、提案理由にお示しをいただいておる合併特例債 を適用した多くの事業が実施をされているところでございますが、今、議員のご指摘では、 その事業費が将来の本市の財政に悪影響が及ぶ、このようにご指摘をされているわけでござ います。
 私としましては、現在まで議員は、議会で財政の推移ということを各会計年度にお ける収支の報告等聞かれていると思われますけれども、具体的にこの新市建設計画に掲げた 事業の事業費が将来どのような悪影響になると、こうお考えでおられるのか、ご見解をお伺 いいたしたいと、このように思います。
 そして、特に道の駅の事業費が18億円かかるという、ここが非常に今後の財政に影響があ るのではないかというような受け取り方をする掲載文のチラシもございましたが、この新し い新市建設計画の、合併時に策定した新市建設計画に基づいて推移されている事業、さまざ まあると思いますが、この道の駅もその1つでございます。それを凍結をするということは、 有利な地方債、また補助金が一定の期間を過ぎてしまうと活用できなくなってしまう、こう いったことについて、では今後どのような施策を講じていくというふうな必要性があるのか ということを、ぜひこの機会でございますのでご提言をいただきたいと、このように思うと ころでございます。
 この2点、よろしくお願いいたします。

西川議長西川議長
 阿古君。

阿古議員
阿古議員 まず請願の部分に最初ふれられましたので、私が不思議やと言うたのは、この凍結の議案 を提出した後に、たしかチラシが配布される前日ぐらいから請願をとられ始めたというのが、 非常に不思議なタイミングですねと申し上げたんです。
 事業を市長が非常に推進をされてい る、その中で推進されてるんやから、ああいった請願なんか出てくるはずがないのに、あえ てこの凍結議案が11月28日に提出されて以降にそういう請願を、ある種団体が主導されたよ うな形でとられたというのは、非常に不思議ですねということを申し上げただけです。

 それと、まず財政の話ですね。財政の話をしますと、昨日も話ししましたけども、今、マ スコミでもかなり、この平成の大合併についての分析というのはかなり進んできてます。そ の中で、来年度ぐらいから多分ピークを迎えるんです。平成の大合併の合併期日というのが 決まってましたので、ほぼ今から葛城市が合併した後、翌年当たりがピークやったんです。 全国で合併して。その中で、財政がかなり不安になってきてる、というのが実情やというよ うな分析をされてきております。

 それで、当初、合併特例債を使うということについては非常に慎重であるべきだというの が、2町が合併するに当たっての共通の認識やったと思うんです。あの当時小泉政権下でし たですね。片山プランというのが出てきて、三位一体の改革というか、出てきたわけで、そ のうたい文句というのは地方自治の時代が来ます、地方の時代が来ます、ですから権限は委 譲します、財源も移譲しますというのがうたい文句やったです。
 せやけども、現実を見ると、 財源というのは地方において。


 質問されているから、財政の問題にされてますから。 (発言する者あり)

西川議長西川議長 ちょっと休憩します。
 休 憩 午前10時47分
 再 開 午前10時48分

休憩前に引き続き、会議を開きます。
 阿古君。

阿古議員
阿古議員 ですから、合併特例債を使うということは、非常に、何と言うか、使うときは簡単なんで す。打ち出の小づちですから、後で交付税算入されるという話なんやけども、あの当時片山 プランというのは、要は交付税、それで国庫支出金を抑制しますということが本来の目的や ったんです。
 というのが、国はあの当時でも800兆円の赤字を抱えてましたから、国が財政 的に非常に厳しいであろう。そうした中で、地方自治体は基礎自治体として、市という要件 をとりなさい、その中で行政を効率化していきなさいという、そういう意図が見え隠れして いた。
 その中で、葛城市が誕生していったと私は感じています。その中で言えるのは、合併 特例債というのが果たして、確かに有利な起債なんです。事業費の95%を、それと70あるん ですから、非常に有利な起債やねんけども、それもやはり保障も難しい部分がある。それと、 それが15年間にわたって分割して返済していかんなあかん。
 それで、この議論というのは、実は2年半前ぐらいにやってるんです。それで、行政サイ ドがいろいろな事業を新しく挙げておられる、その中で財政シミュレートはできていますか ということを、1年間申し上げた経緯があります。
 その中で、なかなか出てこなかった。出 てきたのが平成23年2月か1月やったと思います。
 そのシミュレートを見ると、非常に厳し い内容でした。そのことは一般質問でも言いましたし、理事者からの答弁もあったけども、 明確な答弁はなかったです。単年度をとりあえず黒字で過ごしていきたいという話やったん です。
 そうすると、合併の本当の特例の優遇措置が切れた後の財政のシミュレートを見ると、 年間で一般の、たしか建設費で5億円程度です。それと預金がほとんどないというシミュレ ートでしたね、あの当時で。
 それで、では年間5億円で何ができるんですかという話ですね。 せやから、そうした中で、それを考えると、やはり合併特例債を使っていく事業費は抑え るべきであるのではないかということを提言させていただいた記憶もあります。

 ですけど、財政というのは生き物ですから、そのときそのときで変わっていくでしょうけ ども、大きな流れとしてはやはり変わっていかない。せやから、わずか4年間で、国の借金 は800兆円から1,000兆円にふえました。来年度には消費税も上がるでしょうし、東日本大震 災の所得の増税部分も出てきます。
 そういうことを考えると、ますます財政的には厳しくな っていく。市民の負担は、国民の負担はふえていくであろう。そうした中で、起債部分、合 併特例債が限度いっぱいまで使って、それでさらに新クリーンセンターのことを考えると、 一般の地方債までかまさないと、上乗せしていかないといけないという、それが果たして3 万6,880人の市民に耐えられるか、この規模の自治体に耐えられるかという感覚です。
 それ を考えると、やはり従前にあるものは従前にあるものを最大限に利用して、贅沢なものや新 しいものはつくらないでいく方向が、私は正しいと思いますという発言も、実は過去にさせ ていただいてます。
 財政については非常に厳しいであろうというのは、多分行政サイドも共通の認識やと、私 は感じてます。
 それから、中止した後のその処理はということですね。 農業振興という部分については、やはり農業振興を私はしていっていただきたい。

西川議長西川議長 それは違うやろ。

阿古議員
阿古議員 いえいえ、3つ目の質問がそうですね、たしか。

西川議長西川議長 ちょっと休憩します。
 休 憩 午前10時51分
 再 開 午前10時52分

休憩前に引き続き、会議を開きます。
 阿古君。

阿古議員
阿古議員 今おっしゃってたのは、新道の駅を凍結して、では、有利な事業をどうしていくんですか という話でしたね。せやからそのことについて言おうとしたんですけど、何でとめられたの かわからないんですけども。

 農業振興とか商業振興という目的で、今回の新道の駅というのは、多分その大きな目的の 1つですね。たしかそうですよね。ですから、その部分については中止したからといって、 葛城市にとって切り捨てる部分ではない。ほかの手法を見出すべきやと、私は考えてます。

 有利な起債を使うというけども、実際にはその起債というのは返却していくわけですから、 逆に使わなければその返却はないわけです。ですから、できるだけ事業費は抑えていくべき でしょう。
 18億円というのが、1万坪の事業が果たしてそれで市民の理解を得られているの かというと、なかなか問題が大きいのではないかと思いますし、例えば今おっしゃっている あそこは、地域活性化に向くべき事業のエリアですよということですので、そのエリアでは 何ができるのかということはもう少し検討して、いろいろやっていけばいいんやと思います。
 それが、果たして18億円の事業になるのか、1億円、2億円の事業になるのか、それはわか りませんよ。

 わかりませんけども、合併の趣旨からすれば新道の駅ではなくて、ほかにもっ と市民が、これやったら本当にいいよなと思えるような事業にかえていけばいい。
 合併特例 債がありますから使いましょうというのは、これは先進の市が全部やって、それについて反 省をしている現状ですので、それを考えると、必ずしも全額を使うこと、今の計画でしたら もう全額使い切ってしまいますから、それが本当にいいのかどうかというのは、やはりこれ から次の世代に負担をかけることですので、これは慎重に判断していくべきやと、議員の立 場としては私は思ってます。
 以上です。

西川議長西川議長
 朝岡君。

朝岡議員
朝岡議員 ご詳細なご答弁をいただきました。まことにありがとうございます。
 私は、財政のことを非常に懸念をいただいている提案理由のご説明がありましたので、財 政に関して今までの経過を、私なりにご質問をさせていただいたわけでございます。
 確かにおっしゃるように、この平成26年、27年で平成の大合併と言われているところはピ ークを迎えるわけですが、その中で本市においては非常に成功例であった合併であろうと、 このように私は確信をしております。

 議員は平成16年の旧當麻町議会議員として、この合併によるまちづくりを非常に評価をさ れて、合併後は今ご指摘の合併特例債という有利な地方債による事業が展開され、家庭にお いては預貯金を示す、いわゆるまちの財政調整基金、財政運営基金が、その合併による効果 で増額される、増資をされるなど、合併に対してはこのたびご勇退をされた寺田前議長、ま た昨日、先ほども請願の話にふれましたが、請願の採択をされた多くの市民の願意を託され た、この道の駅の推進事業の請願書を、紹介議員である下村議員など一緒になって、この合 併の推進を果たされてこられたお一方であったと、私はこのように記憶をいたしております。
 であるならば、今おっしゃいましたようなことでこの事業が、私は、合併協議会でもご提案 をされて、インターチェンジ付近にはこの好条件を利用して施設整備が必要やと、こういう 協議会の中身も十分ご理解をいただいて、合併に資する事業の一環である、私はご認識をな されていたわけでございます。
 地域活性化のために託された施設整備である、私はこのよう にご認識をなされていたはずではないかと、このように私は思っています。

 今、さまざま、財政シミュレーションのお話しが出ましたが、では今、家庭の預貯金を示 す運用状況はどのようになっているのか。これをご存じだろうとは思いますけども、今の体 制になるまでの合併当初、平成16年から平成20年まで、これについてのその基金の運用状況 は、基金を取り崩してまた積み上げて、会計年度ごとにさまざまな運用をして、4年間でこ の基金は約18億円取り崩しをされています。しかし、平成21年度、今の現体制になってから 昨年度の平成24年度まで、財政運営上の基金の運用の変遷はどうであったか。今申し上げた ように、基金を取り崩して基金を積み上げて、このような相殺をして、平成24年度決算のベ ースで、平成24年度の収支が終わった時点で24億円余りが積み上げられた。今、このような 経過になっています。

 当然、たくさんの事業をしながらこの基金の運用が積み上げられてい るというのは、やはり国の有利な補助事業、その補助事業にはそれなりに行政当局がノミネ ートをして事業採択を受けて、そしてできる限り市民の皆さんの税金を少なくして国の有利 な補助事業でものごとを展開していく。これはハード事業だけではないですよ。最たる例が、 学校のICT、電子黒板やパソコンの教室のあの事業は、ほとんどの経費がその補助金で賄 われた。こういうようなご苦労をいただいて、この4年間で24億円。この18億円、道の駅と はいえ、その有利な事業採択をされて8億円の補助金を、今、獲得されている。

 先ほどのお話しに戻りますが、では、今、平成24年度決算で収支が終わったところで、こ の葛城市の基金運用はどうなっているか。今、約42億円ですね、基金が残高で残っています。 ちなみに平成17年度、合併当初はどうであったか。36億円余りでございます。今、約10年で 42億円まで、その基金が積み上げられた。 私は、この結果は、議員が合併推進を推し進めてきた当時、示された基金がふえ、基金が 増資されて、財政運営が健全に進められてきている、私はこのように評価をすべきではない かな、このように思います。
 確かに、平成24年6月に示された、今ご指摘があった財政計画 上では、平成32年には基金が10億円程度に減少するというシミュレーションになっています。 ただ、議員はご存じのとおり、今申し上げましたように、財政計画は各会計年度によって推 移をしていくんです。今申し上げたとおり、平成24年度の決算ベースで基金は財政調整基金 で約4億円も積み上げられてきている。こういう財政計画上では、非常に財政当局がご苦労 してその基金を積み上げた、こういうような収支になっているということは、その評価を見 ても今後の公債費の推移は、当然、財政計画上非常に、私は健全な範囲で推移をするという 判断をしていいのではないかと、このように私は思います。 それを、平成24年度6月のシミュレーションだけをとって、その策定の数値だけをとって 今後の葛城市の財政を予測するような、不安材料だけを与える、このようなことを申し述べ られるのは、やはり正確な情報をお伝えする議員の責務に欠けているのではないかなと、私 はこのように思うところでございます。
 この定例会には多くの傍聴の皆さん方初め、将来においても葛城市の現状行っている将来 に必要や、重要やと、そしてまた今申し上げた合併による特例を受けている時期に効率的な 財政運営のもと、しっかりと事業を執行するべきやと、こういうことを、私を初め多くの議 員が判断をさせていただいております。
 このことを申し上げて、私の質疑を終わらせていた だきます。
 以上でございます。

西川議長西川議長
 ほかに質疑はありませんか。
 (「なし」の声あり)



西川議長西川議長 質疑ないようですので、質疑を終結いたします。
 本案につきましては、委員会付託を省略し、討論、採決までを行います。
 これより、討論に入ります。
 討論はありませんか。
 朝岡君。

朝岡議員
朝岡議員 発議第6号、地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍結を求める決議について、 反対の立場で討論をさせていただきます。

 既に本会議の一般質問でも理事者側から答弁をされているように、当該事業は起業面、新 たな雇用の創出、地域の特産品の掘り起こし、ブランド商品の開発、農畜産物のマーケット サイクルの創出、観光面でのPR、集客など、旧両町民に大きな恩恵をもたらすものと、私 は認識をさせていただいているところでございます。

 新市建設計画の中でも、このように両旧町民が交流を図られた中で知恵を出し合い、夢と 希望をはぐくんだ事業はあるのでしょうか。小・中学校の耐震補強工事、改修事業などに見 られるよう、どちらかといえば合併特例債が活用できなくても、通常の起債を発行してでも 進めなければならない事業が主である。私は、唯一旧両町民が知恵を出し合って交流ができ、 新市に活力を持たせられる、多くの市民にとって恩恵をもたらす事業であると、非常に私自 身この事業に対して興味が深く、関心を持って見守っています。
 ぜひ成功して欲しい。議員の1人として、でき得る限り応援をしていきたいと思っていま す。

 財政面から見れば、この事業にかかる経費、総事業費はおよそ18億円ではありますが、こ の財源の内訳は、先ほど来申し上げた国交省の補助金、2つの種類をうまく活用しながら約 8億円、そしてまた新市建設計画の事業の位置づけの中での合併債を活用して約9億5,000 万円といったように、18億円に占める特定財源の総額は17億5,000万円。ほとんどが特定財 源でございます。いわゆる市の持ち出しの一般財源は残る5,000万円になっている、非常に 特定財源に恵まれた事業であると伺っております。

 もちろん、起債は借金と言われますように、この合併特例債は、ただの資金手当ての起債 ではないわけでございます。後年度の起債の償還に対して交付税が算入し、その70%もある 通常よりも非常に有利な起債であります。葛城市がその後15年かけて償還される返済額の7 割が、交付税算入としてその歳入に跳ね返ってくるもので、実質の借金に対する市の持ち出 し額は、理事者からの説明にあるように約3億円であると見込まれています。18億円のうち 3億5,000万円だけという、この全てが市から持ち出す事業ではないわけでございます。非 常に財源面から見ても特定財源に恵まれた事業であると、私は思っています。

 この事業を初め、他の新市建設計画が入った中での財政計画が、理事者側から昨年6月に 示されたわけでございます。これまでの旧両町の公債費対策といった面でも効果を奏し、シ ミュレーション上での財政指標、多くの事業を進める中での、特に公債費に係る財政指標に ついて、今申し上げたような健全な範囲で推移が示された中、私は今しかない、このように、 今この時期に新しい市民が、地域が、ともに活気づき、ともに恩恵を享受できる、喜びを分 かち合える事業として、ぜひ進めていっていただきたい、このように願うところでございま す。

 山下市長が強く語られましたこの事業に対する思い、考え、それは我々議会としてもさま ざま意見、議論を重ねてきて、ここまでこの地域活性化事業、今ここで凍結するなど到底私 は理解ができないのでございます。詳細については確かに決まっていないのも現実でござい ますが、多くの関係者の皆様方が一生懸命になって、今、計画を図っていただいているのも 現実でございます。
 凍結ではなく、できるだけ早くその骨格としての、施設面や経営面での 方向を集約をいただいて、周辺整備も含めて価値ある新市建設計画事業として、一日も早く 多くの市民がその施設の恩恵に預かれるようなことを、強く要望いたしまして、本決議の私 の反対の討論とさせていただきます。
 以上でございます。

西川議長西川議長 暫時休憩いたします。
 休 憩 午前11時10分
 再 開 午前11時11分

休憩前に引き続き、会議を開きます。
 ほかに討論はありませんか。
 吉村君。

吉村議員
吉村議員 ただいま上程の発議第6号、地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍結を求める 決議に対して、賛成の立場で討論をさせていただきます。

 私は、新道の駅建設事業に関しましては、平成23年9月議会、また平成24年12月議会にお いて山麓地域整備計画について、そして道の駅のアンケート結果を受けてと、2度にわたり 一般質問させていただきました。
 その際には、議会で議決されたことと計画を実施する旨の 答えが返ってきました。進めるのであれば、責任をもって計画的に進めるようお願いした経 緯があります。
 ところが、1年経過しても一向に計画が明確に見えてきません。 そんな中、先般の市議会選挙での活動中、市民の方々から多くのご意見をいただきました。 それは、新道の駅建設事業の見直しをということでした。計画は見えてこない、當麻の道の 駅をもっと有効活用しては、18億円かけてまた維持費は幾らかかるのか、責任は誰がとるの か。理由はさまざまですが、議会の多数が住民の多数ではないことを強く感じました。

 先日の一般質問、また一昨日の都市産業常任委員会での討論にもありましたように、施設 の規模や配置等いまだに決まっていません。施設の内容とともに、経営分析もまだ示されて いない状況です。また、農産物の集荷や販売の見通しも不透明なまま、用地買収だけが70% まで進んでいるのが実態です。

 最新の図面では、建物部分が1つ集約されているため、道の駅と公園とに分けられたよう に思われます。その中の道の駅部分においては、道の駅の定義でありますトイレ、休憩所、 案内所、そして駐車場のみで、加工所、直売所、観光プラザの建築は認められていません。
 公園部分におきましても、公園附属建物として公園用地面積の2%の上限の広さでの建物し か認められていないのが実情です。そのような場所での加工所、直売所、観光プラザの建設 は難しいのではないでしょうか。

 有利とはいえ、合併特例債も借金です。18億円もかけて行おうとする事業にしては、余り にも計画性に欠け、責任の所在さえいまだ未確定です。 ある推進派の方に、最終誰が責任をとるのでしょうと尋ねましたら、答えは「上の人」でし た。 先ほど請願の話しが出ましたから、あえて言わせていただきますけれども、建設の推進を されておられる方、その方々は、どれだけこのような計画の実態を認知されてサインをされ たのでしょうか。また、どれだけの覚悟で進めようとされておられるのでしょうか。

 そして、最大の懸念は財政のことです。先ほども質疑の中で述べられていましたけれども、 早くに合併した市で合併特例債を限度額いっぱいまで使って事業を展開し、借金返済等で市 の財政を圧迫している例があります。
 当初、葛城市もそういったことにならないように、 157億円での新市建設計画の事業が組み込まれました。その際、合併協議会では、既存の道 の駅「當麻の家」がありますから、当然のことながら新道の駅建設は組み入れられていませ んでした。ただ、今は学校給食センター建設事業や新道の駅建設事業などの追加で、200億 円という限度額いっぱいにまで膨れ上がっています。さらに、学校給食センター建設に当た り、東日本大震災の影響で資材の高騰ということで予算額を上回ること、新クリーンセンタ ー建設事業でも大幅な予算の追加等が予測されるなど、さらなる財政への圧迫が心配されま す。

 国からの普通交付税も、平成27年度になりますと一本算定となり、5億円段階的に減額さ れます。収入面からいいますと、葛城市の有する大企業の業績悪化から、法人税等も大幅に 減ってきています。
 もう一度財政計画をしっかり見直し、本当に必要な事業は何かを見きわ めるべきです。健全財政を確立し、葛城市の未来の子どもたちにつけを回さない、それが重 要です。
 いずれにしましても、真の民意はどこにあるのかを検証していただくことをお願いしまし て、この事業の凍結に対する私の賛成討論とさせていただきます。

西川議長西川議長
 ほかに討論はありませんか。
 下村君。

下村議員
下村議員 発議第6号、地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍結を求める決議につきまして、 反対の立場で討論させていただきます。

 道の駅の位置づけにつきましては、新市建設計画において、南阪奈道路のインターチェン ジ周辺の好条件を利用し、自然環境との調和を図りながら、商工業、農業の振興、また活性 化を目指し、地域産業や地域住民と連携、協力し、官民一体で地域活性化を推進するため、 新たにその拠点施設の整備を行いますと位置づけられております。

 また、平成18年に作成された山麓地域整備基本計画においては、本市産業の活性化を図る ための地場産業振興ゾーンとしての拠点整備と位置づけられ、現在整備している道の駅はこ れらの計画を進める上での事業手法として具体化しているものでございます。

 また、道の駅構想に至るまでの経緯につきましては、市内の農業者、商工業者等が今直面 している問題や、行政への要望などがタウンミーティングなどのさまざまな機会を通じて出 され、その中で自分たちのものが販売できる直売所の設立の要望や、新たな販売所等の創設 による商工業の活性化の要望等を具体化し、市の活性化に捧げていくための手法として考え 出されのが、道の駅構想となっているわけでございます。

 そしてこの道の駅構想は、新市建 設計画における地域活性化事業の事業化を進めるための道の駅新設検討委託料として、平成 22年度予算に計上され、検討委員会及び市民ワーキング会議を設置し、道の駅の基本計画が 策定されているわけでございます。

 さらに、道の駅整備にかかわる進捗状況につきましても、 事業用地につきましては約70%もの用地買収が進み、また(仮称)道の駅かつらぎ設立準備 会が立ち上がり、地域の方々が中心となって新会社等の設立に向け、運営等も視野にさまざ まな検討が進められているとも聞いております。

 以上のことから、現在進めている道の駅につきましては、農産物などの販売、商工業者が チャレンジできる場の提供だけでなく、休耕地の解消、にぎわいの創出、新たな雇用を生む などの葛城市の地域活性化を進める上で必要な事業であり、合併特例債が使える間に進める べき事業であることを認め、反対の立場の討論といたします。
 以上でございます。

西川議長西川議長
 ほかに討論はありませんか。
 岡本君。

岡本議員
岡本議員 今現在、発議6号で上程になっております地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍 結を求める決議ということでございまして、今いろいろと質疑で議論をされました。私は賛 成の立場でこの場所、あるいはその経過から討論をさせていただきたいというふうに思いま す。

 新道の駅建設計画につきましては、所管の委員会に報告されましたのが平成22年7月のワ ーキング会議が発足いたしました。地域活性化事業新道の駅建設計画、事業費、用地が1.2 ヘクタール、10億円で、社会資本整備事業として国庫補助55%、残り合併特例債、これは借 金ですけれども利用して建設する、こういう話があったわけでございます。平成23年3月、 基本調査設計をコンサル会社に837万9,000円で発注した。こういう話を受けまして、この時 点で場所はどこかということは決まっておりませんでした。

 平成23年9月の所管委員会では、 道の駅農産物加工施設、農産物直売所、観光プラザが併設された新道の駅の配置図が示され ました。計画予定地は現在の場所になっておるわけでございます。
 私はこのときに、計画の 場所は、平成18年に策定された都市計画マスタープランに位置づけされておる地場産業振興 ゾーンであるということを申し上げました。この地域は合併後、商工会が南阪奈は中南和の 玄関口、これにふさわしい施設として商工会館の建設あるいはホテル、セレモニーホールの 誘致等の計画がされておりました。

 一方、行政側としては、平成18年には山麓地域の整備計 画の中で、今はないですけども城周辺に貸し農園、クラインガルテンと花の里の計画があっ たわけでございまして、大阪近郊から観光を兼ねて貸し農園を利用し、土に親しみながら自 分で生産した野菜、また地域で生産された野菜とともに販売できる直売所を設けて、観光客 の誘致を図る計画でありました。

 また、現在計画されておる場所は、県道寺口・北花内線と県道御所・香芝線の交点であり、 交差点であります。進入路の位置としてはふさわしくない旨指摘をいたしました。そこで、 県道寺口・北花内線交差点部分を東側に迂回する回答がありました。しかし、結果は県と協 議した結果、迂回はできず現状どおりと、了解されなかった。この状態で出入り口とした場 合、交通渋滞は避けられず、大きな事故にもつながりかねない事態が予想されます。

 このような状態で、事業が当初用地が1.2ヘクタール、10億円から、用地が3.3ヘクタール、 18億円と、事業が膨れ上がり進めようとされておるわけでございます。
 また、平成23年10月 に(仮称)株式会社新道の駅かつらぎ、発起人、商工会あるいは農政活性化推進協議会の代 表者が連名で、新道の駅設立要望書が市に提出をされました。そのときの経営分析では、農 産物の直売所、農産物の加工所、商工プラザ、レストラン等の年間売り上げが9億5,000万 円と見込まれています。
 本当に、葛城市内で農産物の出荷が見込まれるのか、不安材料でご ざいます。 こうした中で、ワーキング会議、地域活性化委員会で検討され、現在の場所が確定され、 議会としては場所の審議がされないまま決まっていった、こういう経過でございます。

 私は問題点として、出入り口の混雑の解消、施設規模や配置が二転三転しながらいまだに 決まっていない、農産物の出荷や販売の見通しが不透明のまま、用地買収が進んでおります。 先ほど吉村議員の話がありましたように、3.3ヘクタールのうちの70%が契約済みであると、 12月4日の所管の委員会協議会で報告をされました。
 従前からの説明ですと、なかなか短期 間で買収ができないという話があったのにもかかわらず、ここにきて短時間で用地買収が進 んできた。私は懸念するのは、余りにも早く進んで、県との協議が綿密にされていないので はないかなというふうに思います。

 そこで私は、自分の考えですけども、さっきも話出ましたけども、道の駅部分と公園部分 に分けて買収されているのではないかな。もしそうであれば、公園用地で買収したというこ とであれば、公園に対する附属建物しか建たない。また、上限も敷地面積の2%しかできな い。こういうようなことであれば、本当に農産物の加工所あるいは直売所、観光プラザが建 つのかなというふうに疑問にも思っております。

 こうした中で、山麓地域の活性化を早急に進めなければならないということは、よく認識 をいたしております。現在あります「當麻の家」、「アグリマート新庄」のことも考慮しなが ら、私は、平成18年に計画された山麓地域整備計画どおりに実施すべきではないかというふ うに考えております。

 また、現在、JAならけんが中和幹線道路沿いに、耳成高校跡地です けども、面積1.8ヘクタールの面積を利用して本年4月にオープンしたまほろばキッチン、 予想は年間入場者100万人、年間売り上げ10億円ということで開設をされました。今現在、 当初よりも予想が大きく下回っているというふうなことを聞いておるわけでございまして、 葛城市の新道の駅につきましては、先ほど述べましたように、いまだに管理運営組織も構築 されないまま、運営計画も示されていない現状であるわけでございまして、また私は今回の 市議会議員選挙の期間中に、多くの市民から18億円もの多額の投資をして進められようとし ている新道の駅の建設に反対してほしいという声も聞きました。

 このような中で、このまま 事業を進めてよいのか。私は計画を基礎から見直すためにも、凍結をして再検討すべきとい うふうに考えるものであります。また、住民の多様なニーズをより適切に行政運営に反映す るためにも、住民自治の観点から住民の意見もよく聞く方法も大事かなというふうに考えま す。
 以上で討論を終わります。

西川議長西川議長
 ほかに討論はありませんか。
 増田君。

増田議員
増田議員 ただいま上程されております発議第6号、地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍 結を求める決議につきまして、反対の立場から討論を行います。

 まず、新市建設計画事業として展開される各種の事業が、将来の葛城市の財政に悪影響を 及ぼすといったことでございますが、単独の市町村での国の補助金のみでの事業を進めるの と、合併市町村が合併特例債を用いて事業を進めるのとでは、どちらが有利であったかとい うのは、合併の議論の中で十分説明のあったことだというふうに思います。

 もしこの地域活 性化事業「新 道の駅建設事業」が合併特例債を使わず、補助金のみで行われる事業であれば、 市の持ち出しも相当額あるわけですが、合併特例債を使うことで市の負担もかなり軽減でき る効果があるわけです。 特例債は借金ですので、償還をする必要がございます。将来に返済する額も約3億ほどと いう見込みになり、将来に与える影響は決してないわけでございますが、他の新市建設計画 事業と違うところは、これらの金額を使って生み出される市の経済効果向上にあります。 新クリーンセンターや給食センターは、老朽化による統廃合ということで、必要ではあり ますが建設しても直接経済効果の向上というのはあらわれません。

 しかしながら、地域活性 化事業道の駅につきましては、経済効果を生み出すことの事業であると考えられます。 市内外、県内外に多数の方に対しまして、メディアを通じまして容易にその存在を知って いただくことができますので、市内の観光や買い物をしていただくことで、市民にも市にも メリットが生み出されるものでございます。 そのためには、より綿密な経営分析を行って、市民が賛同できる経営方針を早く打ち出し ていただきたいと願うところでございます。

 次に、道の駅が市で2つになるということにつきましても疑問視されているわけでござい ますが、それぞれ特徴を生かした運営をしていただくことで、逆に相乗効果を上げることが できるような施策も打ち出していただきたいというふうに考えてございます。
 以上をもちまして、私の反対討論とさせていただきます。

西川議長西川議長
 ほかに討論はありませんか。
 内野君。

内野議員
内野議員 ただいま上程されております発議第6号、地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍 結を求める決議について、反対の立場から討論を行います。

 道の駅については、休憩施設と地域振興施設が一体となった道路施設として、現在では全 国で1,000を超える施設が整備されているところです。また、テレビで、雑誌等で、たびた び取り上げられることからも、自治体の情報発信基地として非常に有効な手段であると考え られております。 旧来の道の駅は単なる休憩所がある道路設備としたところが多いですが、最近の建設され る道の駅について、売上高が20億円近くに達する施設が整備されています。

 この道の駅については、地域活性化事業として検討が始まったわけですが、合併協議会の 当時の議事録をホームページから確認してみると、南阪奈道路の開通に伴い、インターチェ ンジ周辺への人と物との大規模な流通が予想されることから、これを生かして農業を初め商 工業の復興と活性化、文化財、観光資源の情報を広く発信し、地域住民と都市住民との交流 を図り、また地域産業や地域住民と連携、協力し、官民一体となった取り組みを推進するた めの拠点としての施設整備を行うと書かれています。

 また、計画の概要としては、農業、商 工業にかかわる地域住民の開催による販売コーナーや、環境面に配慮した不用品交換会やフ リーマーケット等が開催できる多目的広場の設置、また地場産品や観光地、文化財の紹介の ための展示コーナー及び視聴覚室、関係者のための会議室、研修室、管理事務所、駐車場等 の設置を行いたいとも書かれておりました。
 これは、道の駅における機能である、道路利用者のための休憩機能、道路利用者や地域の 方々のための情報発信機能、そして道の駅をきっかけに、まちとまちとが手を結び、活力あ る地域づくりをともに行うための地域の連携機能と一致しているわけであります。

 さらに、 道の駅の中に設置を予定される農産物直売所において、販売される農産物については、本年 3月に策定された食育推進計画における地産地消の取り組みの拠点とも考えられ、観光等の 情報発信機能により市内外に葛城市を知ってもらうことができ、これに伴う観光客の増加や 市内での消費行動等の経済効果は、道の駅以外の他の施設とは比較にならないと考えている わけでございます。

 また、先に申し上げた販売高の大きい道の駅は、施設規模も大きいものが多いわけですが、 これは集客力の問題が出てくるわけであります。とりわけ郊外の商業施設は、駐車場が十分 にとれており、集客力が高い施設でないと経営が成り立たないと考えられます。まさに、道 の駅に求められるものも同様で、規模の大きい道の駅ほど集客力は高まり、安定した経営に つながるものと考えられるわけです。
 もちろん現在競合すると思われる道の駅、また大型直 売所や今後建設を予定される同様の施設についての情報収集、戦略の構築は不可欠ではあり ますが、毎年度安定した収益を上げている道の駅、例えば私もよく利用させていただきます が、羽曳野市しらとりの郷や岸和田市愛彩ランドなどは、年間売上高が10億円を超えると聞 いておりますが、どれも駐車場は広く、特徴のある魅力ある経営をされておられるかと思い ます。

 葛城市の新道の駅につきましても、他にはない独自性を打ち出し、集客力の高い経営方針 を検討していただくことで、競合する他の施設とも十分にわたりあえるものとなるはずです。
 現在受けている道の駅の整備推進の請願においても、これほどの多数の方の連名での意見 でございます。市民のこの事業に対する期待の大きさの表れであると思います。そのために は、道の駅の整備をとめることなく、個性的な経営方針、運営計画の策定に取り組んでいた だくべきであると考えます。
 以上をもちまして、私の反対討論といたします。

西川議長西川議長
 ほかに討論はありませんか。
 藤井本君。

藤井本議員
藤井本議員 ただいまの地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍結を求める決議に、賛成の立 場から討論を始めます。

 私は、自分の意見をまとめてないですけども、約6点に分けてその理由を述べていきたい と思います。
 今、全国に道の駅というのは、先ほど今、内野議員からありましたように、約1,000ある。 これは、道の駅制度というのは平成5年から開始されて、今1,000になってる。しかし、平 成20年ぐらいまでは、その需要とともに多くつくられてきたわけです。平成20年、21年ぐら いから、減りはしてないけども微増という形で、今1,000に来ていると、こういう現状であ ります。 平成5年からですから今でちょうど20年たって、道の駅に関しては、本なんかを読んでみ ますと、これから新しいステージに入っていくんだと、このように言われているところであ ります。

 そういった文献を読んでみますと、年間を通じて多くの人々でにぎわう人気の道の駅が注 目を集める一方で、利用者の減少に歯どめがかからず、設置者である市町村等の財政を圧迫 するような道の駅も出てきている。また、ライバルとなる農産物直売所も全国的に増加して おり、景気の後退が追い討ちをかけるなど、今後、道の駅を取り巻く環境は、ますます厳し さを増していくことが予想されるというのが、全国的な道の駅に関する、今現在の研究の概 要というものであります。

 私は、そういう中で道の駅をすぐさまやめなさいとは言いません。しかし、こういった厳 しい環境が予想される、全国的にも予想されるという中で、先ほどから出ておりますように、 本当に計画性に欠ける。収支バランス、こういったものが、これからやるんだと、こういう 中で、本当に進める時期にあるのかどうか。
 今、求めてますように、凍結をしてもう一度練 り直しをするということが必要な事業ではなかろうかというふうに思います。
 この全国の道 の駅、取り巻く非常に厳しさというものがいわれている中での、新しい葛城市としての道の 駅建設、そのことに関して私は、そういった全国的な厳しさという部分から、凍結をまず求 めていかなければならないというふうに思っております。

 続いて2つ目です。これは私自身も疑問に思っておるところなんですが、道の駅を設置す る場合に、2つの方法があるんだというふうに記載されています。国交省でも調べてきまし たけども、市町村が単独で道の駅をつくる単独型というものと、それと、道路管理者、県道 なら奈良県、国道なら国ということになるんですけども、これとが共同で道の駅をつくる、 いわゆる一体型と、こういうふうに言われているものです。 国交省にも電話で確認をしました。地方整備局道路部、ここにも確認をしました。ほとん ど今現在つくられている道の駅は、駐車場部分、これは国や県がやって、道の駅と言われる、 いわゆる建物を建てるような部分、こういったものを市町村に取り組んでもらっているのが 現状です。

 話は前後しますけども、それでは、市町村が単独で行うこの単独型、道路管理者と市町村 が一緒になって行う一体型と、これは皆さん方も、傍聴の方も聞いておわかりになるだろう と思います。誰が聞いたって、一体型でやる、国と葛城市、また県と葛城市になるかわから ないけれども、道路管理者と一緒に。だから駐車場そのものは、例えば県なら県の所有にな る。県が買収をしていく。

 国交省の今申し上げた地方整備局道路部にも確認すると、ほとん どのところはこの一体型で、国や市町村、県や市町村と一体となってやってますよ、市町村 の財政というのは厳しい折ですから、単独型というのはほとんどない状況にあります。これ は、ここ数日の間に私がこういった機関と電話でですけれども話しをさせてもらいました。 そこにルールはあるのかないのかということも尋ねますと、電話ですのでそんなに詳しい話 はできませんでしたけども、これは市町村の考え方次第だと。
 では、葛城市は一体どんな考え方をもって国と折衝したのか。県と折衝したのか。1つの ことをするのに、市単独でするのと、国と一緒にする、また県と一緒にする、誰が考えたっ てそっちを選ぶのが当然ではないですか。それが得られてなく進められている。合併特例債 は有利やから、これには期限があるねん、早うせなあかんねん、私はこういったところも含 めて、今、凍結しないと、最後に怒るのは葛城市民です。迷惑かけるのは葛城市民です。

 全国的に一体型と単独型。昔は財政の豊かさもあったんでしょう、できたときは市町村で 単独でやられていたところも多かったという話も聞きました。今現在、数だけでいうと約 60%が道の駅、全国にある、先ほども言いましたけど1,000ある道の駅のうちの約60%が一 体型。一体型というのは、共同でやった。単独型というのは約4割です。しかし、何遍も言 いますけど、最近はもう財政上一体型がほとんどです。
 ここらをどのように考えたらええの か。一度、私は凍結をしてもう一度練り直す。これは必要であろうかというふうに考えます。

 3つ目です。今申し上げたようなことも知識として、机上の空論ではあったらあかんと思 って、私はこの議会が始まってから、始まる前も含めて、県内の道の駅等行ってまいりまし た。またそれを運営する市町村にも行ってまいりました。全部は行けてませんけども、宇陀 市、また大淀町にもございます。平群町にも行って、この何年間かの売り上げ、今、下がっ てきてますねんと、こういうことの表までもらってまいりました。この道の駅を有する各市 町村を回ってみますと、共通しておっしゃったのが、今、道の駅というのはそんなに簡単と 違いますよ、建てるときはよろしいねん、最初はよろしいねん、しかし厳しいですよ、この ようなことをおっしゃいました。

 2つ目は、私はこの前に言いましたけども、つくられるときの費用、どれぐらいかかりま したかという話しをしているときに、私が行ったところだけかわからないですけども、駐車 場部分は県にやってもらいました。やっぱりやってもらってる。一体型という形で取り組ん でするわけです。その市町村の単独事業でせず。だからそういう部分を、大宇陀等も確認を してまいりました。道の駅を有する市町村なりと話しをしてみますと、奈良県道の駅連合会 という会合があるらしいんです。ここでの内容というものを出していただきました。

 葛城市 さん、「當麻の家」、頑張ってはりますやんか。奈良県でも何本かの指に入る売り上げも上げ ておられます。しかし、協議会のたびに奈良県でおっしゃってるのが、あそこはバリアフリ ー化をしたいんだ、こんなこともおっしゃってましたよ。駐車場が少ないんだということも おっしゃってましたよ。確かに、「當麻の家」は車をとめて買い物しようと思えば、またト イレを利用しようと思えば、階段を上っていくというところにあります。奈良県下のそうい う、奈良県道の駅連合会、こういうところではこんな話さえできて、ほかの市町村から私に ここはどうなってるんですかということもお聞きしているわけです。

 言ったか言わないかわかりませんでしたけども、建てるのは楽かわからないけど、経営分 析、これを5年、10年しっかりとしておかないと、本当にしんどいですよ。奈良県下にある 道の駅で収支を大きく上げているところというのは本当に少ないですよというのが、共通し た意見でした。農産物に非常に力を入れているとされる平群町の道の駅も、ここ3年は減っ てます、売り上げについては減少していますという月別の売上表もいただくことができまし た。 こういった中で、私自身思いましたのは、やはり凍結ということにほかならないというこ とでございます。

 4つ目についてお話しをしたいと思います。この18億円が確かに先走りしているような気 もします。この18億円というのは、道の駅の中で大きいのやろか小さいのやろか。これに私 は注目をいたしました。ここに、平成24年、昨年3月に道の駅を拠点とした地域活性化の調 査研究報告書というのを持っておるわけですけども、アンケート方式で調べられたものであ ります。アンケート方式になってますけども、道の駅の整備に係る総事業費についてという ことをアンケートで求められてます。
 2億円未満、2億円から4億円、こういう、何億円か かりましたかというようなのを表であらわされてるんですけども、6億円未満で56%。10億 円未満の事業費とされたところが74.5%、約75%。全国にある約3分の2の道の駅は、10億 円未満で道の駅をやられている。もちろん、さっきのにまた戻りますけども、国や県と一体 型ですればそういうことも可能であるかもわからない。

 今、葛城市では18億円と、これがク ローズアップをされてます。18億円未満までいきますと、もう90%を超えて、91、92%。6 億円未満だったら56%、そこからふえていって、18億円といくともう91%。上の方の高いと ころ、お金をかなり使っているところというふうにご理解をいただきたいというふうに思い ます。
 この道の駅、費用のことについて、今、説明がへただったかわからないですけどもご理解 いただけたと思います。10億円未満のところが3分の2なんだと、これだけでもご理解いた だけたらいいと思います。

 面積の問題です。今、それの反対討論の中に、駐車場が広ければいい、このようなお話し もございました。道の駅の敷地面積に関するアンケート。葛城市の場合は、今、何平方メー トルを考えているかというと、葛城市は3万3,000平方メートルの道の駅というものを考え ているわけです。全国平均が幾らで、全国ではというところですけども、50.5%、約50%の 道の駅が1万平方メートル未満です。2万平方メートルになりますと、2万平方メートル未 満というところも入れますと77%。77%が2万平方メートル未満。そういった区割りの表に なっておりますので説明がしにくいんですけども、葛城市の道の駅、今申し上げたように非 常に大きな道の駅であるということがここでわかっていただけるかというふうに思います。

 今申し上げたように、全国から比較しても、非常に総費用が高い、また全国でも珍しいぐ らい大きなものを建てようとしているにもかかわらず、早く計画を出してもらいたいという ふうな意見も出ているように、そのプランニングができ上がっていないというところも問題 を指摘をしておきたいと、このように思っております。

 5番目です。5番目はもう先ほど来からたくさんの方から収支の問題が出てまいりました。 きのうでしたか、阿古議員から日本経済新聞に載ったというのもございました。日本経済新 聞で、平成の大合併に取り組んだ地方の自治体が、多くの財政不安を訴えている。国が地方 交付税の割増し配分を特例措置、合併算定替えが期限切れとなる自治体が2014年から急増す るためだと、このように載っております。
 財政のことを深くふれていくと非常に時間がかか りますのでこの辺においておきますけども、この財政の問題、本当に真剣に考えないと、先 ほどもあったように市が出されたシミュレーション、これだけが走っていくのはおかしいと いうこともありましたけども、それならば何を信じてこのシミュレーションを出されている のか、我々は何を信じて市の財政というものを考えたらええのかといったときに、やはりそ れしかないわけですから、そこを皆さん方に間違いのないようにお願いしたいと思います。

 最後になりましたけども、きのうも私同じことを言いました。進めていく中で、市民の皆 さん方、まだまだ知らなすぎる部分がございます。一般質問の中でもこの新道の駅に対して、 お2人の方の質問があったわけでございます。しかし、市長は、自分自身信念をもって進め ていくんだと、先ほど吉武議員からありました、アンケートでもしたらというのも否定をさ れ、再度同じことばかり言いますけども、図書館に行かない人は事業に反対するんだ、こう いうこともおっしゃられ、市民の皆さん方と進めていこうというその姿勢を、私はうかがえ なかったというところでございます。

 6点について、私は私なりに意見を述べさせていただきました。 最後にこの道の駅、費用対効果、コストパフォーマンスというものを、私は確立されてい ないと思います。この道の駅が葛城市にとって本当に必要なのか、その妥当性というものを 市民と一緒に協議する時間、それが必要と思い、凍結を求めるこの議案への賛成討論といた します。
 以上です。

西川議長西川議長
 ほかに討論ありませんか。
 白石君。

白石議員
白石議員 発議第6号の地域活性化事業「新 道の駅建設」事業の凍結を求める決議について、賛成 の立場から討論を行います。

 私は新庄町の時代からまちづくりにかかわり、また合併時につくられた新市の建設計画と いうまちづくりにもかかわってまいりました。さらに、葛城市の新市の建設計画を具体化を する山麓地域整備計画や総合計画づくりにもかかわる、そういう立場であったわけでありま すので、この点の経過も踏まえながら討論に加わってまいりたい、このように思います。

 新在家の道の駅ふたかみパーク當麻に続いて、南阪奈道路の葛城インターチェンジの南側、 大字太田に建設されようとしている新市の新道の駅、先の市議会議員選挙では、葛城市に2 つもの道の駅は必要なのか、道の駅をつくって誰が得をするのかなど、多くの市民から疑問 の声が寄せられました。当然のことだと思います。
 この新しい道の駅建設事業は、新市建設計画や山麓地域整備基本計画、地方自治法第2条 第4項の規定に基づき議会が議決、決定をした葛城市総合計画、さらに都市計画法第18条の 2の規定に基づいて策定された都市計画マスタープランには全くなかった事業であります。

 山麓地域整備基本計画は、合併前につくられた新市建設計画に基づいて、山麓地域の整備事 業、地域活性化事業を具体化をするために、平成17年11月10日に設置をされた市議会まちづ くり特別委員会において、平成17年12月から平成20年2月にかけて6回にわたる議論の中で、 平成18年3月に策定をされ、承認されたものであります。

 さらにこの計画は、平成18年10月 に策定された葛城市総合計画、平成19年3月に策定された都市計画マスタープランにも盛り 込まれ、着々と進められてきたのであります。 その山麓地域整備基本計画では、山麓地域南部をファームリゾートエリアとして位置づけ られ、太田地域の地場産業振興ゾーン、寺口の地域においてはクラインガルテンと花の里、 さらに平岡地域ではソバの花咲く里として、整備事業が予定をされていました。これは、山 麓地域全体の活性化を目指す計画で、総事業費は10億円でありました。新道の駅の建設が予 定されている地場産業振興ゾーンの敷地面積は1万8,000平方メートル、事業費は5億3,000 万円でありました。
 ところが、平成20年11月山下市政が誕生後の平成21年7月20日に、商工会会長や観光協会 会長、区長会長、農業委員会会長などが参加する(仮称)道の駅計画検討委員会が立ち上げ られ、さらに10月18日には市民公募のワーキング会議、商工会員だけの推進委員会や商工会 員が半数を占める設立委員会を次々と立ち上げ、事業手法として新道の駅を選択、決定する ことで、18億円もの大事業へと転換をされてきたのであります。

 そして、平成23年3月にはワーキング会議が新道の駅の設置場所を決定をし、さらに推進 委員会や設立委員会によって施設の規模や内容、運営の方法、経営分析まで協議、決定され ることとなっていたのであります。
 この新道の駅事業が市議会に報告、説明されたのは平成23年10月25日の都市産業常任委員 会でありました。このとき既に18億円の事業費、設置場所も決定され、国に対する補助申請 まで行われていたのであります。

 市議会まちづくり特別委員会が2年以上かけて具体的な事 業手法まで議論、承認をしてきた山麓地域整備基本計画、さらにこの計画を盛り込んだ葛城 市総合計画や都市計画マスタープランを全く無視するやり方です。
 議会はただ追認するだけ の役割、二元代表制など全く眼中にないやり方であります。

 驚いたことに、山麓地域整備基本計画のクラインガルテンと花の里やソバの花咲く里整備 事業を切り捨てて、太田地域の地場産業振興ゾーンに18億円もの事業費をつぎ込む、この新 道の駅建設事業を打ち出した検討委員会、事業計画策定の隠れみのにされてきたワーキング 会議、事業計画を具体的に推進をしてきた推進委員会や設立委員会の会議録、私はどうして このような事業に大転換をされたのか知りたいがために、開示請求をいたしました。
 ところ が検討委員会、ワーキング会議、推進委員会、設立委員会の会議録も残されておらず、どの ような議論であったのかという中身、どのようなプロセスで決定がされたのか全くわからな いのであります。

 更に驚くべきことは、新道の駅が設置される3万3,000平方メートルの敷地の中に、商工 会が合併前の平成16年3月に購入し、9年間塩漬けになっている土地が、2,200平方メート ル含まれている。ワーキング会議や設立委員会の委員の中にも、土地所有者が参画をしてい る。まさに、利害関係者が計画の立案にかかわり、施設の規模や内容、運営の方針や経営分 析等の策定に深くかかわっているのであります。

 誰のための事業なのか。道の駅事業の正当 性、透明性、適法性が厳しく問われなければなりません。 また、検討委員会やワーキング会議が切り捨てた寺口、中戸にまたがるクラインガルテン と花の里、整備事業が計画されていた地域です、ここは。これは、新庄町が30年も前から、 南阪奈道路の建設により奈良県南部地域と大阪を結ぶ玄関口として、研究産業ゾーン、文化 観光レクリエーションゾーンとして整備することを、総合計画や都市計画マスタープランに 位置づけてきた地域であります。当然、この整備計画が合併前の新市建設計画に取り入れら れ、山麓地域整備基本計画や総合計画、都市計画マスタープランに取り入れられ、具体化さ れることは、当然のことでありました。

 ところが、その新庄町時代からの長年の懸案だった整備計画が、一部の団体や関係者のた めに切り捨てられたのであります。新道の駅建設事業は、先人たちのまちづくり計画や議会 が承認、議決した諸計画をないがしろにし、切り捨てるものであり、これは認められません。

 しかも、平成21年7月10日に道の駅検討委員会が設置されてから4年間経過をしているにも かかわらず、いまだに施設の規模や内容、施設の配置が決まらず、運営方針も経営分析も決 まっていないのであります。18億円もの市民の税金を投入する大事業にもかかわらず、こん なずさんなやり方は、私は見たことも聞いたこともありません。
 事業を推進してきた人たちは、18億円の事業費は国からの交付金8億円、残りは有利な合 併特例債で賄える、市の持ち出しは実質3億円程度で何の心配もない、どんどん行こう、こ う考えている人たちがいます。

 とんでもないことです。市の財政問題は、1つの事業を捉え て、市の持ち出しや財源の内訳は葛城市の近い将来、遠い将来の財政を判断する材料にはな りません。今、葛城市の新市の建設計画事業は、新庄小学校附属幼稚園建替え事業、学校給 食センター建設事業、新道の駅建設事業、これらが新たに追加され、その上に新クリーンセ ンター建設事業費が60億円を超える状況にあります。新市建設計画が大幅に変更され、拡大 されています。事業費は、平成18年の157億円から200億円に膨らんでいるのであります。

 この変更、追加された新市建設計画に基づいて策定をされた、平成21年度から平成32年度 までの変更された財政計画を見てみますと、借金の残高は平成26年には207億円に達します。 毎年の借金の返済は、平成27度には16億円に増加をし、平成28年度以降は毎年19億円から20 億円にもなってきます。

 通常の年の7億円から8億円も増加をするわけであります。そこで 財政計画は、収支のバランスをとるために、平成27年度からは借金返済額の大幅な増加と段 階的に減らされることを考慮して、支出面においては平成27年度から道路の新設や改良など の普通建設事業、通常の年、大体10億円を超える金額でありますが、2分の1以下の4億 9,700万円に削減をしている。平成28年度以降も何と3億円、あるいは7億円と大幅に削減 をしています。この3億円台の普通建設事業というのは、旧當麻町がゆうあいステーション を建設をし、借金の返済が始まった年に3億数千万円の普通建設事業でありました。それ以 外は、10億円前後の普通建設事業が確保されていたのであります。

 さらに、収入面では平成28年度から毎年4億円から7億円、これまで積み立ててきた基金 を取り崩して収入を補う計画になっています。その結果、平成26年度までに積み立ててきた 40億円に及ぶ積立金は、平成32年度には10億円程度に減ることとなっています。
 この上に、 平成32年度からは、交付税が一本算定されて丸々5億円が減少することになるのであります。 この財政計画を見れば、平成30年度以降の早い時期に、積立金が底をついてしまうというこ とになるのであります。

 1990年代に国は公共投資基本計画をつくって、10年間で430兆円の公共事業をやる、さら に村山政権のときに12年間で630兆円の公共事業をするという中で、国は毎年20兆円前後の 地方単独事業を地方に押しつけてまいりました。これも合併特例債と同じように、充当率は 95%、有利なものがありました。交付税の基準財政需要額に元利償還金の40%から50%算入 をして、後年度に返ってくるという仕掛けでありました。
 これに地方が「補助金と一緒や、 使い」という形で、どんどんと借金を重ねて財政が破綻をする、そういう状況になった、こ れは上牧町や河合町や御所市や大和高田市や、近隣の市町村を見ても明らかであります。
 そ の上に、平成16年度からの小泉内閣の三位一体計画によって交付税が減らされて、葛城市も 10億円も交付税が減額される、こういう事態に陥りました。

 こういうことを含めて財政問題 を考えていかないと、これは葛城市の将来を見通すことができないわけであります。 今は幸いにして、麻生政権以来の地方財政対策や経済対策によって、その困難に陥った大 和高田市や御所市や上牧町、河合町も実質収支黒字に転換しました。奈良県で初めてのこと です。
 御所市も41年ぶりに実質収支が黒字に転換した。東川市長、一生懸命頑張ったけれど も、何よりも大変だったのは、国の財政政策だ、もっと考えてもらわなきゃならない、この ように言っているのであります。

 私はこのような観点から、本道の駅建設事業の凍結を求める決議について賛成をし、これ が決議されることを求めて、私の討論を終わります。

西川議長西川議長
 ほかに討論はありませんか。
 (「なし」の声あり)

 討論ないようですので、討論を終結いたします。

 これより、発議第6号議案を採決いたします。
 本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 (起立少数)
 起立少数であります。
 よって、発議第6号は否決することに決定いたしました。

 ここで、暫時休憩をいたします。

 border=

【当サイトのご利用にあたって】 このページの上部へ↑
Copyright (C) 2013 吉村ゆうこ All Rights Reserved.