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吉 村 ゆ う こ |
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地域活性化事業「新 道の駅建設事業」計画の凍結を求める決議 平成16年10月に葛城市が誕生して9年が過ぎました。新市建設計画(10年間)も来年度末には大きな区切りを迎えようとしています。合併特例債 は 一昨年の東日本大震災によって、国は5ケ年の延長 (葛城市は平成32年3月末迄 )を認めましたが 、尺土駅前広場整備事業、新クリーンセンター建設事業、等に代表される大きな合併特例債事業の 進捗状況には市民皆様の関心も高く、また膨大な事業費が将来の葛城市財政に及ぼす悪影響も懸念されるところです。 地域活性化事業(仮称)新道の駅については、平成23年10月に初めて議会に報告され、それ以降の事業計画説明の度に各々議員からは新 道の駅の経営分析や経営方針の甘さ、新 道の駅の侵入誘導路設置が太田南交差点(山麓線と南阪奈道路側の交差点)付近になる事での渋滞、また新道の駅建設事業計画が幾度となく変更され、約一万坪に及ぶ大規模な新道の駅建設計画へ疑問を呈する意見もあります。 葛城市には現在「當麻の家(道の駅)」があり、2つ目となる新道の駅の建設には市民皆様からの疑問の声も数多く聞かれるところです。 よって、現在計画されいる地域活性化事業「新 道の駅建設事業」を凍結することを強く求めます。 奈良県葛城市長 山下 和弥 殿 葛城市議会長 西川 弥三郎 殿 地域活性化事業「新道の駅建設」計画の凍結を求める決議について 上記 の議案を、別紙のとおり地方自治法112条及及び 葛城市議会会議規則第14条1項の規定により提出します。 平成25年11月28日提出 賛成者 葛城市議会員 阿古 和彦 (印) 賛成者 葛城市議会員 吉村 優子 (印) 賛成者 葛城市議会員 岡本 吉司 (印) 賛成者 葛城市議会員 藤井本 浩 (印) 賛成者 葛城市議会員 白石 栄一 (印) | |||||||||||||
葛城市12月定例議会 新 道の駅建設事業計画の凍結を求める議案を提出! 発行日:平成25年12月 発行者:阿古和彦 吉村優子 岡本吉司 藤井本浩 白石栄一 新 道の駅 に18億円!? 葛城市は、3万3千平米(今年オープンした橿原市の「まほろばキッチン」の1.8 倍)の敷地に18億円もの膨大な資金を投入して、平成27年4月オープンに向けて、「新道の駅」建設事業を進めています。 ところが、運営方針や経営分析、施設の規模や配置、周辺道路整備等が未だに決まっていません。また農産物などの集荷や販売の見通しも不透明なまま、用地買収は見切り発車で進められています。 しかも、予定地隣接の山麓部には違法な盛土が放置され崩壊の危険性があります。万全の地すべり対策がとられない限り、利用者・市民の安全を守ることはできません。 こんなずさんなやり方で、このまま事業を進めていいのでしょうか。私たち議員有志は、計画を凍結し、市民の総意で再検討することを提案します。 葛城市の財政は大丈夫か?
合併時の「新市建設計画」の事業費は、ゴミ焼却炉建設事業や尺土駅前周辺整備事業など157億円でしたが、新道の駅建設事業はじめ、学校給食センター建設事業等が追加され、変更後の事業費は200億円に膨れ上がり、借金(合併特例債等)も当初の77.5億円から100億円に増加しています。 変更後に策定した「財政計画」(平成24年6月)では、平成27年度以降は、普通交付税が段階的に5億円減らされる一方で、借金の返済が20億円程度に増加することによって、毎年7億円から13億円の歳入不足が予測されます。これを補うために、普通建設事業が大幅に削減せざるを得なくなっています。 さらに基金積立金から、毎年3億2千万円から7億5千万円を取り崩し、歳入不足を補っていますが、平成32年度には、基金残高は10億円程度に減少し、平成33年度以降の早い時期に基金が枯渇し、赤字に転落することが容易に予測できます。 今すぐ、「新市建設計画」を見直し、事業の取捨選択、事業費を大幅に削減して借金を減らし「健全財政」を確立することが求められています。 葛城市に2つの「道の駅」が必要なのか?
平成7年にオープンした「當麻の家」は地産地消に取り組み、今日では「道の駅二上パーク當麻」として、2億円を超える売り上げを確保し、黒字経営を維持しています。しかし道路事情の変化や近隣に競合する施設が増えれば、売り上げに影響がでることは避けられません。現実に、南阪奈道路の開通で利用者が減少し、売り上げが落ちるという時期がありました。
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