Q1 【 会 場 】
●道をつけてもらうのに、自腹でした人、役所にしてもらった人。この違いは何ですか?
●固定資産税の比率が新庄地区と當麻地区で違うのは何故ですか?
【 パネラー 】
●道路の件ですが、合併までは若干違いが有ったと思います。
旧町新庄の場合で説明しますと、農道は国から補助金がありますが町から国に負担金を払うという制度がありましたので昭和45、6年頃から個人負担してもらっていました。しかし用地については行政から渡すので土地は無償で個人負担てすというのが農林省管轄の道路です。
地元の皆さんが此処へ道路をつけてください(地元大字要望)の場合は土地は無償で出してください。負担金は頂きます。ということで旧町新庄の場合はやってきました。
しかし平成になって水路、道路工事で出してもらった土地については負担金は頂きませんと変わりました。
国の補助事業は地元の要望もありますが市のまちづくりに於いて国交省であれば生活道路、これを国道、県道を中心に市道をつける。道路計画を立ててどんな町をつくるために何処につけるかは行政の仕事ですので補助事業でやります。
国の補助事業の場合は土地は買収しなければ補助事業になりません。
●固定資産税は3年に1回評価変えがあります。
国が地価税の参考に基準地を設けていて公示価格の7割まで税金を徴収しなさいと言ってます。
税率を決めるのは市町村です。評価額に対して課税標準額を計算します。ですから評価額と課税標準額の間には差額があり国の額に近づけるために上がっていきます。固定資産税の仕組みですのでちょっとずつ上がります。
ご理解ください。
Q2 【 会 場 】
●道の駅の品揃え、品質は特徴が無いが道の駅は今後続けていくのですか?
【 パネラー 】
●私個人の意見ですが、出来た物はしょうが無いので、借金も返していかないといけないのでどのように活用してお金を生み出していくのかという方向で考えないといけないと思っています。
道の駅の成功事例を勉強しているのですが、そこでしか変えない品物、付加価値の高い品物、地元の産品を使った独自商品の開発、そこにしか無いサービスなどなど特色ある道の駅に育ててお金を生み出したいと思っています。
●出来た物についてどうのこうのと言う段階では有りません。
作る時にそれを作るべきか、作らないのかの話で出来た物は最大限活用するという形しかありません。
只、私が感じているのは営利を目的とする事業に行政が関って良いのか疑問があります。
道の駅は民間の方に指定管理していますのでその方に頑張って頂き、新たな税金の投入はしませんが人が出来るだけ来て頂ける様な協力はさせてもらっています。潰す訳にはいきません約30億もかけた施設ですので。
Q3 【 会 場 】
●未処理金は予算の財政にいれたら良いのではないか?
●尺土駅前の開発について現状と将来的に開発できるのか?
●竹之内街道が日本遺産に登録されましたが周辺もPRすればよいのではないですか、当麻寺は寺院ごとに拝観料取られるのがどうも。
【 パネラー 】
●未処理金の件は百条委員会で真相の解明をしていますが会を重ねれば重ねるほど弁護士費用が嵩みます、お金の所在が上明なのではなく保管されています。そのお金をどのように処理するかはチョット先の議論になります。
●尺土駅前の開発については新市建設計画の中で図面は出来ています。東西の道とロータリーは新市建設計画の中でうたわれていますが、南北の道をつけないと非常に利便性が悪い駅の整備になってしまいます。
最終的には南北の道が整備された時点で尺土駅前の整備は完結です。
●駅前に大きな民間の工場があるお話ですが、葛城市は工業ゾーンというものを持っています。
住宅地は住宅地、商業地は商業地、工業地は工業地という整備が必要だと思っています。将来的に企業さんが移転を考えられればちゃんと移転できる条件整備は必要ですので県とも話し合っていて京奈和道の御所インター付近に工業地をという計画の話の中で薑(はじかみ)、新村、新町を入れていただきました。
●竹之内街道については街道から集落の間の道の整備について県にお願いしてて前向きに対応してもらっています。
周遊道路の構想があります。葛城市内をず~っと見て歩いたり自転車でまわれる道のルート作りを今やっております。
●当麻寺の拝観料の件ですが、当麻寺は宗教法人で浄土宗と真言宗が混在していて各寺院の事情も違いますので行政が立ち入る事はなかなか出来ません。共通拝観券を作ってやってみた事もありましたが解決策には至っていません。
●ちょっと余談かも分かりませんが、当麻寺の境内に入るのは無料で国宝が7つあり無料で見る事ができます。他のお寺はどうですか?。考え方の転換で当麻寺は非常に皆さんに優しいお寺と言えませんか?
Q4 【 会 場 】
●この報告会そのものは青雲会が主催する報告会ですから軽々しく市長に回答させるのはやめて欲しいと個人的に思っています。みなさん市民から選ばれて議員になられてどのように答えていただけるか皆様方の成長もわかります。議長、議会運営委員長もおられます。皆様方が一生懸命に回答して頂ける姿勢を見せて頂くのが参加者への礼儀ではないでしょうか。
●今日、谷原一安 議員がおいでになっていますが共産党という事で ディスクリミネータ(ある目的のために差別するもの)されたのか、その辺のところちょっと疑問に思っています。2月の時には一緒に報告されていたと思いますが。私、中央の人物にはアレルギーがあるのですが、葛城市の共産党、白石さん、春木さん、立派な方が多いのです。阿古市長が誕生した時の白石議員やその他の方々の働きというのは我われが想像つかないぐらい大変だったんです。その方々を引き継いで谷原さんが来て頂いていますけれども個人的な意見としては、そちらの方に座って頂いて一緒に発表される側におられれば私としては嬉しいなと考えています。
【 パネラー 】
●ありがとうございます。たまたま今日、市長来て頂いて我われには市政の執行権が無いので市長にお答頂きました。
谷原さんについてはたまたま今回は青雲会だけでやってみようということでこの会を設けさせて頂きました。元々は道の駅の考え方として同じ方向を向いていたので一緒に活動を始めました。別に共産党だからという事ではなく青雲会だけでやってみたいという思いもあって開催しましたが今後はいろんな形でやっていきたいと思います。
Q5 【 会 場 】
公共バスは我々高齢者には非常にありがたいありがたいのですが使用頻度は少ないです。乗ってられる方も少ないですし料金は安いです。かなりの赤字ではないのかと思っています。将来の見通しを教えて頂ければと思います。
【 パネラー 】
●先ほど御意見ありました様に議員の立場と行政の長としての立場がありますので行政の考え方は考え方としてお伝えしないいけないのかなと思います。
●公共バス(コミュニティバス)については今、見直し作業にかかっています。コミュニティバスの財源というのは特別交付税で、実はこれは非常に危うい財源で、どこかで災害が起きると特別交付税がどっと持っていかれてなくなってしまいます。
バス停を作って。ルートを変えて・・・。個々の要望がかなり上がってきます。公共バス(コミュニティバス)は効率が悪いです。が、公共性、福祉という面からの考え方を加味して、他の分野の考え方を含めて考える様に指示しています。
平成31年10月以降のコミュニティバスの運行形態の在り方
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